【床の上モデリング】ハセガワ 1/72 零戦21型 その1
頂き物のキットの中に、手つかずの零戦がもう1個ありましたので、これもありがたく作らせていただくことにしました。
今度は1/72の21型です。
今、私のプラモデルの制作環境はほぼすべて店のほうに移っていて、家には最低限の工具しかありません。特に塗装用具は、エアーブラシはもちろん、筆すらもありません。
なので、筆塗り道具一式だけ持ってきて、すべて筆塗りでやってみることにしました。
おまけに机すらもないので、床の上に座り込んでの制作です。なんか、子どもの頃を思い出してしまいますね。
とりあえず、持ってきた塗料はこれだけ。大きいビンは、ラッカー用のシンナーが入っています。
青竹色は、水性ホビーカラーですが、特に意味はなく、単に持っていたから使うだけですよ。
筆は、ホルベインのリセーブルを2種と、アルテージュのアクアレリスト。
どちらも特殊なナイロン筆で、本来は水彩画筆ですが、プラモデルの塗装と、抜群に相性がよろしいです。
工具は、家にあったものを使います。タミヤの薄刃ニッパーは、最近ご無沙汰です。
作る前に説明図を最後まで読んでおくんですが、てっきり上段を左から右へ、続いて下段へと、Z字状に進んでいくものと勘違いしていました(笑)。よく見ないと意味がないですよね。
まずは、お決まりのコクピットから始めます。
計器盤のパーツですが、なにもわざわざこの位置にゲートを持ってこなくても(笑)。刃が入りません。
塗装後、計器のデカールを貼るんですが、余白が大きくて明らかにハミ出しそうなので、余白をカッターで切り取ってから貼ります。
古いデカールは、ぬるま湯でもなかなか緩んでくれないので、ちょっと熱めのお湯に浸けると、ツルっと動いてくれます。
コクピットを組み立てて、タミヤ・アクリル塗料のコクピット色で塗装しました。
タミヤ・アクリルは、筆塗りだと他の塗料に比べて色の乗りがよくないというのが個人的な感想です。
薄く塗り重ねるとかえって刷毛ムラが出やすいので、ちょっと厚めにポッテリと塗るほうがよいように思います。
ただ、こうするとツヤが消えませんね。吹き付けですと、逆にカサカサな塗り肌になるくらいツヤが消えてくれるんですけどね。
翼の部品は反ってしまって、ピッタリと合わないので、端から流し込み接着剤で接着していきます。
この状態でまずは乾くまで置いておき、乾いて固定された後に、残りを合わせて接着します。
工程5で、コクピットを挟み込む形で左右の胴体を貼り合わせることになっていますが、コクピットは、後で下から入れ込むことができるので、先に胴体だけを貼り合わせておき、乾くのを待ちます。
やっぱり、子どもの頃のプラモ作りはこんなだったなぁと、なんだか新鮮で楽しいですね!
(続く)
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