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2020年7月

2020年7月19日 (日)

MGザク2 Ver2.0 その8 <完成>

兵装の組み立てと塗装をしていきます。

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ザクバズーカは、黒メタで塗った後、ウレタンクリヤーを吹いていったんピカピカに。

ただ、ちょっと持たせてみたらしっくりこなかったので、さらにフラットベースを混ぜたウレタンクリヤーを吹いてツヤを消しました。

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ヒートホークは、刃の焼けを表現。
刃先から、クリヤーブルー、クリヤーレッド、クリヤーイエローを、少し重ねながら吹き重ねました。
このキットでは、ここで初めてエアーブラシを使用。



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バズーカを持たせ、ヒートホークを装着。
バズーカは、後で落ちてしまうと困るので手のひらに接着しました。





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これにて完成です!
武器以外は、テカテカのツヤあり仕上げです。

ウレタンクリヤーは、扱いに慣れが必要ですが、扱い方を会得すれば素晴らしい仕上がりが得られますね。








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フレームから作り始めて各パーツの塗装まで、当初は面倒なんですが、そこさえ乗り越えればあとは一気に組んでいくだけ。新しいMGのキットは、なかなか楽しめました。
このザクは、少なくとももう1個は作りたくなりましたね。

(おしまい)

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2020年7月16日 (木)

MGザク2 Ver2.0 その7

下半身のほうも、順調に組み上がります。
しかし、いつも思うのですが、塗装して部分的に組み上がった部分(腕・脚)を、胴体にハメ込むときって、ホントに緊張しますね。
重量を支える分(MGは中身が詰まっていてけっこう重い)、関節もシッカリしていて、力を入れてバッチン!とハメ込むので、勢い余って壊してしまいそうで、怖いです。

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これで、本体は出来上がりました!
足の甲(っていうのかな)だけブルーにしています。これも、贈る人のイメージにしています。
ただ、甲の真ん中の動く部分?(なんて表現すればいいんだ?もどかしい)だけは黒か赤にしたほうがカッコよかったかな?とも、組み上げてみて思いました。






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脚の後ろ側も、けっこうツヤツヤに仕上がりました。満足です。













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モノアイは、あんまり光を拾わないので、真っ暗に見えます。
LEDでも仕込んであげると、見栄えするかも。

(もう1回だけ、しつこくつづく)

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2020年7月13日 (月)

MGザク2 Ver2.0 その6

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クリヤーが無事硬化しました。
ウレタンは硬化が早いので、作業ははかどりますね。ラッカーだと、芯までしっかり乾燥するのに1週間はかかりますからね。特に、塗装したパーツに力を加えてハメ込んでいかないといけないガンプラは、塗膜がしっかり固まっていないと、はがれたり指紋がついたりするので怖いのです。

ほとんどの部位は、研磨の必要性を感じないほどテカテカに塗れました。

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胸部も組み上げていきます。
胸の黒メタのところは、ちょっとツヤがひけていました。ウレタンクリヤー塗装、やっぱりまだヘタクソです。
胴体の色は、ちょっと思惑どおりにはいきませんでした。特に、ガイアのガラスパールは、この色には似合いませんでした。う~ん、色のセンスがなくて残念。

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地上用のJ型なので、背中のバーニアはあっさりした造形です。
腹部だけ黒にしています。贈る相手の腹黒さを表現してみました笑。





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腕も組んで、上半身が出来上がりました。
外装の塗装さえ済めば、MGのキットはどんどん形になっていきますね。

(つづく)

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2020年7月 8日 (水)

MGザク2 Ver2.0 その5

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では、外装パーツの塗装を進めていきます。
通常のザクでの薄いグリーンにあたるところは、赤のキャンディにする計画です。
まずは、タミヤTSカラーのメタ赤で塗装します。ここは、ラクして缶スプレーのまま、バンバン塗りました。缶スプレーって毛嫌いする方や、なにか程度の低い塗り方(「エアーブラシのほうがエライのだ!」)だと思っているような方が見受けられますが、準備も後片付けもいらずすぐに塗れるので、使い方の勘所さえ覚えればとても有用だと思って、自分は多用するほうです。

それにしても、この持ち手棒の多さには辟易としていまいますね…。ガンプラはこれがめんどい…。

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続いて、メタ赤の乾燥後に、シャドウを入れるため、すべてのパーツにクリヤーブラックを薄く吹きました。
その後、ガイアのクリヤーレッドを数回重ね吹きして、赤みを増していきます。
色付きの変化が少しずつなので目がバカになって、気付いたら吹きすぎてた!というミスをよくしますので、「あと1回」と欲張ってやりすぎないように慎重に。

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十分乾燥したらクリヤーがけです。
今回は、プラモを知らない人に贈るので、堅牢性を重視して、クリヤーはウレタンを使うことに。

ウレタンクリヤーは、実車用の2液性ウレタン塗料の小分け売りのものを持っているのですが、使う頻度が低いので、中途半端に減った硬化剤が固まってしまって使えなくなっていました。
そこで急きょ買い足し。

