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2012年5月

2012年5月30日 (水)

5/27工房便り

アップするのが遅くなりましたが、久しぶりの工房便りです。

この日は、店主の高校時代の同窓生の黒板屋さんがお子さんたちを連れてやって来てくれました。
ダンボール戦機をお買い上げいただき、店内で作っていってくれました。

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お姉ちゃん(かな?)は結構ノリノリで、ダン戦にしてはなかなかボリュームのあるオーディーンにトライ。ところどころ店主が教えながら、ちゃんと最後まで作り上げました。

弟くん(かな?)はゼノンに挑戦。こちらはお父さんが先生ですが、黒板とは勝手が違うせいかちょっと心許ない先生です。しかも半分くらいから飽きてきたのか、ほとんどお父さんが作ってたような…。
でも、二人ともカッコイイLBXが出来て満足してもらえたようでした。

やっぱり模型屋は子どもが来ると賑やかになってよろしいですね。

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2012年5月27日 (日)

マルモコ展示会のご案内

ちょっと宣伝をさせてください。

私が営む「ブルーベルホビー」も、開店1周年を迎えることが辛うじてできそうな気配です。これもひとえにご利用くださるお客様のお陰に他ならず、心より感謝申し上げます。
しかし、残念ながらそんなお客様に還元できるものが何もありません。
そこで、せめてもの御礼企画としまして、作品展示会を催したいと考えました。

模型作りを趣味としている人というのは、一般的には独りで作り、眺め、納得し、悦に浸っていることがほとんどです。数年前まではまさに私がそうでした。他人の作品を鑑賞したり、逆に自分の作品を人に見てもらうという機会はどちらかといえば少ないと思います。
でも、自分以外の人の作品を生で見るのは大いに参考になりますし、とてもよい刺激を受けます。また、自分の作品を他人に見てもらうのはとても励みになるものです。そこで、皆さんの作品を集めた展示会はぜひ実現したいと思っていました。

詳細につきましては、ブルーベルホビーの店ブログのトップ記事をご一読ください。
初めての開催ですので、特にレギュレーションは設けませんが、あまり古い作品ではなくこの1年間ぐらいで作った作品をお持ち寄りください。もちろん複数出品もOKです。
参加賞も何も出せませんが、参加料も無料です。もちろん、遠方からのご参加も歓迎いたします。
コンテストではありません。ぜひ皆さんで楽しく模型話をして過ごす一日にしていただければ幸いです。

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2012年5月25日 (金)

商品案内 <AKインタラクティブ>

今やAFV用ウェザリングマテリアルブランドとして確固たる地位を築いた感のある同社製品。最近は新製品ラッシュでこちらの知識も追いつきませんが、中でもウェザリングの基本となるベーシックな製品を選んで取り揃えました。新入荷品とともにご紹介いたします。
(なお、弊店ではAK製品を独自に輸入しておりますので値付けも独自の価格となっております。どうかご了承ください。)

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(ウォッシュシリーズ) 各色683円
・DAK用
・パンツァーグレイ(ジャーマングレイ)用ブラウンブルー
・グリーン系用ダークブラウン
・NATO迷彩用ブラック
・OIF&OEF(現用車両)用ライトブラウンNew
・グリーン系錆色

いずれもたいへんよくできた色で、単に調色の手間を省くだけでなくベストの結果が得られます。また、ペトロールで希釈してあるため、タミヤエナメル溶剤を使ったスミ入れ液より浸透性(凹モールドに沿って液が走る毛細管現象)は弱めですが、その分プラへの攻撃性も弱いと思われます。

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(ストリーキングシリーズ) 各色683円
・DAK用New
・冬季迷彩用
・ダークグリーン系用New
・OIF&OEF(現用車両)用New
・錆垂れ用New

雨だれのような筋状の汚れを表現する、代表的製品。
錆用以外はカーキドラブ系で微妙に色合いが変えてあります。

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(エフェクト系) 各色683円
・ダンプアース(泥濘色)New
・フューエルステイン(燃料・油染み)New
・ウォーンエフェクト(ヘアースプレー技法用塗装剥がし表現液)New

フューエルステインはちょっと濁ったミルクコーヒーみたいな色ですが、油汚れ独特の質感が演出できるように少し粘度が高めてあります。

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(用途別セット品) 各1,995円
・NATO迷彩用セットNew
・パンツァーグレイ用セットNew
・DAK用セットNew



