タミヤ コマンドワーゲン

2013年12月23日 (月)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その22 <完成>

こうして、コマンドワーゲンのビネットが完成しました。

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ベース側面は、黒く塗装しました。
立ち姿の将校は、足に真ちゅう線で軸を打ってベースに固定していますが、車両は置いてあるだけなんです。


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タイヤの汚し等の表現は、自分が今まで作った中では一番満足のいく出来になりました。




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フィギュアは、やはりモールドの良さが際立っていますね。素性がよいから塗りやすいし、階級章のデカールもしっかり映えるという気がします。
オートモデラーの集いに間に合わせるため、大急ぎで3体も塗ったわりには、いい感じに塗れたと、こちらもおおむね満足しています。顔の陰影付けがちょっと甘かったのが残念でした。

このキットは、AFVを作るすべてのモデラーさんにオススメできる、たいへん素晴らしいキットで、とても楽しく制作できました。私も、機会があればぜひもう1台、今度は単色塗装で作ってみたくなりました。

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2013年12月22日 (日)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その21 

ベースの制作工程の写真は、オートモデラーの集いに間に合わせるのに突貫工事をしていたので、撮っているヒマがなく、割愛です。
ひたすら文章だけの記事で、すいません。

スタイロフォームに、まずは石粉粘土を薄く伸ばして敷き詰めます。
手持ちの「アーチスタフォルモ」が、長い間使っていなかったためカチカチに乾いてしまって使いものにならなくなっていたので、慌てて近所の100均ショップへ。100均って、なんでも売ってるんですね。感心しちゃいます。
それが固まったら、接着剤代わりのマットメディウムを塗り、その上に鉄道模型用の砂を撒きました。

接着剤には木工用ボンドがポピュラーですが、画材であるメディウムの方が耐候性があると聞き、これを使っています。

マットメディウムは比較的速乾なので、作業ははかどる代わりに、急がないと砂がくっついてくれません。そこで、乾いた後に、水で溶いたメディウムを、筆で流し込むように塗って補強しました。
この砂は、1/35の模型にはちょっと粗すぎ、かつ粒が揃いすぎていて不自然な感じでした。次回には、なにか別の材料を使ってみたいと思いました。

(恐らくもうお分かりかと思いますが、実はこの作品の制作自体はとっくに終わっていて、今懸命に思い出しながら記事を書いてるんですが、すでにかなり記憶があやふやです…。)

砂が固着するのを待って、今度は、一度固めて砕いた石こうの粒を、同様にパラパラと撒いて、大きめの石を表現しました。車両が通らないところを意識して、「わだち」を作るイメージでやってみました。このままだと石が浮いて見えるので、地面との隙間に砂を詰めて固めます。

最後に、スタティックグラス等で草を表現して、工作は完了。あとは塗装をして、ベースの完成です。

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2013年12月20日 (金)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その20

車両・フィギュアともに完成しましたので、ベースを作ります。
ホントは、ベースまで作る気はあまりなかったのですが、名古屋で開かれた「オートモデラーの集い」に急きょ出品参加を決めたので、せっかくなのでビネットに仕上げることにしました。

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適当な大きさの木製の台を買ってきて、ステイン等で着色・クリアコートしました。

そして、ジオラマ制作用のスタイロフォームで土台を作ります。
高低はつけずに、平坦な地面にします。

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スタイロフォームの断面は、切りっぱなしでは不格好なので、リキテックスのセラミックスタッコを塗りつけます。
漆喰のような質感の地塗り剤です。

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2013年12月13日 (金)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その19

ウェザリングが済んで、車両は完成しました。
続いて、フィギュアに取りかかります。

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車両だけでなく、フィギュアのほうも、とてもよく出来ていて、各パーツは、削って修正したりパテで埋めたりする必要も特になく、ピッタリと合います。こんなフィギュアは、私は初体験です。

また、各部のモールド表現もよく彫り込まれています。
とにかく、大変に大当たりのキットでした。

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いつもどおり、タミヤ・アクリルでざっと下塗りした後、タミヤ・エナメルで彩色していきます。
まず、基本色をたっぷりめに塗ったら、後は手を休めず、乾く前に一気に塗り進めます。
基本色の指定はフィールドグレイですが、タミヤのそれは、ちょっと緑が強すぎる気がするので、RLMグレイを使いました。

基本色に黒を混ぜた色を面相筆にとり、凹部に塗って影をつけます。色の境い目は、塗装面の上で塗料を混ぜるような感じで、いわゆる「ブレンド」のようにならしていきます。
そして、今度は白を混ぜた色を、明るくしたい部分に乗せ、同様にブレンドします。これを何段階かに分けて階調を付けていきます。

