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2016年4月18日 (月)

【床の上モデリング】ハセガワ 1/72 零戦21型 その5 <デカール貼り>

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機体の塗装が乾きましたら、脚収納庫や風防内部を塗り分けておきます。(大した工程じゃないので、詳細は割愛します。)

こんな感じで、ホントに床の上で作ってます。
昔は、こんな風に、お店で買ってきて、帰るなり床に広げてやってた気がします。
で、接着剤とかひっくり返して…。


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いきなり話が飛びますが、デカールを貼っています。

ハセガワのデカールには、あまり良い思い出がありません。




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今回のキットも、デカールに「1993」と印刷されており、もしかすると20年以上前のものかもしれません。上手く貼れるか、ドキドキでした。




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ところが、これはたいへんに従順なデカールで、助かりました。
古いせいで、さすがに水では糊が戻らないので、ちょっと熱め(というか、かなり熱め)のお湯に浸けて戻しました。

浸けてしばらくしてから指でそーっと力を加えて動かすと、急に固着した糊が離れてデカールがズルッ!と動くのでいちいちヒヤッとしますが、一度も破れることなく貼れました。

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糊自体も、まだちゃんと効いてる感じですが、貼る面も凹凸がありますので、念のためクレオスのマークセッターを使って貼っていきます。

マークセッターは糊の成分が含まれた軟化剤ですので、デカールの上ではなく、貼る面に塗ります。
(ちなみに、マークセッター等の軟化剤は、塗っても弾かれて水滴になってしまい、特に大判のデカールでは軟化効果が発揮されにくいので、私は台所用中性洗剤を数滴混ぜて使っています。こうすると、表面張力が弱まって、液がデカールにまとわりつくようになり、効果が劇的に高まります。ただし、これを推奨するわけではありません。)
あらかじめ貼るところに塗っておき、そこにデカールを浮かべる要領で移します。
そして、デカールとの隙間からティッシュで余分な水分を吸い出して、位置を微調整します。

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しばらくすると、軟化剤が効いてきて、デカールがふやけ始めます。綿棒等で上から押さえず、じっと我慢して放置します。
デカールの下は真空状態ですから、水分が揮発していけば、デカールが吸いつけられるように自然に凹凸に馴染み、密着してくれます。

ただ、真ん中あたりの水分が閉じ込められてしまうので、中心から外へ向かって、筆や綿棒で軽く押し出してやります。
でも、モールドに馴染ませようとして、グイグイ押さえつける必要はありません。

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乾いていけばこの通り、繊細なモールドにもしっかり馴染んでくれました。
ただ、これはデカールの質でも変わってきます。硬くてパリパリのデカールだとこうはいきませんので、やはり上からも軟化剤を塗るとか、蒸しタオルを使って押し付けてやります。

こうして写真で拡大すると、真ん中あたりに気泡らしきものが残ってしまったように見えます。さすがに、もうちょっとていねいにやらないとダメですね。

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同じように、日の丸とかも貼っていきます。
床の上でやってるので、ホコリは付きまくりです。





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こちらも、閉じ込められた水分を追い出すのに少し綿棒で軽く押さえただけで、スジ彫りに沿って密着してくれました。

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