レベル シトロエン 2CV
実は、知り合いがお店をオープンしたので、その開店祝いとしてプレゼントするための作品を作っています。
エレファントはその塗装の乾燥待ちの間に作っていたのですが、塗装が十分に乾燥したのでまた戻ってきました。
先方さんから、お店のイメージカラーに合わせつつ使い古した感じにしてほしいというリクエストがありましたので、オリジナルのカラーリングでツヤ消しフィニッシュにして、かつエイジングも施す仕上げにしてみました。ま、ある意味Doozyさんテイストって感じですかね(もっとも、Doozyさんのようにセンス良くはできませんが)。
いきなりですが、もう完成状態です。途中経過を書くとネタがバレてしまうので、内緒にしてました。
スミ入れには、AKインタラクティブのウォッシュとバレフォのアクリルウォッシュを使い比べてみました。
AKは、乾くと顔料があちこちに偏ってしまう感じで、長いラインにきれいにスミが入りにくいのですが、バレフォは「TRANSPARENT ACRYLIC」と表示してあるとおり半透明色で、顔料がきれいに分散します。
ただ、水性ですのでエナメル塗料のような浸透力がなく、モールドの谷に沿って塗料が走ってはくれません。細い筆でスーッとなぞってやる必要があります。
本当は、このような細いライン入れではなく、フィギュア等のモールドに流して陰影を付けるように使うものだと思います。うまく使えば実に有効な塗料だと感じました。油性じゃないからプラが割れる心配がないのもいいですね。
水垢状の筋汚れには、やはりAKのストリーキング液を使いました。
タイヤにはアフリカダストエフェクトを塗って、シンナーで拭き取りました。
凸部に、エナメル塗料の白でハイライトを描きました。ドライブラシではなく、ウェットブラシでハッキリ描き込みます。
こうすると、メリハリが付いて油絵のような感じになりました。
これで完成です。近いうちに納品に行ってきます。
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