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2016年4月20日 (水)

【床の上モデリング】ハセガワ 1/72 零戦21型 その6 <完成>

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デカールが乾いたら、もうこれで完成です。

スミ入れもしませんし、トップコートもしません。なぜなら、筆塗りで塗装した表面の質感が、なんだか吹き付けでのそれよりイイ感じがして、このままにしたいと思ったからです。

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吹き付けですと、広い面を均一に美しく塗れるメリットはあるのですが、噴霧ですから多少はユズ肌が出るので、少しツヤがひけた感じになります。
筆塗りでは、刷毛ムラは出る代わりに、表面はツルっとした感じになります。あくまで想像ですが、零戦の塗装面は、こんな感じでちょっとテカテカしてたんじゃないかなと思ったわけです。


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凹モールドのスジ彫りも、なぜか少し強調されて見えるので、スミ入れをするとかえってクドくなる気がして、このままにしました。




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全長12センチほどの小さな模型ですが、とてもカッコイイですね。

プラモに出戻って10年近く経つ者が作ったにしては稚拙すぎると思われるでしょうねぇ。今まで、他の方が制作された、絵画的にグラデーションを入れたりリアルな汚しを入れた素晴らしい作品をいくつも拝見してきましたが、これはこれで零戦のプラモらしいというか、安っぽい感じがなんだか切なくて愛おしく、私個人としてはとても気に入ってしまいました。

特殊な道具やスキルは全く使わなくても(筆だけはちょっとこだわりましたが)、こんなカッコイイ模型が出来あがるのが、プラモデルのいいところだなぁと思いました。

とりあえず、これでなんとか7月のモデコンに出す作品が、ひとつ出来ました。

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