HGUCズゴック その13 <完成>
最後に、ピグメントを使って脚の部分にホコリ汚れをつけます。
ピグメントは文字通りの顔料ですので、そのままでは定着しません。そこで溶剤で溶いて使います。
ただし、エナメル溶剤で溶いても分散せず、ピグメントは分離して沈澱するだけです。そこでエナメルのクリアを数滴落とすとある程度混ざるようになります。
アクリル溶剤を使えば、溶剤だけでもある程度分散しますが、やはりクリアを混ぜたほうがよく混ざるようです。
エナメル溶剤よりもアクリル溶剤を使ったほうがよく分散するので、着色力が高くなります。エナメル溶剤の場合は液の流れにしたがってピグメントが泳ぎますので、泥が流れたような表現に向きます。
乾くとこんな感じ。
凹部に沿って溜まっているのはエナメル溶液、全体に薄く色が着いているのがアクリル溶液のそれぞれの効果です。
ということで、完成です。
ズゴック、なかなかカッコイイじゃないですか~!? ちょっと前かがみにして腕をダラッと垂らした感じのポーズが好きです。
後ろ姿です。
自作モノアイの効果。
光が当たらないと真っ暗ですが…、
正面から光を当てるとキラリーン!!です。
今年に入ってガンプラは2作目で、前作のシャアザクはアニメの設定どおりに作りましたが、今回はいわゆる「オレ設定」で作ってみました。どちらも楽しいですが、スケールモデルと違い実物が存在しないからこその楽しみがありますね。
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