バンダイ シンデレラ城 その4
作業に没頭していたので、写真を撮っているどころではなく、いきなり進捗してしまいます。
どの塔も、中のダボの構造は同じなので、このようにダボを避けつつ窓のあるところを通るように、透明プラ棒を曲げながら這わせていきます。
ただ、ダボが干渉してプラ棒がスムースに通らないので、ある程度は切り飛ばして道を切り開きます。
一番やっかいだったのが、正面から見て一番左の塔。光源から距離があって、しかもS字にきつく曲げなければいけません。
そのため、作り方によっては光が途中で止まってしまって、一番端まで届かないのです。何度も作り直して、納得のいくものを選びます。
白っぽくなっているのは、表面にペーパーをかけているからです。こうすると、中を通ってきた光が乱反射して、プラ棒の表面全体がぼんやり光るようになります。
LEDは、電球色のものを2灯使い、各2本ずつのプラ棒に光を分配します。
もっときちんと、光が無駄なく届くように作りたかったんですが、急いでいたので、手元にあったアルミテープで巻きました。
ベースに穴を開けて配線を通します。
このベースは、先にも書きましたがグロスフィニッシュ成型で、透明樹脂に顔料を混ぜ込んだものです。そのため、クリヤーパーツと同じでとても硬く、配線が通る大きさまで穴を広げるのに、大変苦労しました。
ファンテックのマイクログラインダー・ゼロワンと樹脂用カッターのおかげで、なんとか作業できましたよ。
点灯用の配線は、なんとも不細工なもので、お見せするのも恥ずかしいです。
こんなわずかなパーツ数なのに、明らかにバカバカしいほど不効率な設計になってるんですよね、きっと。
知識のある方なら、この半分くらいの大きさにまとまりそうです。
で、点灯テスト。
実はここまでも、1工程進むごとに念のためテストはしながら作ってきましたが、いざハンダ付けまでして点灯するのは初めてで、これで点いてくれなかったらどうしよう…と、不安でいっぱいでした。
でも、なんとか無事点灯! やれやれですが、とてもキレイで、苦労も吹っ飛びましたよ。
上の写真ではちょっと光りすぎで、塔が提灯のようになっているので、少し調整して光を落しました。
どうでしょう? 自分では、舞踏会が開かれているお城っぽくなったと思うのですが。
あとは、残る部分を組み立てれば完成です。
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