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2017年12月

2017年12月27日 (水)

メッキ調塗料のオーバーコートに【ただし裏付けなし】

かなり以前に、とあるサイトで、「クリヤーパーツのキズ取りとツヤ出しに最適!!」と紹介されていたので、そーかそーか、それは素晴らしいじゃないかと通販で購入した、AKの「GAUZY(ゴージー)ガラスコートエージェント」。(※当店では、AKインタラクティブ商品の取り扱いはできないのです)

広口ボトルのフタを開けると、乳白色の少しとろみのある液体が入っています。
要は、ここにクリヤーパーツをドブ漬けして引き上げ、乾くと透明なコーティングがされている、というもの。
まあ、おそらく、水性エマルジョンの床用保護材みたいな類のものかいな?と思いつつ試してみました。

まあ、当然と言えば当然ですが、引き上げてそのまま乾くのを待っているだけでは、重力でパーツの下のほうに溜まってしまいます。モールドの凹部も埋まります。
ですので、余った液材は吸い取り、しかも乾くまでじっとしておかずに、パーツをクルクルと回して液材をとどまらせないようにしないといけません。

ところが、粘度があるうえに流展性にも乏しく、まんべんなく広がっていかずに、途中で乾き始めて流れが止まってしまうので、結局はどこかでボテッとした溜まりが出来てしまいます。
なんじゃこりゃ? とにかく使えやん。まったく使えやん。
せっかく買ったのに、こやつ、どーしてくれようかと思ってお蔵入りしていました。

でも、ひとつ使い道を見つけました。

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メッキ調塗料のオーバーコートです。

ドブ漬けではなく、筆でそっと塗ります。
厚塗りすると、結局上記のような結果になってしまいますので、薄くサッと塗ります。
何度もペタペタと筆を重ねたり筆を返すと刷毛ムラだらけになりますので、一気に塗ってしまいます。

成分が得体の知れないものなので、エアーブラシ至上主義の方、エアーブラシで吹こうなんて考えないように。
また、あくまでコート剤であって塗料ではありませんから、この上からクリヤーを吹こうなんて欲を出さないほうが、おそらく賢明でしょう。

水性なので、メッキ調塗料に戻りムラが出ず、メッキ感はほぼ損なわれません。
使った筆はすぐに水洗いすれば大丈夫のようです。

大きなパーツや広い面積には向きませんので、あくまで短時間に塗り切れる小パーツに限定ということで。

特に、ステンレスの表現の際、表面に薄く皮膜を張った感じが、不思議とステンレスに近い質感を出してくれる気がします。

お持ちの方は、よかったらお試しください。ただし、あくまで私の自己流ですので、自己責任でお願いします。

(余談ですが、先走ってうっかり買いだめをしてしまいました。この使い方では使い切れそうにありませんので、ご希望のかたには実費でお譲りします。)

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2017年12月26日 (火)

缶スプレーの中身を取り出すには

広い面を塗装するのに便利な缶スプレー塗料。
ただ、塗料の噴霧量の調整ができないので、垂れたり凹部にたまってしまったり厚ぼったくなったりするからあんなものは使えない、と決めつけられがちです。

中には、同じ吹きつけ塗装でも、缶スプレーは手抜きで、エアーブラシで塗るほうが上等でエライのだ!みたいな声もチラホラ。ですが、それは違うと思うのですよね。むしろ、扱い方の問題のほうが大きいです。おまけに、タミヤの缶スプレーカラーは、中身の塗料は模型用塗料としては上質なので、活用しないのはもったいないです。

でも、細かいモールドや繊細なスジ彫りだと埋めてしまいがちなのは確かです。
また、ワークが極端に小さいパーツだと、無駄が多いのも缶スプレーの宿命です。

そこで、中身を取り出して、エアーブラシで吹きつけるほうが良い場合があります。
その際、紙コップ等の中に噴き出して中身の塗料液を採取するわけですが、そのまま吹くと、コップの中からバンバン吹き返して、採っているのか捨てているのか分からないほど、不効率に思えます。

そこで、一工夫。

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付いている噴霧用ボタンを外し、ロングノズルと取り替えてやります。
市販のパーツクリーナーやエアーダスターに付いているものを流用します。

ただ、ボタンを差し込む「ステム」という首の部分の径が何種類かあるため、なんでも使えるわけではありません。
かといって、どれが合うかなんて私にも分かりませんので、使えるものを探すしかないのですが、写真のものは、ホーザンのパーツクリーナーに添付のものです。もちろん、偶然合いました。

