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2017年10月 1日 (日)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その19

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最後の大がかりな汚しとして、履帯の汚しをします(というか、しました…)。
作業を始めたら、一気に進めていくので、写真を撮っている余裕がありませんでした。

履帯だけは、ピグメントの質感が一番合うので、これを使います。
ピグメントは顔料の粉末なので、それ単体では定着しません。そこで、ホルベインのマットメディウムを接着剤代わりにし、MIGピグメントの「ドライサンド」を混ぜ、履帯の凹んだ部分(接地面ではないところ)に塗り込みます。当然、接地面にも付いてしまいますので、乾く前にボロ布等で拭き取ります。
また、生乾きのうちに、違う色のピグメントをパステル筆ですくい、軸をポンポンと叩いて粉をまぶしてボリュームを増し、色味にも変化をつけます。

マットメディウムは、乾くと透明になり、ヤセてしまいますので、塗った直後とは色合いやボリューム感が変わります。
1日乾かした後様子を見て、汚れ具合が足らなければ、また同じように汚れをつけます。

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接地面は、グラファイト鉛筆を擦り付け、金属感を出します。








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履帯の蝶番部分には、できれば汚れが入り込まないようにできるといいのですが、今回は埋まってしまいました。

次に、転輪などの足回りにピグメントをつけていきます。
同様の方法でもよいのですが、実車の写真を見ると、湿った泥汚れでない限り、盛り上がるほどに土がつくことはないように見えます。

そこで、まず、パステル筆ですくったピグメントを先にまぶし、アクリル塗料用うすめ液を流します。不思議なことに、アクリルうすめ液にはピグメントを定着させる効果があるようです。

乾いたら、色の違うピグメントを筆で直接を置き、乾いた筆で軽く押さえつけたりして、少しボリュームを増してやります。

こんな感じで、凹んだ部分にだけ土がこびりついたような表現をします。

(つづく)

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