タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その12 <ツィンメリット砲塔編>
パテを貼り付けたら、パターンを付けていきます。
今回は、自作ローラーとカステンスタンプを併用していますが、やはりローラーで付けた痕が、リアルな感じでいいです。
グダグダな感じに見えると思いますが、これぐらいで十分です。実車も、けっこう雑ですから。
この後、砲塔に進んでいきます。
ところで、パテの厚みの目安はこれぐらい。光が透けて見えるぐらいで、0.3ミリくらいになっているはずです。
1/35ならこれで十分なのですが、1/48ではこれでも厚いぐらい。
でも、これ以上薄く延ばすと、延ばし台からキレイにはがすこと自体が難しくなってしまうので、実質的にはこの程度が限界みたいです。
キングタイガーのツィンメリットでもっともやっかいなのが、砲塔後部面ですね。
ハッチがあったりと造形が複雑で、いったいどうすりゃいいのか?と悩んで手が止まってしまうかもしれないです。特に、パテを模型の上で延ばすとなると、これはもう、たいへんな難関に見えます。
でも、パテ生地貼り付け式なら、それほど難しくありませんよ。
少し難しいのは、ハッチの周りのパテに切れ目を入れて、ハッチが別体だと分かるようにすることぐらいです。
形が入り組んでいるので、ローラーとスタンプ併用だと、作業もラクにできます。
前面は、開口部を避けて作業します。
右側は、作業終盤でローラーが目詰まりしてきたため、モールドが浅くなってしまいました。
ローラーの材料がエポパテですから、詰まったパテがくっついてくると、取れなくなっちゃうんです。
最後に、防盾の部分を作業して、コーティング工作はめでたく終了です。
(つづく)
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