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2018年3月

2018年3月31日 (土)

【スカコン】お客様の作品のご紹介

お客様から、「スカコン」へのご応募をいただきました。どうもありがとうございます!

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Kさん作品
タミヤ 1/24 スカイラインGTR(R33) Vスペック

待望のR33、来ました! 
うまい具合に、いろんな型のスカイラインが集まってきてくれています。

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赤色のこのクルマというのは、個人的にはあまりイメージにないのですが、こうして見ると、なかなかよく似合ってカッコイイですね。




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いつも、奇をてらうことなく、ケレンミのない作風の作者さんです。
楽しく作られている感じですね。





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このスカイラインは、当時はあまりカッコイイとは思わなかったのですが、今見てみると、今どきのクルマよりずっとカッコよく見えるのは、私だけでしょうか?
実車はほとんどお目にかからなくなりましたが、模型ならいつでも見られます。これもプラモの楽しみですね。

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2018年3月29日 (木)

【スカコン】お客様の作品のご紹介

お客様から、「スカコン」へのご応募をいただきました。どうもありがとうございます!

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クラタさん作品
フジミ 1/24 スカイラインV35クーペ 350GTニスモ

コンベンション用にお買い上げいただいたキットとは違うのですが、そっちはちょっと失敗しちゃって遅れてるとのことで、先にこちらを持ってきて下さいました。

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直6から、新しくV6エンジンに変わったスカイラインですね。
こんな派手なタイプがあったとは知りませんでした(私、基本的にはクルマにはうといんです)。
きれいなシルバーで塗装され、そつなく作られています。

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テールライトのクリヤーレッドの塗装がとてもきれいだなぁと感心。
なかなか、こんなに鮮やかには色が出ないと思うのですが。




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コンベンション参加車で唯一の、車検を通ってるクルマです笑。
室内は真っ黒のようですが、シルバーの外装にはよく似合います。

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2018年3月28日 (水)

【スカコン】お客様の作品のご紹介

お客様から、「スカコン」へのご応募をいただきました。どうもありがとうございます!

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単身赴任模型堂さん作品
アオシマ 1/24 ケンメリGTX

「期間を延長してくれるなら、ケンメリやりますよ!」と言ってくれた言葉通り、ほぼ1カ月足らずでの完成です。


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相変わらず、早い!うまい!です。
このブログでも、突出してご紹介の頻度が高いので、作りが粗いのでは?と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、とんでもない。それどころか、どこか、必ずといっていいほど何かしら手を加えて制作されます。

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車体のブルーが大変に映える作品です。
面倒そうなリアのランプの処理も、そつなくこなしていて、それでいてどうしてこんなに早く作れるのか、理解不能です。



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ガラスに、薄いクリヤーブルーを塗装して仕上げたのだそうです。内装色自体が青いので、一見してそうとは気付かないのですが、ガラス面の処理も、たいへんうまくいっていますね。美しい作品です。

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2018年3月19日 (月)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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ヤマサキさん作品
タミヤ 1/12 パニガーレトリコローレ

もうお馴染みのお名前ですが、当店きっての早作りツートップのお一人です。

赤いパニガーレも作られていましたが、このカラーリングも実にカッコよく仕上げられています。


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ライト周りも、精密に雰囲気よくできたキットですね。








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昨今は、元のキットの原型をとどめないほど手を入れた作品をよく拝見しますが、この作者さんの場合、やたらとキットをいじることなく作られるので、キットの素性がよく分かります。
プラモ作りのお手本のような作風です。


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真ん中のステップ周りは、造形が複雑で、見所の一つです。キットストレートでも十分に見応えのある仕上がりになることが、お分かりいただけると思います。





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持ち込まれるとほとんどの場合、どこかを失敗した~と嘆かれる作者さんですが、それもまた楽しそう。
完ぺきな作品など目指すより、まずは楽しく作ってみる。これからプラモを趣味にしてみようかなと思っておられるかたには、ネットにアップされてる、手の込んだ作品よりも先に、まず見ていただきたい作品です。
模型作品というのは、写真で見るのはなく、やはり実物ですよ~(写真そのものが作品となるコンテストは別ですが)。


皆さんが次々と作品を持ち込んでくださるおかげで、私の制作記と入荷案内が、まるっきりできません。嬉しい悲鳴です。
実は、R32スカイラインはスカコン締め切りに合わせて、とうに完成しています。よかったらご笑覧に来てください。

また、プラモ関係の新製品も、ご紹介ができていないだけで、いろいろと入荷してきています。 ぜひ、物色に来てください。入荷しているばかりで売り上げがないと、干上がってしまいますぅ~。 よろしくお願いします!