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こうしてやると、霧状にならずに吹き出せるので、飛び散りによる無駄を抑えて、効率的に内容液を採取できますよ。
お試しあれ。

ただ、噴射ガスも効率よく含まれてしまうので、必ずガス抜きをしてから使ってくださいね。
調色スティック等でかく拌してやると、気泡になって抜けていきます。
ただ、小さなビンに移し替えてからやると、スティックを突っ込んだ瞬間に、その刺激で急激にガスが気化して発泡し、ビンからあふれ出してとんでもない目に遭います。ご注意を。

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2017年12月24日 (日)

【スカコン】お客様の作品のご紹介

お客様から、新しい作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

『スカイライン・コンベンション』、さっそくの第1作目です。偶然制作中にコンベンションが立ち上がったので、フライング気味ではありますが、無事フィニッシュ(←これ、大切)!

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NKTさん作品
タミヤ 1/24 スカイラインGTR(R34)Vスペック2

いい加減な店主とは正反対の、こだわりがハンパじゃない作者さんの新作。

シャンパンゴールドのような色が、コワモテなクルマを上品に見せています。

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現住所に移転する前からの、実は比較的長いお付き合いなのですが、当初は各社カスタマーサービスのパーツ請求にいらっしゃることがほとんどで、何を作っているかも分からない、失礼ながら不思議なお客様でした。

ところが、最近、ほかのお客様の制作意欲に刺激されたか、コンスタントなペースで制作されています。

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タミヤのR34GTRのキットは、他社に比べてワイドな感じが誇張されており、迫力があります。
リアのフェンダーの張り出しの表現は少し大げさと言っていいほどですが、このクルマの力強さを表現していますね。

同じクルマや戦車でも、違うメーカーのキットを作ってみると、パーツ割りや設計、そして完成後の姿など、それぞれ個性があります。
「このクルマは1個作ったからもういいや」ではなく、メーカ違いで作り比べるのも、プラモ趣味の楽しさを広げてくれると思います。

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後ろからのアングルがカッコイイですね!
リアタイヤにきつめのネガティブキャンバー(車輪が、内側に倒れるように少しだけ傾いている)をつけてあるので、ワイルドさも上がっています。

ホイールの色は、かなり研究して調色されたそうです。

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車高も、カッコよくなるよう調整されたのでは、と思います。

作品を拝見しながら、タイヤの話でさんざん盛り上がり(分かる方にだけ分かるネタで、すいません)、どのGTRが好きかという話題に。
作者さん、愛車がブルーのスカイラインなのですが、自分が「以前、この34が出た時は、やたらデカくてカッコいいとは思わなかったんですが、最近そうでもなくなってきました」とフォローを入れつつ「でも、個人的には、32が一番カッコよくて、33はあんまり好きじゃないんですよ~」と言いましたら、「そうですよねぇ~、ボクのは33ですけどねぇ笑」 !!!
(゚ー゚;ウワ!やってしまった。一番やってはいけないミス。完全に34にお乗りと勘違いしてまして、打ち倒されてしまいました。
「いや、みんなそう言うんで、いいですよ笑」と助け起こしていただきましてですね。いやはや、失礼いたしました。一瞬、血の気が引きました・・・。

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顔は、上でも書きましたがかなりイカツイです。
また、ガラスもさりげなく磨いてあってかなりキレイ。作品の模型映えの高さは、ガラスの透明度に比例していきますので、オススメの作業ですね。


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この角度で見るのが、他社との形状の差が分かりやすいですよ。
でも、今並べてあるのは、店主拙作の(スカコンのエントリーがまだ少ないので、並べるのが恥ずかしいというか、おこがましいのですが)まったく同じキットなので、違いがありません…。
どなたか新作をお持ちください~。

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2017年12月14日 (木)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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かぶエリンギさん作品
トランペッター 1/35 KV8

このところ熱心に通ってくださる作者さんの新作です。





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この車両、作者さんが調べたところ、火炎放射戦車なんだそうで、主砲はダミーです。
パッケージの絵が、撃破されたか遺棄されたかして、敵兵が調べている場面という、なんとも購買意欲をそぐものになっているのも、なんとなくうなずけます。
普通なら、たとえウソでも大げさでも、勇ましく敵をやっつけている絵にするものなんですが…。

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前作のタイガーに比べ、汚し表現にツボを得たようにお見受けします。

また、今回は、エアーブラシを導入されて最初の作品です。




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土ホコリの質感や色具合が、とてもよい塩梅ですね~。








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車体の外側に、燃料タンクがたくさん付いています。火炎放射の燃料タンクも兼ねているのでしょうか?
弾が当たったら、またたく間に燃え上がってしまいそうです。大丈夫なんでしょうかねぇ?