こちらも当然、エアーブラシではなくスプレーガンで塗っていきます。
低圧タイプの小型ガンを使っていますが、それでもエアーブラシに比べて大量のエアーを使って吹き付けますし、吹き付けパターンも違うので(エアーブラシはスポット丸吹きですが、ガンはまんべんなく噴霧されます)、噴霧が微粒子で、とても美しい塗り肌になります。

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塗っただけですが、この時点でもうテカテカで、塗り肌もほとんどありません。肩アーマーは、りんご飴のようになっています笑。

ガンプラのパーツは形も複雑なので、このままツヤびけなく硬化してくれたら、磨きはなしで済ませたいと思います。

(つづく)

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2020年7月 5日 (日)

MGザク2 Ver2.0 その4

 
バンダイのキットは、ところどころに、他社にはない技術を織り交ぜてきます。
単にパーツの精度が高いというようなことではなく、素人には「いったい、どうやって成型してるんだろう?」と思うような、特殊成型が得意ですね。

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このキットでも、動力パイプのところがそうです。
芯となるグレイのPEパーツの上に、グリーンのPSパーツが覆い重なるように成型されています。
バンダイのキットは、基本的には無塗装で作ることが前提で設計されていますが、これは塗装派のかたへの配慮でしょうか。元々パイプ部品の中に通っている芯は、言ってみれば「捨て芯」で、これ自体に意味はありません。
この状態で塗装し、この捨て芯につながる、実際の芯にスライドさせていけば、動力パイプが出来上がるというカラクリなのです。これはスゴイですね。
昔に作ったMGガンダムでも、脚のフレームや手が、同様に二重成型されていて、ランナーから切り離すともう組み上がった状態になっているという、なんとも不思議な成型になっていましたが、それと同じような感じです。

ところがです。塗装する前に本当にスライドするのかと興味本位で触ってみたところ、貼りついたよう硬くて、まったく動きません…。
とはいえ、動いてくれないことには始まりませんから、力いっぱい引っ張ってみたら、いくらか動いてくれました。
でも、塗装後の部品にこんなに力を加えていては、塗膜がはがれるか指紋が派手に付くかに決まってます。

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そこで、いくつか部品を抜いてみたところ、写真の矢印ように、パーツどうしの間に、まるで竹の節のような盛り上がりができています。
あくまで推測ですが、芯のPE樹脂と、外側のPS樹脂では、成型した後の収縮率が違ってるんでしょうね。プロがそこを計算していなかったとは思えませんが、計算が間違っていたか計算以上だったのか、それとも製造直後はよくてもその後の流通過程での経時変化か、PS樹脂のほうが強く収縮したんでしょう。で、外側のPS樹脂が芯のPEを締め付けるようにして食い込んでしまったんでしょうね。

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仕方ないので、まずは無理やりにでもパーツを動かした後、この節を削り落しました。
PE樹脂のため、軟らかくてヤスリが利かないので、ナイフで切るように削って径を細くし、あらためて部品を通し直して塗装、という工程とすることにしました。

とにかく、指先が痛いです…。これからこのキットを作ろうというかたは、要注意です。

(つづく)

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2020年7月 1日 (水)

MGザク2 Ver2.0 その3

フレームは早々に出来上がりました。
外装部品を塗装してしまわないと先に進めませんので、塗装してしまいます。

今回は、腕や脚など、通常のザクなら薄いグリーンになる部分を赤色に、足の部分を青色にする、というところまでは最初から決めてました。
ただ、胴体の部分をどうするか、イメージができていません。

こういうときは、ネットで画像の検索をかけるとヒントが出てくることがあります。つくづく便利な時代になりました。
「青 赤」というワードで検索かけると、青と赤のコーディネートって、意外にありるもんなんですね。
で、青と赤にボルドーを組み合わせた写真が出てきまして、これが気に入ったので、胴体はボルドーっぽい紫に決定です。
ちょっと茶色っぽい紫というんでしょうか。渋い色です。
そして、すべてメタリックかキャンディーの塗装にしてクリヤーをかけ、ピカピカの派手な仕上がりを目指します。

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タミヤのライトガンメタルで下地を塗装した上に、ガイアカラーのボルドーをクリヤーで薄く割ったものを何層か塗装し、さらにガイアのガラスパールをパラッと上がけしてみました。
ただ、元々ソリッドカラーのものは、クリヤーで割ったぐらいでは意外に薄まらないもので、下地のガンメタはほとんど分からなくなっちゃいました。
また、ガラスパールは青白く輝くパールなので、ボルドー色とはケンカしちゃう感じで、ちょとイメージとは違う感じになってしまいました。

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乾燥後に上がけクリヤーを塗装します。
今回はプレゼント品ということで、堅牢性重視で久しぶりのウレタンクリヤーにします。
ウレタンクリヤーは、持ってはいますが使用頻度が少ないせいで、硬化剤が缶の中で固まってしまっていましたので、新たに購入。

塗装は、カーモデルと同じですべてのパーツをベタ塗りしますので、エアーブラシは使わず、スプレーガンを使います。
おかげで、非常に滑らかな塗り肌になりました。なにもしなくてもすでにテカテカです。これなら、研磨は必要なさそうです。

(つづく)

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