HGUC シャア専用ザク2

2011年1月21日 (金)

HGUCシャア専用ザク2 その14 <完成>

今作はリアルさよりもアニメの雰囲気を大事にしたかったので、フィルター塗装はほどほどで終了し、AFVではよくやるチッピングもなしです。

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ということで、本年第1作目はこれで完成です。
写真ではフィルター塗装の前後で何が変わったかほとんど分かりませんが、微妙にトーンが落ちています。
最後に、こげ茶色に微量の青を混ぜた色でフィルターをかけた効果が大きかったです。

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私は、ミゲルさんを大変尊敬していて、あんな色使いが出来ればいいなあと思っていますが、彼のスゴイところはフィルターに青を取り入れた点ではないかと個人的には感じています。
青は大変強い色なので、少量混ぜただけで色がぐっと変わります。
それを巧みにコントロールする彼の技量とセンスは、そうやすやすと真似できるものではありません。

さて、手前味噌で恐縮ですが、このブログでもご紹介したウェブマガジン『i-modellers』の次号に、制作記事を寄稿させていただいております。タイガー1中期型をお題に、毎度おなじみのツィメリットコーティングの解説も含め、エントリーモデラー向けの記事になっております。
徐々に内容を更新していますので、もしよろしければそちらもご覧ください。また、もしご覧いただけましたらご感想を編集部あてにお送りくださるとありがたいです(入力フォームがあります)。

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2011年1月18日 (火)

HGUCシャア専用ザク2 その12 <フィルター塗装>

予定外に(?)キレイに出来ましたので、もうあとはスミ入れだけしてフィニッシュということにしようかとよっぽど思ったのですが、やっぱりそうもいきません。
特にフィルター塗装だけは外せません。模型を作っていてフィルター塗装をしないなんて、ク○ープを入れないコーヒーですよ(古っ!!)。
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とはいうものの、ピンクへのフィルターなんて初めてですので、どんな色のフィルターが合うのかさっぱり見当がつきません。
そこで、油絵具を何色か出してちょっと試し塗り。


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それでもハッキリ言ってよく分からないので、とにかくやってみることに。
手始めにブラウンピンククリヤーブラックを混ぜてみました。

ガンプラにウェザリングするか?という気もするのですが、今回のはウェザリングというよりはあくまで色味を深めるという意味合いのフィルタリングです。自分でもどうなるか楽しみですよ。

ところで、べつに腕は外す必要なかった…。

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2011年1月17日 (月)

HGUCシャア専用ザク2 その11 <組み立て終了>

さて、頭・腕・脚のすべてが出来ましたので、これらを胴体に組み付けていきます。
塗装面に指でチカラを加えてハメ込んでいくのは、とても勇気のいる行為ですね。

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こんな感じです。最近のガンプラは、昔に比べてなにかすごく大股開きで立たせたいみたいなんですが(違うのかな?)、私はこういういわば「棒立ち」のほうがなぜか好みです。
このあと、仕上げ塗装をするので、マシンガンを持つ右手首はまだ外してあります。

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モノアイを作ったついでに、マシンガンとバズーカのセンサーレンズも同様に作りました。
このマシンガンのだけは、シルバーで裏打ちするのをすっかり忘れていたので、地味~な仕上がりになってしまいました。

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2011年1月16日 (日)

HGUCシャア専用ザク2 その10 <基本塗装終了~モノアイ制作>

最後にグレイ部を「ファントムグレイ」で塗装して、基本塗装は終わりです。
塗料が乾燥したら、腕や脚を組み付けていきます。

あとは頭部の仕上げが残っています。
モノアイを付けようとしたのですが、あらかじめ用意してあった部品がこの期に及んでうまくハマってくれません。仮組みのときはまだ塗装をしていなかったため少々強引にハメ込めたのですが、今は塗装後ですからパーツが当たると塗装が剥がれてしまいます。ガンプラで一番緊張するのが、この塗装後のパーツの組み付けなのです。

いよいよ大詰め、ここで無理はできませんので、このパーツの使用はあきらめました。
でも、それに代わるパーツがありません。そこで、モノアイレンズを自作することにしました。

ジャンク箱をあさって見つけた、捨てずにとってあった透明部品のランナーを使います。
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ランナーの先端を軽くライターであぶると溶けてキノコのようになります。ただ、これでは表面のRがきつすぎて魚眼レンズみたいで、ちょっと実感に欠けます。


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そこで、今度はあぶって柔らかくなったらすぐにガラス板に押しつけます。すると表面が平らなレンズが出来上がります。



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透明感も申し分なく、ランナーの反対側の端まで透けて見えますよ。

こうしていくつか作ってみて、良いものを選びます。
そして、モノアイ取り付け部の穴にピッタリ入るように現物合わせで整形し、ちょっと長めに切り出します。すると、汎用のレンズパーツにはない、奥行き感のあるレンズになりました。

