MGザク2 Ver2.0

2020年7月16日 (木)

MGザク2 Ver2.0 その7

下半身のほうも、順調に組み上がります。
しかし、いつも思うのですが、塗装して部分的に組み上がった部分(腕・脚)を、胴体にハメ込むときって、ホントに緊張しますね。
重量を支える分(MGは中身が詰まっていてけっこう重い)、関節もシッカリしていて、力を入れてバッチン!とハメ込むので、勢い余って壊してしまいそうで、怖いです。

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これで、本体は出来上がりました!
足の甲(っていうのかな)だけブルーにしています。これも、贈る人のイメージにしています。
ただ、甲の真ん中の動く部分?(なんて表現すればいいんだ?もどかしい)だけは黒か赤にしたほうがカッコよかったかな?とも、組み上げてみて思いました。






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脚の後ろ側も、けっこうツヤツヤに仕上がりました。満足です。













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モノアイは、あんまり光を拾わないので、真っ暗に見えます。
LEDでも仕込んであげると、見栄えするかも。

(もう1回だけ、しつこくつづく)

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2020年7月13日 (月)

MGザク2 Ver2.0 その6

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クリヤーが無事硬化しました。
ウレタンは硬化が早いので、作業ははかどりますね。ラッカーだと、芯までしっかり乾燥するのに1週間はかかりますからね。特に、塗装したパーツに力を加えてハメ込んでいかないといけないガンプラは、塗膜がしっかり固まっていないと、はがれたり指紋がついたりするので怖いのです。

ほとんどの部位は、研磨の必要性を感じないほどテカテカに塗れました。

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胸部も組み上げていきます。
胸の黒メタのところは、ちょっとツヤがひけていました。ウレタンクリヤー塗装、やっぱりまだヘタクソです。
胴体の色は、ちょっと思惑どおりにはいきませんでした。特に、ガイアのガラスパールは、この色には似合いませんでした。う~ん、色のセンスがなくて残念。

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地上用のJ型なので、背中のバーニアはあっさりした造形です。
腹部だけ黒にしています。贈る相手の腹黒さを表現してみました笑。





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腕も組んで、上半身が出来上がりました。
外装の塗装さえ済めば、MGのキットはどんどん形になっていきますね。

(つづく)

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2020年7月 8日 (水)

MGザク2 Ver2.0 その5

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では、外装パーツの塗装を進めていきます。
通常のザクでの薄いグリーンにあたるところは、赤のキャンディにする計画です。
まずは、タミヤTSカラーのメタ赤で塗装します。ここは、ラクして缶スプレーのまま、バンバン塗りました。缶スプレーって毛嫌いする方や、なにか程度の低い塗り方(「エアーブラシのほうがエライのだ!」)だと思っているような方が見受けられますが、準備も後片付けもいらずすぐに塗れるので、使い方の勘所さえ覚えればとても有用だと思って、自分は多用するほうです。

それにしても、この持ち手棒の多さには辟易としていまいますね…。ガンプラはこれがめんどい…。

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続いて、メタ赤の乾燥後に、シャドウを入れるため、すべてのパーツにクリヤーブラックを薄く吹きました。
その後、ガイアのクリヤーレッドを数回重ね吹きして、赤みを増していきます。
色付きの変化が少しずつなので目がバカになって、気付いたら吹きすぎてた!というミスをよくしますので、「あと1回」と欲張ってやりすぎないように慎重に。

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十分乾燥したらクリヤーがけです。
今回は、プラモを知らない人に贈るので、堅牢性を重視して、クリヤーはウレタンを使うことに。

ウレタンクリヤーは、実車用の2液性ウレタン塗料の小分け売りのものを持っているのですが、使う頻度が低いので、中途半端に減った硬化剤が固まってしまって使えなくなっていました。
そこで急きょ買い足し。

こちらも当然、エアーブラシではなくスプレーガンで塗っていきます。
低圧タイプの小型ガンを使っていますが、それでもエアーブラシに比べて大量のエアーを使って吹き付けますし、吹き付けパターンも違うので(エアーブラシはスポット丸吹きですが、ガンはまんべんなく噴霧されます)、噴霧が微粒子で、とても美しい塗り肌になります。

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塗っただけですが、この時点でもうテカテカで、塗り肌もほとんどありません。肩アーマーは、りんご飴のようになっています笑。

ガンプラのパーツは形も複雑なので、このままツヤびけなく硬化してくれたら、磨きはなしで済ませたいと思います。

(つづく)

