« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年3月

2019年3月28日 (木)

【ブルーコンベンション】お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

Img_1327001
クラタさん作品
フジミ 1/24 コブラ427S/C

けっこうバリバリ作っている作者さん。プラモデルからレジンキットまで、守備範囲広いです。

Img_1329001
コブラと言えば、もう少し濃いめの青を連想しますが、こちらはさわやかなブルーで塗装された作品。
アメ車らしく、お似合いだと思います。



Img_1330002
意外にスラッとした印象のボディラインを持つキットですね。
コブラって、実車のことは例によってあまり知らないんですが、もっと出るとこは出て、みたいな、グラマラスなイメージが勝手にあるのですが。

Img_1332001
シートベルトは、ちゃんと再現されてます。
皆さん、こういうところはちゃんと作られるんですね。





Img_1334001
この、大きく空いた口と目が、コブラというより魚っぽい気がしませんか笑?

| | コメント (2)

2019年3月26日 (火)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

Img_1318001
かぶエリンギさん作品
タミヤ 1/35 T55エニグマ

戦車系を意欲的にバンバン作られている作者さんの新作。
月に1作はお持ち込みいただいています。
Img_1321001
現用戦車っぽいカラーで、明快な塗装と軽めの汚しがよいアクセントになっていると思います。




Img_1320001
キューポラ周りの汚しが、ちょうどいい塩梅に見受けられますね。





Img_1322001
車体と砲塔の増加装甲が追加された異様な形が、おもしろいですね。





Img_1326002
フィギュアも、ぜいぶん手慣れてきて、とてもよい出来栄えだと思います。やはり、フィギュアは、作り続けないとダメですね。すぐにやり方が分からなくなっちゃいます。
中東のオッサンぽい雰囲気が、よく出ていますねぇ。

| | コメント (4)

2019年3月20日 (水)

お客様の作品のご紹介

先日ご紹介した、スクラッチのF1作品をもうひとつ。

Img_1293001
1/20 ブラバムBT44B

作品名を聞くのを忘れていましたが、店主はF1にはてんで疎く、車名など全く知りません。
そうしたら、車体の裏に、制作日付と作品名がマジックで書かれていました。
このへんも、素朴でよいですね笑。

Img_1294001
こちらは、コクピット後ろのインテークみたいなところが外れるので、エンジンもしっかり拝むことができます。





Img_1295001
エンジンとギヤボックスはプラモデルの部品ですが、ベンチレーテッドディスクやブレークキャリパー等は全部プラバンからの手作りです。






Img_1296001
驚いたことに、この複雑なラインも、全部手描き。
絞り込まれた部分はかなり細いのですが、忠実に描かれています。
「マスキングして描くんですか?」って聞いたら、「それなら(エアーブラシで)吹くわ」だそうです。そりゃそうですよね。
それにしても、緻密に描かれていて、感心します。

Img_1299001
ウイング横のグッドイヤーのロゴも、中心の絵柄も含めて、かなり小さいのです。よくこんなの描けるな、と。







Img_1301001
コクピット内も、可能な限り描いたんだそうです。デカールではありません。

いやいや、とにかく、工作から塗装まで、自身のウデひとつ。自分の既成概念を吹っ飛ばす、よいものを拝見できました。

| | コメント (0)

2019年3月15日 (金)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

Img_1302001
スクラッチ作品
1/20 マキF101C
作者さん名は不明です(何でもエエヨ~、とのことで)。

エンジンとミッションはプラモデルの部品を流用していますが、それ以外は、基本的にプラバン工作だそうです。

Img_1304001
タイヤもプラバン。
プラバンを、曲げたり積層して削ったりして作るんだそうです。




Img_1305001
特筆すべきは、塗装です。
すべて筆塗りで、マーキングも塗装。デカール不使用なんです。これは驚きました。
写真でわざと拡大すると、たしかに刷毛目もあって、筆塗りと分かりますが、実物はこんなに大きくないので、パッと見はデカールと思ってしまいます。