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横にミラーシールを貼り、クリヤにほんの少しの蛍光ピンクを混ぜて(コレがミソ!!)裏から塗ります。裏にしか塗ってないのにまるで全体がクリアピンクみたいに見えて、思ったよりイイ感じです。

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塗料が乾いたら、さらにその上にもミラーシールを貼りました。

これを頭部の所定の場所に収めます。
接着にはエポキシ接着剤を使います。瞬着は白化するのでNGです。
思うように向きが決まらず、かなり苦しみましたが…。

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ちょっと接着剤がはみ出てしまいましたね。写真では分かりませんが、肉眼で見ると奥行きがあってオモシロイ感じになりました。



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ホントは黒い部分とレンズ面をツライチにしたかったのですが、ちょっと失敗して、出目金のようになっちゃったのが残念。
でも、角度を変えてもギラギラしてるでしょ?

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2011年1月15日 (土)

HGUCシャア専用ザク2 その9 <基本塗装2>

続いて胴体の濃い赤ですが、このガンダムカラーでは「レッド6」が指定になっています。

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しかし、これは実はレッドブラウンそのもので、ちょっとイメージが違うと思いビデオで確認したところ、やはりこんな茶色ではないので使わないことにしました。


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この「赤2号」は、初めてシャアザクを作った時(25年くらい前でしょうか)に確か胴体の指定色だったので買った物です。私はこの色を「あずき2号」と覚えてしまっておりまして…。もちろん「あずき色」と「あずさ2号」がゴッチャになってたワケですが。
ビデオを参考に、この赤2号にイタリアンレッドを混ぜ、白を少量加えて彩度を落とします。

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だいぶ進みましたね。

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2011年1月13日 (木)

HGUCシャア専用ザク2 その8 <基本塗装1>

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最近、私の作業机がネコのたまり場になってしまいましてですね。カワイイんですが、とても困ってます。なにしろ、机の上に作業中のプラモがあってもお構いなしに上がってきますからね。

さて、基本塗装に入ります。
塗料は、このキット用のガンダムカラーを持っていたのでそれを使います。
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薄いピンクは「ピンク3」です。
ランドセルの明るい赤は、スーパーイタリアンレッドに白を少量加えました。



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戦車のような影色の下地塗装はせず、白サフ地に塗っていきます。こういう場合は下地の残し具合を気にしなくてよく、きっちり塗りつぶすようにすればいいのでラクです。

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2011年1月 9日 (日)

HGUCシャア専用ザク2 その7

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塗装に入ります。

とりあえず、タミヤの白サフを吹きました。
戦車なら組み上げてから塗装するので、だいたい車体と砲塔とに分けて吹くだけですが、ガンプラは色分けをするためにパート単位にバラす必要があります。こうなると持ち手が足りませんので、順次つけ代えながらになります。
おかげで、サフ吹きだけで2日も費やしてしまいました。ガンプラって、メンドクサイですね。ガンプラモデラーさんを尊敬しちゃいます。
これに比べれば、戦車模型なんてホントにラクなもんですよ

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2011年1月 8日 (土)

HGUCシャア専用ザク2 その6

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シールドの内側の部品のピン穴が貫通しているので、ピンが丸見えになってしまいます。




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そこで、伸ばしランナーで穴を埋め、ピンも削ってしまいます。接着して作っているので、まったく問題ありません。



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というわけで、なんの盛り上がりもなく組み立て終了。あとは塗装です。
しかし、果たしてこんな手順でいいんかいな?

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2011年1月 7日 (金)

HGUCシャア専用ザク2 その5

頭部の組み立てです。

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モノアイは付属のシールを貼るようになっていますが、それではあんまりです。
そこで、ジャンク箱を物色しましたら、モノアイに使えそうな4ミリ径の透明パーツを発見。
取り付け場所に穴を開け、後で埋め込むことにしました。

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シャアザクのIDでもあるツノ。やっぱ「中隊長マーク」と呼んでしまいます。
ところが、先端が妙な形状をしています。なんじゃコレ? というわけで、後ろの不可解な出っ張りを切り取ります。
あと、全体に分厚いので、丸みを帯びた形状に削りました。

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2011年1月 5日 (水)

HGUCシャア専用ザク2 その4

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胴体の前につく「ハカマ」は、左右一体の設計になっています。




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そのため、片方の脚が前に出ると当然反対側も一緒に開いてしまいます。これはちょっとヘンですよね。



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そこで、左右を独立させます。
まずノコギリで3つに切り分けます。




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切り分けた真ん中の部分だけ胴体に接着すれば完了です。




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このとおり、別々に動きます。まあ、完成後に動かすことはたぶんないんですけどね。

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