タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その16
このあたりから、作業に集中して写真を撮れなくなってきます。いきなり進捗してしまいますが、どうかご容赦を。
排気管は、こんな感じに。
ツバのようなところから下は、車体の塗色でもいいようなのですが、ここも焼けた感じにしてみました。
ただ、少しだけ色味を変えて、若干グレイを多めにしています。
排気管も、薄めに希釈した塗料を、こちらも色を変えながら何回か重ね塗りして、表情を出してあります。写真はかなり拡大しているので、テクスチャが大げさに見えますが、実際の模型では、なかなかよい感じにできたつもりです。
砲塔のデカールが乾いたら、グロスのクリアーで軽くコートして、スミ入れです。
ツヤ消し面のままにしておくと、これからの工程で、ザラついた塗装面に塗料が染みわたり、汚い模型になってしまいます。
スミ入れには、クレオスのウェザリングカラーシリーズを使います。
原液はかなり濃いので、皿に出して薄めます。専用のシンナーが出ていますが、タミヤ・エナメルと違って、オドレスペトロールでも溶けてくれるので、これを使いました。
この焦げ茶色は、ドイツの3色迷彩やダークイエロー系によく合います。
含みの良い極細筆を使い、スミを入れたい箇所に、ていねいに塗料を流します。
自分の場合は、できるだけハミ出さないようにしています。
このウェザリングカラーシリーズは、乾くと溶剤に溶けなくなってしまうので、ハミ出しは半乾きのうちに拭き取ります。
綿棒を使うと、あちこちに毛が引っかかって、模型が毛だらけになってしまいますのでNGです。
ガイアやクレオスから、拭き取り用の専用ツールが出ていて、以前は好んで使っていましたが、今はコリンスキー毛筆を使うようになりました。細く尖っていて吸い取りやすいので、もっともやりやすいです。
シンナーを軽く含ませた筆で、ハミ出しを拭き消すように修正していきます。
(つづく)
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