バンダイ ミレニアムファルコン
2016年7月16日 (土)
2016年7月12日 (火)
ミレニアムファルコン号のパネル色分け
ファルコンは、下地の塗装が終わったので、パネルごとの色分け再現に進みます。
このキットでは、パネルが単なるスジ彫りではなく立体的なモールドで表現されていて、色の違うパネルは、糊付きシールか水転写デカールの好きなほうを選んで貼っていくことで再現できるようになっています。
もちろん、マスキングして塗装してもいいのですが、パネルの形状が微妙に入り組んでいて、マスキングに手間と時間がかかりすぎるので、今回はデカールを使うことにしました。
なお、もし塗装するのなら、先に色違いの部分を部分的に塗装しておき、次にシールを切り抜き済みマスキングシールとして使って全体の塗装をするほうがラクかもしれません。
デカールのほうは、形状やサイズは、パネルのモールドとおそらくピッタリ合っていると思うので、余白部分がジャマになるため、すべて切り取っておきます。
(飼っている猫の毛が生え変わりの時期なので、部屋中、抜けた毛だらけです…。)
場所によっては、1枚のデカールに2パネル分を繋げているところがあります。これでは、凹凸のある部分をまたぐ形になって、かえって貼りにくいので、全部切り離します。これが大変手間でした。
思い切って余白はまったく残さないように、むしろ髪の毛1本分ぐらい内側に切り込むぐらいでちょうどいいようです。
ほとんどのパネルの上には、なにかしらの小さなモールドがあるので、軟化剤は必須です。タミヤのマークフィット強力タイプ、クレオスのマークソフター、グッスマの剛力軟化剤を併用しました。
グッスマのはたいへん効果が強いので、大きい凹凸部でもよく馴染みますが、デカールがクシャクシャになりやすく、注意が必要です。タミヤのは逆に少し物足らないので、クレオスのがちょうどいいのではと思います。
こういう、「うっそ!?」と思えるような、無茶な指示が、しれっとしてあります。
こんな凹凸の激しい部分に、しかもこんな大きなデカールを貼るなんて、いくら軟化剤とかを使ってもできる気がしません。
ここは、いったん貼って軟化させたところで、配管のモールドに沿って切りました。
ここもです。
ここはさすがに無理でした。あとで塗装します。
「塗装しなくても作れる」というのがバンダイのプラモデルの至上命題なので、デカールやシールが用意されているわけですが、貼れなくては意味がありません、もっとも、メーカー側も、無理は承知のうえなのかもしれませんが…。
こうして、すべて貼り終えました。
枚数が多い上に、1枚ずつ余白を切って馴染ませながら貼るので、2日がかりでした。
この程度の凹凸部は、なんとか馴染ませて貼りました。
でも、一部破れてしまったところもあるので、タッチアップして修正します。
乾いたら、一度クリアーでコートして、ウェザリンングに備えることにします。
2016年7月 8日 (金)
すごい立体感!
ミレニアムファルコンは、工作が終わり、塗装に移ります。
このキットは、立体感の表現がスゴイので、それを生かそうと思い、グレイ立ち上げで塗ることにしました。
黒立ち上げでもよかったんですが、それではあまりに真っ黒になってしまいそうな気がしたので、やめました。
写真は少し白飛びしているせいで真っ白に見えますが、実物はもう少しメリハリを効かせています。
とはいえ、ここ2年ほどはカーモデルばっかり作っていてベタ塗り一辺倒でしたから、こういう塗装は、やり方を忘れてしまってます。
それにしても、この機体横の立体感と密度感がハンパじゃないです。
ところが、実はパーツ数自体は少なくて、たったの2層構造なんですよ。もしこれが最近の海外AFV系メーカーだったら、愚直にパーツ分割してスゴイことになりそうですが…。バンダイ、やりますね!
2016年6月25日 (土)
【LED電飾】成功かと思いきや…
キットのスタンドを使い、機体本体に穴を開けずに電源を引っ張ってくる作戦は、失敗するだろうという予想とは裏腹に、なんと、とりあえず成功してしまいました。
でも、それは、写真のように端子をしっかりと手で押さえつけた状態での話で、機体に取り付けた状態を想定して、ほんの少しでも傾いたりすると、接触しなくなって光が消えてしまいました。
やはり、この方式は無理があるようで、別の方法を考えます。
ホームセンターに行って、なにか使えそうなものはないかと物色し、頭の中だけでなく家中の引き出しも全部開けて、利用できそうな素材はないものかと探しまくりましたよ。
まず、オス側はこのようになりました。
一度配線を抜いて、ダボに通した穴を広げ、小さな釘を切ったものを端子にすることにしました。
配線は真横に開けた穴から通し、上から釘を押さえつければなんとか固定できないかと思いましたが、やはり、いくらなんでもそれは無理でした。
なんとかしてハンダ付けするしかありません。
そこで、釘を一度抜いてハンダメッキして差し直し、配線側の被覆を多めに剥いて同様にハンダメッキして差し込み、配線の導線にコテを一瞬当ててハンダ付けを試みました。
やはり無謀かと思いましたが、なんとか成功。剥きだしの導線に、収縮チューブを被せました。
問題は、むしろメス側。いい材料が見当たらず、とりあえず見つけた薄い銅板やらなんやらで、端子をいくつか試作してみました。
ほかにも、オスの先端を挟み込むような形のものなども作ってみましたが、結局、上から押さえつける形のものに落ち着きました。
今回はオス側が深く入るので、メス側を、電池ボックスの端子のようにバネ状にしたいのですが、この銅板ではあまりに薄すぎて弾力がなく、端子で押されるとそのまま変形してしまって、あまりうまくありません。
でも、いろいろ形を変えて作ってみたところ、上のように長くしてやると一番よさそうと分かりました。
