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2017年10月 5日 (木)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その20

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さて、今回のキングタイガーは、前線でバンバン戦って…という車両ではなく、まだそれほど実戦に参加していない車両っぽくしたいという想定で作り始めました。
ですので、あまりハードな汚しやチッピング(塗装ハガレ)表現は似つかわしくないと思いますが、かといって新車みたいなのもおかしなものです。

そこで、ちょっと実車の資料写真を見てみます。

すると、サイドフェンダーに、白い筋状の汚れが無数に付いているのが分かります。
また、陸上自衛隊の戦車の写真を見ても、車体にかぶった土が流れ落ちた、同様の筋汚れが、かなりあります。
そこで、これをできるだけ再現してみることにします。

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やはり、オイルパステルを使います。
この画材のいいところは、乾くことがないので、あせらず気長に作業できるところです。





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極細筆で、ちまちまと線を描き込んだら、シンナーを含ませた筆で余分を拭き取り、さらに細くしていきます。






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ちょっとやりすぎちゃった気もしますが、この後、保護のためのクリヤー(クレヨンコート)を拭いたら、逆に目立たなくなってしまい、さらに塗り重ねました。

でも、乾かないことは短所でもあり、重ね塗りをすると、コートしてあっても、先に塗った色が溶けちゃうんですよね。これがもどかしいところで、足し算と引き算を繰り返します。

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前の、コーティング面は、オイルパステルならではのやりやすさです。
線がちょっと太くなってしまいましたが、凹凸の上からでも筋汚れが表現できます。





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後ろも同様。









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砲塔の上も、軽く汚しておきます。
写真ではかなり白くなっているように写ってしまいますが、実際はもう少し控えめです。






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入り隅にも流し込んで、砂がたまったような表現をしてみました。

(つづく)

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