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2020年7月 5日 (日)

MGザク2 Ver2.0 その4

 
バンダイのキットは、ところどころに、他社にはない技術を織り交ぜてきます。
単にパーツの精度が高いというようなことではなく、素人には「いったい、どうやって成型してるんだろう?」と思うような、特殊成型が得意ですね。

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このキットでも、動力パイプのところがそうです。
芯となるグレイのPEパーツの上に、グリーンのPSパーツが覆い重なるように成型されています。
バンダイのキットは、基本的には無塗装で作ることが前提で設計されていますが、これは塗装派のかたへの配慮でしょうか。元々パイプ部品の中に通っている芯は、言ってみれば「捨て芯」で、これ自体に意味はありません。
この状態で塗装し、この捨て芯につながる、実際の芯にスライドさせていけば、動力パイプが出来上がるというカラクリなのです。これはスゴイですね。
昔に作ったMGガンダムでも、脚のフレームや手が、同様に二重成型されていて、ランナーから切り離すともう組み上がった状態になっているという、なんとも不思議な成型になっていましたが、それと同じような感じです。

ところがです。塗装する前に本当にスライドするのかと興味本位で触ってみたところ、貼りついたよう硬くて、まったく動きません…。
とはいえ、動いてくれないことには始まりませんから、力いっぱい引っ張ってみたら、いくらか動いてくれました。
でも、塗装後の部品にこんなに力を加えていては、塗膜がはがれるか指紋が派手に付くかに決まってます。

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そこで、いくつか部品を抜いてみたところ、写真の矢印ように、パーツどうしの間に、まるで竹の節のような盛り上がりができています。
あくまで推測ですが、芯のPE樹脂と、外側のPS樹脂では、成型した後の収縮率が違ってるんでしょうね。プロがそこを計算していなかったとは思えませんが、計算が間違っていたか計算以上だったのか、それとも製造直後はよくてもその後の流通過程での経時変化か、PS樹脂のほうが強く収縮したんでしょう。で、外側のPS樹脂が芯のPEを締め付けるようにして食い込んでしまったんでしょうね。

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仕方ないので、まずは無理やりにでもパーツを動かした後、この節を削り落しました。
PE樹脂のため、軟らかくてヤスリが利かないので、ナイフで切るように削って径を細くし、あらためて部品を通し直して塗装、という工程とすることにしました。

とにかく、指先が痛いです…。これからこのキットを作ろうというかたは、要注意です。

(つづく)

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2020年7月 1日 (水)

MGザク2 Ver2.0 その3

フレームは早々に出来上がりました。
外装部品を塗装してしまわないと先に進めませんので、塗装してしまいます。

今回は、腕や脚など、通常のザクなら薄いグリーンになる部分を赤色に、足の部分を青色にする、というところまでは最初から決めてました。
ただ、胴体の部分をどうするか、イメージができていません。

こういうときは、ネットで画像の検索をかけるとヒントが出てくることがあります。つくづく便利な時代になりました。
「青 赤」というワードで検索かけると、青と赤のコーディネートって、意外にありるもんなんですね。
で、青と赤にボルドーを組み合わせた写真が出てきまして、これが気に入ったので、胴体はボルドーっぽい紫に決定です。
ちょっと茶色っぽい紫というんでしょうか。渋い色です。
そして、すべてメタリックかキャンディーの塗装にしてクリヤーをかけ、ピカピカの派手な仕上がりを目指します。

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タミヤのライトガンメタルで下地を塗装した上に、ガイアカラーのボルドーをクリヤーで薄く割ったものを何層か塗装し、さらにガイアのガラスパールをパラッと上がけしてみました。
ただ、元々ソリッドカラーのものは、クリヤーで割ったぐらいでは意外に薄まらないもので、下地のガンメタはほとんど分からなくなっちゃいました。
また、ガラスパールは青白く輝くパールなので、ボルドー色とはケンカしちゃう感じで、ちょとイメージとは違う感じになってしまいました。

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乾燥後に上がけクリヤーを塗装します。
今回はプレゼント品ということで、堅牢性重視で久しぶりのウレタンクリヤーにします。
ウレタンクリヤーは、持ってはいますが使用頻度が少ないせいで、硬化剤が缶の中で固まってしまっていましたので、新たに購入。

塗装は、カーモデルと同じですべてのパーツをベタ塗りしますので、エアーブラシは使わず、スプレーガンを使います。
おかげで、非常に滑らかな塗り肌になりました。なにもしなくてもすでにテカテカです。これなら、研磨は必要なさそうです。