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ウォッシュ液とストリーキング液に専用フィルター液を加えたお得なセットです。





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ドイツ ディスクカモフラージュ再現用ステンシルNew  2625円

大戦後期の、再現の難しい迷彩模様の塗装を助けてくれる便利グッズです。


とにかく、使いやすさを第一に考えられた、大変よく出来たマテリアルです。AFVモデラー以外にもぜひおすすめいたします。

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2012年5月24日 (木)

貝を塗っています <模様描き>

いよいよ肝心の模様を描き入れます。
パテで埋めたところとその周囲に白を吹いて下地を作ります。
ところが、 吹く前の模様の様子を覚えていません。写真にでも撮っておくべきでした。
そうは言っても後の祭り。とにかく想像で描くしかありません。周囲の模様を真似して、それらしくなるようにエアブラシで描いてみました。

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修復で塗ったのは全部で3ヶ所。こちら側の穴はちょっと跡が残ったので場所が分かってしまいますが、もう1ヶ所の修復跡は幸いほとんど分かりません。


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こちら側は穴の跡もほとんど残らず、キレイにできました。

全体にクリアコートもしてほしいという依頼でしたので、その前に出来栄えを確認してもらおうとクライアントさんに見ていただいたところ、えらく感激していただきました。いや~よかったよかった。喜んでいただくのが何よりです。
その後クリアを吹いて乾燥中。

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2012年5月23日 (水)

貝を塗っています

今、ちょっと面白い仕事をさせていただいてます。

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見てのとおり、貝殻です。「ホシダカラ」という巻貝だそうです。
これがたいそう立派なんですが、残念なことに穴が2ヶ所開いてしまっているのと傷が少し付いているので、一見してそれと分からないように修復してほしいというご依頼でした。

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あまりに予想外の依頼でしたので(だってウチ、プラモ屋ですよ)、ちょっとうろたえましたが、何しろ困っておられるようでしたし、わざわざウチを頼って来てくださったので無下にお断りするのもどうかと思い、お引き受けしました。

穴はエポパテですんなり埋まりましたが、問題は模様の修復です。とにかくそれらしく描くしかありません。「また安請け合いしちゃったな~」と思ってみても後の祭りです。
まずは埋めた部分の周囲を白く塗りつぶして、埋めた跡が分からないことを確かめつつ下地を作ります。続いて周りの模様を参考にエアブラシで描いていきました。なんかカスタムペイントしてるみたいです。

果たしてうまくいくことやら!?

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2012年5月22日 (火)

「丸之内モデラーズカンパニー 作品展示会」のご案内

日時 : 6月23日(土)、24日(日)
ところ : 弊店内工房スペース
参加料 : 無料(ただし、駐車場は「丸之内パーキング」等のご利用をお願いします)


持ち込み作品には特に制限を設けませんが、いわゆる「成人向け作品」はご遠慮願います。
また展示スペースには限りがあります。特に大きい作品や大量にお持ち込みの場合、少しでも多くの方に参加していただくためにご配慮願う場合もございますので、あらかじめご了承ください。

ところで、今回の展示会のサプライズとして、模型各方面でご活躍中の金子辰也氏に、出品作品についてのご講評をいただけることになりました。実際にご来店にはなりませんので、後日写真等をお送りして見ていただきます。
自分の作品について、プロの目から客観的なアドバイスをもらえる、絶好の機会ですよ!!

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2012年5月19日 (土)

タミヤ M4A3E2ジャンボ その7 <完成>

履帯を履かせ、上部を転輪に沿わせてカタチにします。

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車体上部にピグメントを流してホコリを溜めます。やり過ぎは禁物ですので、ちょっと物足らないぐらいでやめておきます。

車体下部や足周りは、色の違うピグメントを何度か流して変化を付けました。

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履帯のもう少し端まで泥が付けばよかったですね。




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後部ランプ等、塗り残しや塗り忘れもありますが、本題のヘアースプレー技法による塗装剥がし表現は結構イケルことが分かりました。
別の車両でまたやってみたいですね。

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2012年5月18日 (金)

ダンボール戦機を作ってみる その5 <完成>

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出来上がった各部を組み上げ、完成です。
アラレちゃんかドラゴンボールの中でもこんなの見たような気が…まあいいか。