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2017年12月 6日 (水)

お客様の作品のご紹介

お客様から、連日作品のお持ち込みがあります。どうもありがとうございます。

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ヤマサキさん作品
フジミ 1/12 RGV500ガンマ

模型堂さんと双璧の制作ペースを誇るモデラーさんです。
実はお二人の作品のおかげで、ショーケースはいつも充実のラインナップです(←他力本願店主)。


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WGPでのシュワンツ号です。私、シュワンツが一番好きなGPライダーで、レプリカグローブとヘルメット持ってます。(グローブは使い込みましたが、メットは買ってすぐにバイク手放しました…涙)。
ホッケンハイムでの、レイニーとの突っ込みブレーキング合戦、すごかったですねぇ!!(←分かる方、いるのかな?)

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キットのほうは、一部ユーザーさんの間では、「形がおかしい」とか酷評されていましたが、そうなんでしょうか?

一部、デカールを失敗されてはいるものの、安定の仕上がりです。



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現在のモトGPレーサーと比べて、カウルが大柄ですよね。模型にすると迫力満点です。

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2017年12月 4日 (月)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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単身赴任模型堂さん作品
タミヤ 1/12 ホンダMVX250F

「速い・うまい・明るい」の3拍子の持ち主、模型堂さんの新作です。
新作といっても、このキットに至っては、お買い上げいただいてから半月ほどで完成。
前作のRZ兄弟を持ってきていただいていくらも経っていないので、なにが新作やら、もう分かりません。

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速いから雑かといえば、決してそうではなく、最低限、なにかしらの見せ場を作ってあるのがスゴイところ。常連のお客様ですら、ご来店のたびに作品が増えているので、「また!?」と言いつつ、「でも、ちゃんと手が入っているよなぁ~」と、感心しきりです。


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このキットをお買い上げの際、アオシマのNSR250と悩んでいたのですが、このバイクが2気筒とばかり思いきや実は3気筒だということに気付き、私と二人で、「知らなかったわ~」と、店内で大はしゃぎ!
で、こっちにします!ということになりました。

2ストの3気筒ですから、サイレンサーが3本出てますよね。
この頃のバイクのことには疎いので、250の2ストで3気筒車があったとは、まったく知りませんでした。
インボードディスクのブレーキと言い、当時としてはいろいろ革新的なバイクだったんではないんでしょうか?

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トリコロールは、デカールと塗り分けで再現しなければならず、また、カウル類のチリ合わせとか、いろいろ難しかったとのこと。

でも、さすがにキレイなプラモデル作品に仕上がっています。拝見していて、なんだか安心感があります。

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2017年12月 1日 (金)

今年最後のコンベンション企画です (※最新記事はこの下です)

早いもので、もう今日から師走。月並みな言い方ですが、年を重ねるごとに、1年が早く過ぎていく気がします。

さて、今年から来年にかけての年越しイベントとして、今年最後の模型コンベンションを企画しました。
手の速いかたなら年内に間に合うでしょうし、そうでないかたは、お正月休みも利用して、ぜひ制作に勤しんでください。

~スカイライン・コンベンション~
言うまでもなく、日産スカイラインのワンメイクコンベンションです。
ワンメイクとはいえ、年式・型式や模型のスケールは問いません。プラモデルキットも豊富に揃っていますから、「これは」と思うクルマを制作してください。
「R35 GT-R」につきましては、スカイラインの名は付きませんがOKとします。

作品は、店内ショーケースに展示いたします。コンテストのような、作品の優劣を競う趣旨ではありません。

【応募要項(必ずお読みください)】

・まず、応募用に制作するキットを、当店でお買い求めください。
すでにお手持ちのキットやスクラッチ制作での応募もOKですが、その場合も、代わりのキット(プラモデル等)を新たに当店でお買い求めください
単に出品のみでのご応募はできませんので、イベントの趣旨にご理解をお願いします
・作品は、基本的にプラモデルのキットを制作したものとします。改造等は自由です。
・作品は、できれば塗装をしてください。

作品受付締切 : 2018年2月末


それでは、たくさんのご参加をお待ちしております。

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