(つづく)

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2020年6月28日 (日)

MGザク2 Ver2.0 その2

では、さっそく作っていきます。

今回は、ブログに制作記をしたためるつもりがなく作り始めたので、写真をちゃんと撮っていませんでした。
ですので、あまり写真がありません。すいません。

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フレームからどんどん組み進めます。
部品は多いですが、すいすいと進みます。ガンプラですので接着の必要はないのですが、隙間が空いて欲しくないところは一応接着しながら作ります。
ABS素材ですので、一般的なプラスチック(PS素材)用接着剤は効きません。「プラスチックマジック」という、海外製の万能接着剤を使います。

今回はプレゼント用です。ちゃんとケースに入れて渡すので、完成後にクキクキ動かして遊んでもらうことを考えてません。
ですので、フレームはある程度組んでしまって、まとめて塗装することにします。
これらのフレームは、タミヤの缶スプレーのガンシップグレイ1色で一気に塗っちゃいます。どうせ、間接以外は見えなくなりますからね。
サフも吹きませんが、念のためミッチャクロンをスプレーしておきました。

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塗装場に立つの、何ヶ月ぶりでしょうか笑。
タミヤのツインファンに買い替えて、手前に段ボールで作った囲いを付けてます。フィルターは、100均の換気扇用です。すぐに詰まるので、どんどん取り替えます。


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戦車模型のような迷彩塗装をするわけでもなし、カーモデルと同じでベタ塗りオンリーなので、エアーブラシは使わず、缶スプレーとスプレーガンで塗装することにします。

(つづく)

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2020年6月27日 (土)

MGザク2 Ver2.0 その1

コロナウイルス騒ぎになってしばらく経ちます。外出自粛で、モチベーションいっぱいのモデラーにとっては制作がはかどった期間だったかもしれませんが、ワタクシ実は、前回の制作会からこっち、まったくプラモには触ってすらいませんでした。全然意欲がわかないんですよね~。
そういえば、店をたたんでもう早1年になろうとしていますが、結局あの頃の制作環境が快適すぎて、家に作った環境では、もう面倒になっちゃって。いやいや、それではダメなんですが。
それに、お客様との触れ合いも楽しくて、それがなくなってしまったことで、張り合いもなくしてしまいました。

ところが、あるきっかけでちょっとプレゼント用にプラモを作ろうと思い立ち、やる気がでました。
自分の拙作なぞ、作っている人が見ればなんてことない駄作ばかりなんですが、プラモを知らないかたが見ると異様に驚いて、贈ると喜んでくれるんですね笑。なんの役にも立たないけど。
それが面白くって、自分のために作るより、他人のために作るほうが、俄然やる気が出るんです。

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で、そのキットに選んだのが、こちら。
ガンプラです。MGのザク2。
発売されてからけっこう経つと思うんですが、一度作ってはみたいと思ってました。
模型屋さんを何軒かはしごして、最後に行ったお店でグフとこれとでどっちにしようかう~んと散々悩んで、こちらにしました。
模型屋さんでプラモ買うの、10年ぶりですよ。

ところで、昔に比べて、ガンプラの店頭在庫って少なくなったんですね。個人店さんはともかく、量販店なら以前はMGの箱はズラリと面出しで陳列されていたものですが、今は数えるほどしかなく(HGはいっぱいある)、「あ~、ガンプラもMGはそんなに売れないのかなぁ」と思ってしまいました。バンダイは以前から計画生産をしていますが、量も一度にたくさんは生産せず、予約取りして売り切るだけしか生産しないのかも。それか、皆さんネットでポチ!ばっかりになって、お店が置かなくなったのか…。どっちにしても、寂しい話です。

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さて、MGといえば、1/144相当のHGに比べてサイズも大きく迫力がある代わりに、部品点数も多くて大変という印象ですが、パネルラインで部品が巧みに分割さているので、部品の合わせ目処理がいらず(消す必要のある合わせ目がない)、実はHGより制作はラクなんですよね。

フレームとなる骨組みを組み立て、そこに外装部品を貼りつけていくという、ある意味実物のMSを再現するような手順となるわけです。


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一応、これが完成見本。カッコいいですね!

自分は、プレゼント用ということで、組み立て自体はまんま素組みですが、塗装で遊んで、贈るかたの専用機という仕様にしていきます。

(つづく)

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