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2018年3月18日 (日)

お客様の作品のご紹介

お客様から作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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単身赴任模型堂さん作品

ハセガワ
1/12 GT380

来店=新作のお持ち込みという、ハイスピードモデラーさんの新作。
もう、ペースが早すぎて、なにが新作だか分からなくなってきました。ハセガワの新製品を、早くも完成。

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380ccのバイクですが、コンパクトな現代のバイクと異なり、威風堂々としたすたいるを、見事に再現したキットになっていると思います。ハセガワというのは、キット化に際しての形状デフォルメの少ないメーカーなのかもしれませんね。



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マフラーも4本出しで迫力がありますね。
マフラーやフェンダーは、美しいメッキパーツをそのまま活かして制作。必要でもないのに剥がしてメッキ調塗料で塗装、ということはされていません。
店主もその方向には賛成です。メッキは、別に「悪」ではありません。メッキ調塗装こそあくまで「メッキ調」にすぎず、メッキに取って代わるものではありません。

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マフラーも、メッキを活かしたおかげでたいへん美しい仕上がりです。ゲート位置等がうまく処理されているのだと思います。






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外装のブルーがとても鮮やかな調色で塗装されていて、こちらもたいへん美しい仕上がり。短期間でこの仕上がりは信じがたいですね。







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労作のホイール。
スポークを、金属線に置き換えて、精密さと繊細な美しさを再現されています。
これをやって、制作期間2ヶ月くらいでしたっけ? すごい集中力です。
私なら、これだけでも1ヶ月はかかりそう。

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2018年3月15日 (木)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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Katsuさん作品
タミヤ 1/24 マツダ・ロードスター

Katsuさんといえば、オートモデラーの集い等の展示会に行かれるかたならまずご存知でしょう、スクラッチビルダーさんです。
マツダ車の、プラモデルキット化されていないクルマを専門にスクラッチ制作されていること有名ですね。

ところが、この作品は、タミヤのプラモデルキットをベースに制作されています。「おや?らしくないな?」と思うかたもいらっしゃるかも。

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でも、運転席には、どうやらドライバー、それも男性が座っている様子。キットのフィギュアは、女性ドライバーのはずですね。





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実は、このドライバー、作者さんご本人なんですよ。







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ん!?
そう、この作品、ただプラモを作っただけではなく、ソフトトップが開閉するよう、改造されているんです。
で、乗っているのは作者さん。初めて作品を持ってきていただいた時も、この格好でした(笑)。

しかも、ただ開閉するだけではなく、中にモーターとギヤ等の駆動装置とリンケージを自作して組み込み、自動で開閉するんですね!
幌は、試行錯誤の結果、傘を利用して作ったんだそうです。

昨年、やはり同じキットをベースに、ハードトップタイプのRFを制作され、それも同様にモーターで自動開閉するようになっていて、各地の展示会で拍手喝さいを浴びたそうです。
要は、今回はそのソフトトップ仕様を作ったというわけです。

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今回の作品は、なんとテレビ出演の依頼があり制作されたとのことで、残念ながら中京圏のみの放送のローカル番組でしたが、ご覧になったかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

期限のない趣味での制作と違い、限られた期間内での制作で、いつになく大変だたとのこと。締め切りが迫ると、他の趣味をキャンセルし、徹夜の日もあったそうで、いやいや、お疲れさまでした。

作者さんのご厚意で、しばらくお預かりいたしております。
ちゃんと稼動しますので、ぜひ実際に動くところを見に来てください。

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それと一緒に、前述のRFもお預かりしています。こちらも少しリニューアル。
そう、オエネサンのドライバーを乗せました。
キットの、「素人モデルに座ってもらいました」感丸出しのフィギュアを改造し、テレビCFに登場する、楽しげに笑顔で運転するオネエサンに仕立て直してあります。

作者さん、実はクルマだけでなく、フィギュアの造形も実に巧み。なんでもできちゃうんですねぇ。
ポージング、表情、衣服まで作り変えてあり、こちらも一見の価値ありですよ。

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2018年3月 8日 (木)

【私的エアーブラシ考察】エアーブラシ購入時の選定法

「初めてエアーブラシを買う時には、どんなのがいいのか?」という素朴な疑問に、よくあるのは「0.3mm口径が、オールマイティーでいいでしょう」という話。
私もそう思っていましたし、今でもそういう回答をさせていただくとこもあります。
でも、基本的には「どんな模型を塗るのか? どんな塗り方に使うのか?」が先決で、まずそれを必ずうかがうことにしています。

具体的には、端的に言えば「迷彩塗装をするのか? ベタ塗りのみなのか、グラデーション等をかけるのか?」ということ、つまり、大事なのは、細吹きをするかどうかということです。

例えば、カーモデルでしたら、ほとんどの場合、すべての塗装がベタ塗りです。そうであれば、細吹きの必要がないので、0.3mm以下を選ぶ必要はありません。まずは0.5mmが最適です。小さな部品を塗装するぶんに、口径が大きくてもまったく問題ありません。絞って細く吹けばよいのです。
筆に例えると分かりやすいかと思うのですが、大きい面を筆で塗るのに、わざわざ面相筆を使うことはないでしょう。塗れないことはありませんが、まったくムダな労力です。