このやり方で、すべての部分を彩色します。

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階級章等は、やはり彫刻が素晴らしいので、腕のある方なら塗装できるでしょう。
私は、そこまでの腕もないですし、せっかく持っているのでデカールに頼りました。
タミヤの階級章デカールは、とても精密な印刷で、貼り上がると自分がうまくなったような気になってしまいます。

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顔も、同様に塗ります。
あんまり上手じゃないですけどね。
私も、もう老眼がきちゃってますので、とうとうルーペがいるようになりました。

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2013年12月12日 (木)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その18

ウェザリングの続きです。

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「エアで塗料を吹き飛ばす」方法は、飛沫の粗さをコントロールすることはできないので、運任せのところがあります。
下手をすると、思いのほか大きな飛沫がビチャっと飛んだりするのですが、前もって紙か何かで練習しておくと、ある程度コツが掴めると思います。

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後部は、ほかより派手めにやってみました。

これで、車両は完成です。

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2013年12月11日 (水)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その17

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フェンダーの内側に、フラットアースなどのホコリ色をスプレーしておいてから、タイヤを車体に取り付け、ようやく形になりました。

どんどんウェザリングを進めていきます(写真は、もうずいぶん進んだ後ですが…)。

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車体は、下部を中心に、まずホコリ色をエアブラシで砂吹きします。きれいに吹いてしまうと、ウェザリングではなく、単なる「ホコリ色の塗装」になってしまうので、あくまで粒子は粗く、ビチビチと吹きつけます。

その後、「エアブラシのボタンを先に引いてからエアを出し、ノズルにたまった塗料を吹き飛ばす」といj方法を使うと、砂吹きより粗い、飛び跳ねた泥が簡単に表現できます。
タイヤが跳ね上げる向きを想像しながら、吹き付けていきます。

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2013年12月10日 (火)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その16


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タイヤは、まずホイールとタイヤの境目に、フラットアースをエアブラシで吹きます。
次に、ホイールを、やはりエアブラシで塗装します。リムの端をキッチリ吹き分ける必要はありません。

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そして、クレオス水性のタイヤブラックをゴム部に吹きます。
こちらも、リムとの境目ギリギリまで頑張って塗り分ける必要はなく、境目には、フラットアースが残るようにします。
手抜きと汚れ表現の兼用です。

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ウェザリングです。
まず、タイヤの溝や、リム端のモールドに、タミヤエナメルのフラットアースを流していきます。
ホイールは、バレホ・ウォッシュのセピアでスミ入れした後、同様にホコリ色を流します。
また、各部にチッピングを施しておきます。

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ホコリっぽさを強調するため、ピグメントを溶いて流していきます。

今回は、ピグメントを定着させるのに、画材の「フィキサチーフ」を使ってみました。名前のとおり、パステルを画面に定着させるためのものなので、ピグメントにもうってつけかと思い、試してみます。

このフィキサチーフに、ピグメントはきれいに溶けてくれました。この溶液を、モールドに流していきます。
乾燥すると、しっかり定着してくれました。ただ、ツヤが出てしまうので、ツヤ消しクリアでコーティングが必要となります。

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2013年12月 9日 (月)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その15

イベント関係の記事が続いたので、制作記事が停滞してました。約1ケ月ぶりですね。

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チッピングを施していきます。
少し大げさな剥がれ表現ですが、まずデッキタンで塗膜の傷を描き込み、その中に金属地肌が露出した様を描き込みました。
バンパーやフェンダーの縁など、擦れそうな部分を想像して、集中的に描いていきます。

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また、ドアの上の縁も、腕で擦りそうな気がするので、ちょっと広めにチッピングを入れました。



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リアのトランクハッチの縁も同様です。
最初は、調子に乗って派手に入れ過ぎたので、シンナーを含ませた綿棒でで軽く擦って調整しました。ちなみに、塗料はタミヤ・エナメルを使っています。

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時間軸としてはちょっと戻りますが、シートと幌も、バレホ・ウォッシュでスミ入れしました。






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2013年11月13日 (水)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その14 <フィルター塗装>

フィルター塗装の最後の工程です。
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3層目には、デッキタンホワイトクリアーイエローを混ぜた、アイボリー系の色です。
この色は、かなり強く色がつくので、真っ白にならないように、かつ色がちゃんと残るように注意しながら拭き取ります。

しっかり乾燥したら、最後はツヤ消しクリアーでコートします。これでフィルター塗装は終了です。
3種類のフィルター効果で、退色した感じや薄汚れた感じが表現されてきます。

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2013年11月 2日 (土)

タミヤ シュタイヤー コマンドワーゲン その13 <フィルター塗装>

1層目のフィルターが十分乾いたらクリアーラッカーでコートし、2層目に入ります。

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2層目は、イエローグリーンクリアーオレンジを混ぜた色で行います。やり方は、1層目とまったく同じです。
これで、さらに深みが出てきました。

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