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2019年12月

2019年12月31日 (火)

今年も終わりです

最近は、1年の過ぎるのがホントに早くなりました。
今年もお世話になりました。ありがとうございました。
そういえば、いつの間にか、ブログの閲覧数が200万を超えてました。すっかり投稿が減ってしまって、制作記もほとんどなくなったにもかかわらず、見捨てずに訪問してくださり、ありがとうございました。

さて、今年は、大きな出来事がありました。
夏に、8年続いた模型店を閉めました。地元の模型ファンに少しでも役に立ちたいと思って始めた店でしたが、結局は長く続けることもできず申し訳ないとともに、果たしてその意義はあったのかと、今でも思ったりはします。
今は、模型作りがとても達者な方が増え、その一方で自分は、模型店主のくせに大して模型作りがうまいわけではなかった(今もない)と思います。

ただ、単に商品が手に入るだけの「商品売りさばき所」のような店にはしたくないと思い、さまざまな勉強もしてきたつもりでした。だってそれじゃあ、通販と同じですもんね。


ところが、店を始めて2年くらい経った頃でしょうか、SNSが流行り始め、プロ・アマ問わず達者な方の発信の影響力がとても大きくなり、次第に私のようなハンパなモデラーの知識には耳を傾けていただきにくくなってしまったように思います。
まあ、無理もないことですけどね…。

今は一人の万年中級モデラーに戻ったわけですが、少しでも初心者・初級者のかたにわずかでもお役に立てるよう、ヘタクソながらもぼちぼち発信していきたいと思います。

また、素組みでも立派な模型が手にできることこそがプラモデルのいいところだということを分かっていただき、プラモや模型作りを始める人が少しでも増えるよう願いつつ、これからもプラモを作っていきたいと思います。

店を閉めたおかげで、作るキットは枚挙にいとまがないほど積み上がっておりますが、どれを作るか目移りしてしてしまって、かえって決まらないのが困りごとですが。


来年も、どうぞよろしくお願いします。

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2019年12月19日 (木)

新機材導入

更新をサボっていますが、一応、プラモはほぼ毎日触っているのです。
というのも、勤務先に部品と工具を持ち込んで、休憩時間を利用してちょこちょこっと工作してます。
とはいえ、接着剤や塗料などニオイのするものを持ち込んで作業するのは、同僚から大ヒンシュクなのは間違いないので、やれることは工作だけ。
で、カーモデルのボディを持ち込んで、ひたすらスジ彫りの彫り増しをしています。
おかげで、スジ彫りの済んだ塗装予備軍が大量にできました。

なので、あとは塗装をどんどん進めていけばいいのですが、仕事から帰ってからご飯作って食べて、風呂に入ったらもうくたびれてしまうので、そこから全然進捗しないのですよ。

今、サフまで吹いて色入れ待ちがすでに3台! ですが、これから年末年始は仕事しっぱなしなので、去年みたいにのんびりプラモ作りはできそうにありません…。

とかいいつつ、新しい機材を揃えました。
以前から気になっていたのですが、スプレーガンをついに導入しました! エアーブラシではありませんよ。
また、ガンは、エアーブラシ用のミニコンプレッサーでは稼動しないので、ほぼ1馬力のコンプレッサーも同時に買い揃えました。
でも、ガンもコンプレッサーも、エアーブラシ用のそれより安いのですけどね。

Img_2134001
購入したのは、イワタの低圧小型ガンです。一般的なガンでは、口径が大きすぎるのと、風量・エア圧とも強すぎて、模型塗装にも一般家庭の塗装環境的にも合わないと判断しました。エアーブラシとほぼ同じエアー圧で吹き付け可能なガンです。ただ、風量の消費は多いので、ミニコンプではダメなのです。

以前からお話していますが、エアーブラシは「薄く吹き付ける器具」ではなく「細く吹き付ける器具」です。筆に例えるなら面相筆に相当します。
これで広い面を塗るのはとても不効率で(細筆や面相筆でクルマのボディを塗るなんて、しないでしょ?)、仕上がりも、特にメタやパールではムラがでてしまったりします。
口径の大きいエアーブラシでもよさそうですが、ガンとはそもそも霧の出方が違うので、面を均一に塗るのにはガンのほうが圧倒的に有利なのですよ。だって、そういうための道具ですからね。

で、実際に使ってみたのが、実は先の名古屋オー集に持参したシルビアでした。
メタリックのグリーンとクリヤーの吹き付けに使ったのですが、これがとても快適です! エアーブラシと違って、少ない運行回数で全面塗装でき、メタリックムラもできません。また、クリヤーのツヤがとてもいいのです。いつものように、クリヤー塗装後の研磨は一切しませんでしたが、塗り肌も十分きれいに仕上がりました。

ただ、調整できることが多い(塗料量・風量・パターン幅)ということは、それだけ経験値も必要で、どこをどれだけ回すとどうなるか、またお互いの組み合わせもあるので、何度も試し吹きをして、自分なりにいいところを探してから本番に臨みました。

低圧ガンとはいえ、風量が多い分、ミストはそれなりに多いので、模型用の塗装ブースではちょっと換気能力が追いつきませんが。まあ、「ブース」とは言っても、要は小型の換気扇にすぎませんからねぇ。

さあ、これからは、クルマはこれでガンガン塗っていきたいと思います。

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