今までお話してきたように、単にノズル口径だけでエアーブラシを選ぶのは、オススメできません。「どんな塗装をするのか」によって、オススメするものは変わってきますし、場合によってはコンプレッサー等の選択まで影響してきます。

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2018年3月 7日 (水)

タミヤ 1/24 GTR(R32)ニスモカスタム その7

入荷は、あと、ミリタリーではタコムのパンサーA型後期型等が入荷してます。フルインテリアキットで、7900円と高額商品ではありますが、すごい内容量なので、決して高いわけではなく、極めて妥当な価格です(最近のミリタリーモデラーさんは、価格だけを聞いてすぐに高い高いとおっしゃいますが、中身と釣り合いがとれないのは、ドラゴン、ホビボ、ブロンコあたりぐらいです)。タミヤの標準的な戦車キットなら3個分くらいのボリュームはあると思います。

それから、さかつう他の各種金属素材(各種線材、小径パイプ、挽きものパーツ)と、トラペのKVシリーズがたくさん入荷しました。


さて、入荷案内、まだまだあるのですが、もう飽きました…。スカイラインの続きです。

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ボディの塗装前の下処理を続けます。

フロントにエアーインテークが付くので、その穴を開ける工作をする必要がありますきます。
取り付け位置の裏側にザグリのモールドをして、薄くしてありますが、裏側から開口するのは難しいので、ペンで塗りつぶして印をつけ、表から穴を開けていきます。

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ペンで塗ったところが透けて見えるので、真ん中あたりからナイフで切り取って、広げていくいくことにしました。左側が作業済みです。






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左右のインテークの位置をしっかり合わせて接着します。
塗装後に上掛けクリヤーを塗装して研磨をするかたは、ここでは接着しないほうが、磨きがラクかもしれません。
私は、研磨はしないでクリヤー吹きっぱなしにするので、ここで接着してしまいます。

続いて、この写真でも分かる通り、ライトのモールドがなく平らになっているのに気付きました。
レンズカバーをかぶせてしまえば分からない気もしますが、レンズの凹みを作れないものかと思い、やってみることに。

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ますは、レンズ部分を切り抜いて穴を開けます。もう後戻りはできませんね。

で、これからどうしたものかと思案した揚句、表側(今見えている側)から、柔らかくした「型取りくん」を押し当てれば、向こう側へムニッと凸状に出てくるので、それを型にして、裏からパテを詰めればいいんではないかと思い立ちました(引き出しが少ないので、これくらいしか思い浮かびません)。

最初はエポキシパテでやってみたのですが、厚みが出過ぎて内側が干渉してしまい、ボツ。
そこで次に、プラリペアを充填することにしました。

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で、こうなりました。一応それらしくはなりましたね。
ただ、型取りくんの密着が甘く、わずかに隙間があったため、表側までプラリペアの溶剤が流れ出してしまっていました。
プラリペアの溶剤はとても強力で、プラを溶かしてしまいます。また、溶剤だけだと揮発が遅いので、溶けたプラがいつまでもネチャネチャとしたまま、なかなか乾きません。
成型するために完全に乾かすのに、数日間無駄にしました。皆さんも、取り扱いには注意してくださいね。

ただ、プラリペア自体はすぐ固まりますし、接着力がきわめて強いので、充填剤としては重宝します。

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溶剤が飛んだら、溶けてグズグズになってしまった部分を修正し、サフを吹いて確認。
まあ、上手ではありませんが、思惑通りにはなりました。





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外装はシルバーで塗装することに。
この後、いつも通り黒でベースコートした後、ガイアカラーのバーチャロンカラー・ブレードシルバーで塗装。
少し陰影の付く感じの妖しい銀で、とてもお気に入り。ガイアのシルバーでも、出色の色味だと思います。現在絶版中で、とても残念、というか、ないと困ります。再販を切望!

ボディーをしばらく乾燥させる間に、他の制作を進めていきます。


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このキットはエンジンが再現されています。
ボンネットを閉めたら見えなくなるので、割愛しようかとも思ったのですが、せっかくのなので、手は加えませんがちゃんと作ることに。

ヘッドカバーは、チューンドカーをイメージして、メタのレッドで塗装することにしました。
カーモデルって、実車を追い求めることなく自分の思い通りに塗って作れる自由度がいいですよね。「これは間違い」っていうのがないので。

まず、ベースコートとして、赤の共色であるガイアのカーマインを塗ります。これで、上色であるメタ赤の色入れがキレイになります。

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塗装後、ロゴの部分はデカールを貼ります。このキットは、通常版にはないデカール等が入っていて、実は値段以上にお得感があります。





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サージタンクといわれる部分は、鋳物のような荒れた肌になっているようなので、流し込み接着剤を筆で叩いて表現します。ここらは、戦車プラモで培ったノウハウですね。





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で、エンジンは完成です。


(つづく)

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