Img_1306001
細かいスポンサーロゴに至るまで、全部筆塗り。






Img_1312001
この、グッドイヤーのロゴなんて、あえてここまで拡大すると、いかにも筆塗りらしいアラも見えますが、「こんなにキチッと筆で塗れるもんなの?」とうなるぐらい、実に見事に塗られています。



Img_1308001
排気管を受けているバネのようなのは、ギターの弦だそうです。
弾く人なら分かると思いますが、太い弦は巻き弦といって、芯線に細い金属線を巻き付けて作ってあるので、ちょうどバネのように見えるんです。自分も昔、ミリタリーキットのディティールアップに使ったことがあります。

カーモデルといえば、きっちり精密・清潔な仕上がりと、細部までのリアルな工作こそが正義、みたいな風潮があって、筆はムラが出るからダメで、とにかく吹きつけのほうがエライとか、ボディーはクリヤーを上掛けして研いでピカピカなほど尊い、みたいな、かなり偏った価値観に支配されすぎてると、個人的には思います(個人的な嗜好は別として)。

この作品は、たしかに刷毛ムラもあるし、ロゴマークだって、手塗りですから、意地悪な目で見れば印刷のようなシャープさはありません。

 

とにかくキレイで一分の隙もない作品に比べれば対極にある作風ですが、ある意味、超絶技巧だと、自分は感じました。
最近はパソコンやプリンターを活用して自作デカールを作れるようなかたもいらっしゃいます。
でも、それはあくまで、そういうテクノロジーや機材やマテリアルがあってこそ。もちろん、使いこなすスキルは必要ですが、すべてが作者の手柄ではないとも言えます。
でも、この作品は、まさにウデ1本でここまでできるというお手本ですよねぇ。いやぁ、スゴイものを見せていただきました。

| | コメント (7)

2019年3月13日 (水)

【ブルーコンベンション】お客様の作品のご紹介

当店最後のコンベンションとなる、「ブルーコンベンション」に、さっそくご参加がありました。どうもありがとうございます。

Img_1286001
うたたねさん作品
タミヤ 1/24 フェラーリ360スパイダー

NKTさん改め、うたたねさんの作品。
昨年は開幕ダッシュを決めたものの、その後作品数としては残念ながら失速してしまいましたが、今年はこのまま突っ走れるか!?

Img_1287001
色は、タミヤのTS51レーシングブルーだそうです。
元は、スズキのGPレーサー用のカラーなのですが、フェラーリ用ではないかと思えるほど、よく似合っていますね。


Img_1288001
今回は、室内に少し手を加えた以外は、作者さんお得意の足回りもキットのまま、ほぼ素組みだそうです。




Img_1290001
シートベルトには、タミヤのエンツォフェラーリに入っているものを使われました。
内装のベージュ色が、外装色とよく合っていますね。




Img_1291001
エンジンフードは開閉可能です。
これだけよく見えると、手を加えたくもなります。ホースバンドだけ追加されてます。


さて、当店名物(?)のコンベンション。作品の出来の優劣を競うわけではないので、できるだけ多くの方に、気軽に応募していただきたいという思いで始めましたが、冒頭でも書きましたとおり、今回で最後となります。

最近は、模型の作り方が高度になり過ぎる傾向にあり、お題についても、執着や興味のないものは作らないというかたが増えてしまった気がします。
たしかに、趣味なんですから、他人に縛られて作る気にならない、作るものを他人に決められたくないというのはよく分かるので、なるべく間口を広げるお題を考えてきたつもりです。
興味がない・詳しくない、だから作らない、ではなく、これをきっかけに、食わず嫌いをしないで普段作らないものにもチャレンジしてみてほしい。そんな思いもあります。
せめて最後は、青ければそれでOKなだけなので、ぜひ多くのかたに参加していただいて、盛り上げていただければと思います。よろしくお願いします。

| | コメント (0)

« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »