タミヤ 1/24 GTR(R32)ニスモカスタム その6
タイヤは、ホイールと同じくR33のものをそのまま流用するつもりでした。
ただ、手元にあるR34用のタイヤをふと見ますと、タイヤのサイドウォール部に「リムガード」と呼ばれる出っ張りがあることに気付きました。
偏平率が小さく、ハイト(厚み)の低いタイヤを履くと、ホイールと路面が近くなるため、ホイールの縁をヒットしないためのガードがついています。
これが、なかなかにカッコよろしいので、なんとかこのタイヤを使いたいのですが、内径が大きく、このままではスカスカで合いません。そこで、何とか使えないものかと思案の末、じゃあ切り詰めればいいのではないかという結論に。
そこで、まずはサイドのロゴマークがなるべくない場所を選んで、適当な場所でタイヤを切ります。
よく切れるカッターで切るのですが、ゴムは、包丁やノコギリのように前後に押し引きして切ってはいけません。切断面が曲がってしまいます。
まな板代わりに接着剤のキャップにタイヤをはめ、大きいカッター刃を、垂直にまっすぐ押し付けて押し切ります。
ベルト状になったタイヤをホイールに巻き付けて、だいたいの余分の長さを頭に入れて、同じように切って長さを詰めます。この時、切り取ったゴムは、捨てずにいったんとっておきます。
再度ホイールに巻いてみて、ほんの少し寸足らずくらいがちょうどよい長さです。ピッタリに切ってしまうと、ホイールにはスムースに入りますが、ホイールの縁でタイヤが浮いてしまい、これまた興ざめになります。
もし切りすぎた場合は、あきらめずに、先ほどとっておいた切り代を接着して、切り直します。また、逆にほんの少し切り足らなかった場合は、切り代が短すぎるとゴムは思うように切れませんので、やはり同様に切った分を接着して、あらためて切り直します。
接着には、瞬間接着剤を使います。
瞬着は、ゴムのような微細な多孔質のものを、非常に強力に接着してくれます(皆さんも、自分の指をくっつけてしまって困ったことがあるでしょう?)。
接着面を一度仮合わせして位置を確認し、ずれないように慎重に接着すれば、接着部がほぼ目立たないくらいにきれいに着きますよ(もちろん、よく見れば分かりますが)。
4本ともできました。
一部、接着部が目立ってしまったものもあるので、これはクルマの右側用にします。
ホイールにはめてみると、こんな感じ。
チューンドカーっぽくなるでしょ?
R33用より薄いので、若干外径が小さくなりますが、許容範囲かと。
足回りの調整で、少し車高を落とすことができれば、解決できそうです。
ただ、幅も広いので、これが車幅内に収まるか、そちらがむしろ心配ですが…。
仮組みして合わせてみました。
カッコよさは文句なしです。
幅はド迫力ですが、やはりちょっとハミ出してます。なんとかなりそうな気はするのですが…。
前は少し余裕があるので、こちらはあまり心配なさそうです。
これで、タイヤのフィッティングは終了です。
(つづく)
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