「ウェザリングワークショップ」を行いました
今日は、店外イベント「ウェザリングワークショップ」を開催しました。
「ウェザリングに興味はあるけど、どうすればいいのか分からない」とか「ウェザリング用の材料は買ったけど、どう使っていいものか、イマイチよく分からない」という声をよくうかがいますので、その勉強会です。私が教えるというより、私自身もいろいろ勉強したくて開きました。
参加は、私も含めて3名。人数は少なめでしたが、その分濃い時間を過ごさせていただきました。
参加者さんのリクエストで、持ち込まれた制作中の作品をお題に、ピグメントの使い方の一例をご紹介しました。
いつも使うのは、このあたりのマテリアルです。
フィキサチフやマットメディウムなどは、ピグメントの定着に用います。
それぞれ、質感が変わってきます。
ゴテゴテに汚してほしいとのことでしたので、泥が積もった表現に挑戦しました。
ハードな汚しはなかなか難しいです。
また、錆びた表現もやってみてほしいとのことでしたので、マフラーや装甲板で試してみました。
汚しとかするのはもう1年ぶり以上なので、もうやり方を忘れちゃってます。ヘタッピですいませんでした…。
国内メーカーのウェザリング塗料としては出色の、クレオス「ウェザリングカラー」。
一番典型的と思える使い方をご紹介しました。
伸びがよいので、たいへん使いやすい塗料です。
今回、自分自身の勉強として楽しみにしていた、「オイルパステル」。ペトロールやテレピンといった石油系溶剤で溶けるパステルです。
初めて使うので、果たしてどんな感じなのか興味津津でしたが、意外なほど扱いやすい素材で、これは使えると思いました。
今日は1色だけ使いましたが、油絵具によく似た表現ができ、しかも簡単で安価な素材です。
様々な色を使えば、もっと表情がつけられて楽しそうです。
最後に、ヘアースプレー法によるチッピングの実験です。
以前、冬季迷彩ハガシに使いましたが、今回は塗膜ハガレの再現をやってみました。
以前やった時は、はがす色を乾かし過ぎてうまくいかなかった経験があるので、今回は生乾きの状態で、水を含ませた筆で、少し力を入れてすり落とします。
塗膜がふやけてくると、一気に落ち始めるところが、少々難しいですね。
もう少し自然な感じに剥がせるようになれるといいですね。まだまだ経験不足です。
少人数では間がもたないかと思いましたが、あっという間の1日でした。楽しかったですね~。私が一番楽しんでしまったかも…。
またこれからも、いろいろ企画を考えていきたいと思います。
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