試しにパーツに付けてみたところ、前回よりは確実に導通しました。あとは、素材を変えて作り直すだけです。
2016年6月24日 (金)
【LED電飾】 光らせはしましたが…
初挑戦のLED電飾ギミック。無事、点灯させることはできました。次の問題は、外部電源からの配線です。
このバンダイのファルコンは、純正でLED内蔵化キットが別売されているのですが、それは本体内に電池ボックスを入れてしまうようになっています。
でも、今回は、そのスペースを自作の点灯ユニットが埋め尽くしてしまうので、電池ボックスは外付けになります。そのため、本体内に配線を引き込まないといけないわけです。
最初は、ちょっと不格好なのは目をつぶって、本体に穴を開けて直接リード線を突っ込んでしまおうと思っていました。
ただ、ずっと飛行状態で飾っておくのなら、いっそスタンドを作り変えて、その中に配線を隠して通したほうが、ずっとスマートですよね。それに、このキットは、パーツ差し替えで降着状態でも飾れるようになっているので、それは活かしたくなってしまいました。そのためには、本体に余計な穴を開けたりせずに、スタンドも元のまま使って着脱できるようにしたいわけです。
知識や経験のある方なら引き出しも多いので、それほど大したこともない工作なんだと思うのですが、なんせストレート勝負の直線番長ですからねぇ。ない頭をひねって、ない技術を駆使して、なんとかできないかと考えていました。
とにかく、考え付くことをやってみることにしました。
スタンドの、本体への差し込みオス部に穴を開けます。
グッと奥まで開けていきます。
次に、横からも穴を開けます。要は、トンネルを開通させて、この中に配線を通して本体内に引き込もうと企んでいるんです。
真横からでは線が通らんではないか!?ということに気付いて、少し下から斜めに開けなおし、ハンダメッキしたリード線をなんとか通しました。その後、抜け止めに、銅の釘をハンダ付けし、短く切って端子にしました。プラの長さが違うのは、案の定、片方がハンダごての熱で溶けちゃったからです。
こうして文章にしていますと、けっこうムチャなことしてるなぁと思ってしまいます。よい子のみんなはマネしないでくださいね。
で、本体側の3個あるスタンド差し込みメス穴の2個にも端子を仕込み、ここから給電しようというわけです。
本体側の端子は、裏からネジを入れてやりました。これで、接触のアタリ調整もできるはず…。
電池ボックスが常につながっているのはジャマですし、結線時に極を間違えないために、急いでDCプラグを買ってきて繋げました。
差し込んでみるとこんな感じ。とりあえず、考えたことが一応は形になりました。
電源とを繋ぐ配線は見えてしまいますが、これはもうご勘弁ください。
全体像はこうなります。これでうまくいってくれれば、本体は無傷で済み、スタンドとの着脱も自由です。問題は、これで果たして導通するかです。いかにも接触不良しそうです。
試しに、差し込んだ状態でテストしてみました。
すると、何度か接触の調整をしたら、なんと点灯するじゃないですか!? なんとも頼りないですが…。
2016年6月16日 (木)
LED電飾に挑戦中!
実は今、バンダイのミレニアム・ファルコン号を制作中です。
店では別のプラモを作っていて、狭い机の上がごった返していて場所がありませんので、こちらは組み立てだけは家でコソコソとやっています。
で、後部の推進ノズルだけは光らせてみたいということで、人生初のLED電飾に挑戦することにしました。
豆電球やモーターと違って、LEDは単に電源とつなげばいいというものではないと聞いていたので、いろいろ調べたり本を読んだりしましたが、どうすればいいものなのか、具体的にはやっぱりよく分かりません。
そこで、津市内の「電化パーツ」さんという電気部品屋さんに行って、やりたいことを説明したところ、回路の作り方からていねいに教えてくれて、必要なパーツを揃えてもらいました。
LEDを取り付ける土台は、キットに現物合わせでプラバンで作りました。内側にアルミテープを貼り、遮光兼反射板としてみました。
LEDには、アノードとカソードといって、いわばプラスとマイナスがあり、アノードに電源のプラス側をつなげないと光りません。豆電球とは違うんですね。
今回は、すべてのLEDを並列でつなぐので、まずはカソード側の足をつなげてハンダ付けします。あとで分からなくならないように、アノード側に目印を付けておきました。
それにしても、ハンダ付けなんて、何年ぶりでしょうか? エッチングなら数年前にした気がしますが、電気回路となると、まったく記憶にありません。
次に、すべてのLEDのアノード側に抵抗を付け、カソード側と同様に足をハンダ付けしてつなげます。これで、すべてのLEDが並列つなぎになったはずです。
素人ですので、この作業が正しいとか工作が汚いとかは置いといてください。
さて、これで果たして点灯してくれるんでしょうか? 試しに電池ボックスをつなげてみます。めちゃめちゃドキドキしますね。
今回は、電池3本で4.5ボルトの電源を使います。
祈るような気持ちでスイッチON!
おぉ~~!! 無事に、一発で点灯したではありませんか! ちょっと感動しました。
機体に入れて、光り具合を見てみます。
多少、光が漏れていますが、ほとんどはダボ穴や、まだ遮光していない部分から漏れているので、問題ありません。
アルミテープはどうやらかなり効果的なようで、アルミテープを貼っていない下側が提灯のようにぼんやりと光が透けていますが、上側はほとんどそれがありません。
自分としては、予想以上に上出来です。
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