アスカモデル 1/24 ツュンダップKS750 パート1 その4
続いて、エンジンをフレームに載せていきます。
本当は、先にフレームを組んでしまってからエンジン挟み込めると、フレーム前側の合わせ目が消せるし、フレーム単体で塗装もできてよいのですが、先にエンジンを全部組んでしまったため、両側に出っ張ったシリンダーがジャマで無理でした。
そこで、フレームはあらかじめ塗装しておく必要があります。
エンジンを組む時は、シリンダーは付けずに置いておき、フレームに載せた後で接着するほうが、作業しやすいと思います。
さて、この工程ですが、図から受ける印象とは違い、やってみるとかなりの難関です。
塗装前に仮組みしてみましたが、この図のとおりに作業するのは、正直言って困難です。
まず、接着代が、矢印の部分しかありません。また、エンジンとドライブシャフトは勘合がゆるく、図のような形で保持できません。
前述したように、エンジンの組み立ては合わせのガイドがなく目測ですので、左右の合わせが少しでもズレてしまっていると、フレームとの勘合がうまくいきません(正直、ここでズレに気付いても、もう手遅れなのですが…)。
ドライブシャフトとフレームの接着面にはダボがなく、塗装面どうしの面付けですから、流し込みタイプの接着剤は使えません。接着剤の塗布に十分気をつけないと、溶けた塗料やら接着剤やらがハミ出して、汚くなってしまいます。ですので、ここは、セメダインの「模型用ハイグレード」しかありません。
エンジンとドライブシャフトはグラグラですので、すぐに下からA57部品を接着して支えてあげないといけません。しかも、エンジンとの接着は、やはりイモ付け。
・・・という具合に、かなりハードルの高い作業となります。
そこで、まずA57部品をあらかじめ左右どちらかのフレーム部品に接着しておいたほういいと考え、いったん仮組みのままA57を右のフレームに接着して固定し、乾燥後フレームを塗装しました。
ホイールは、中心に軸が通っているわけではなく、左右のわずかな突起で引っ掛かっているだけなので、接着しない指定ですが、強度を確保するためにも、早めに接着してしまいます。
別に、完成後に動かして遊ぶわけでもないので、タイヤが固定されても何の不都合もありません。
エンジンは半ツヤブラックで、フレームはガンダムカラーのシナンジュレッドで塗装しました。
実は、ここではまだ気付いていないワナがあるのです…。
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