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ちょっと画像で遊んでみました。ジャジャーン!!って感じ。





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ちょっとポーズを作ってみました。ジャキーン!!
でも、ダン戦キットは全般的にジョイントが外れやすく、ちょっと手足の関節を曲げるとポロポロ外れてしまいます。どうも、いろんなキットの手足と入れ替えてカスタマイズできるようにしてあるらしく、そのせいで外れやすいのかなと思います。カスタマイズもいいけど、ちょっと遊びにくいのは残念だなあと感じました。
ただ、ランナーにムダに部品が残らずキレイになくなっていくのが実に快感です。

(おしまい)

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タミヤ M4A3E2ジャンボ その6

それでは、仕上げのウェザリングを進めていきます。

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AKの「ウィンターストリーキンググライム」で、縦の筋汚れを描いていきます。私の場合は、細く描き込んだ後さらに細筆で伸ばすようにやって細かく筋を入れてみました。しつこく感じた場合は平筆でぼかします。

チッピングは、車両のカドとハッチ周りを中心に描き込みました。元々の色が濃いので、あまり目立ちませんね。

足周りにタミヤアクリルのアース色をエアブラシで軽く吹き(キレイに塗装してしまわないよう注意)、泥ハネはノズル先端にわざと溜めた塗料を吹き飛ばして飛沫を表現しました。

最後に、ピグメントをエナメルクリヤーとうすめ液に溶いてスミ入れの要領で流したりしてホコリを表現しました。

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この履帯はたしか接着や塗装ができない材質なんですが、まずガイアのマルチプライマーを吹いておくと普通に塗料が食いついてくれます。曲げても剥がれません。ダークアースで塗装後、軽くふわっとグレイを吹きかければ基本塗装派OK。
履帯の汚しは、ある程度泥が詰まったような状態にしてみたかったので、今回初めてリキテックスのマットメディウムを使ってみました。乾燥にちょっと時間がかかるので出来栄えがなかなか分かりませんが、乾くと意外といい感じに泥らしくなってくれました。

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接地面のピグメントを布でこすり落とし、メタルカラーのアイアンを紙に塗って「銀ペーパー」します。その後、お約束のペントマーカーX11でも銀ペーパー。
これで履帯の仕上げは完了です。

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2012年5月17日 (木)

ダンボール戦機を作ってみる その4

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続いてウデも完成です。肩アーマーは、スジ彫りのところでブルーに塗り分けます。これはもちろん筆です。
弊店で扱っているリス毛筆を使えば、ラッカーの上にラッカーを筆塗りするのも比較的ラクにできますよ。今回の筆塗り部分(シルバー以外すべて)はこの筆だけで塗っています。

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腰の部分です。ちょっと大きめの部品ですが、太めの筆で十分キレイに塗れます。
筆塗りするときは、ビンの中に突っ込んだままの筆で塗らないことです。横にうすめ液を入れた皿を用意しておき、必ずそれを含ませながら筆の滑り具合を調節しましょう。こうすれば、ラッカー塗料でも筆目があまり出ずに塗れますよ。
フンドシ(?)の横の銀のストライプは、塗装ではかえって難しそうだったので、ハセガワのミラーフィニッシュを貼りました。

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両脚も完成。
ヒザ当てのところが、接着剤をハミ出させてしまいちょっと汚くなってしまいました(ホントは接着剤は要らないんですけどね)。接着後に合わせ目を消してから塗装すればもっとカッコよくなりますが、今回は割愛します。

あとは各部を組み合わせれば完成です。

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タミヤ M4A3E2ジャンボ その5 <再度、冬季迷彩剥がし>

今度はあまり溶剤を使わないようにし、自然な剥がれ落ちになるようメリハリをつけてやってみたいと思います。

カドを中心に筆の毛の腹で力を入れてこすり落とし、面は軽くなでるようにします。意識としては、白の層ではなくその下のヘアースプレー層をふやかすイメージです。剥がれにくいところは、白の層をピンセットの先などで傷つけてやると剥がれやすくなりますが、やり過ぎは禁物です。
一通り終わったら具合を見て、今度は溶剤を含ませた筆で軽くこすります。やはりやり過ぎには注意です。目が慣れてくるのでついつい手が止まらなくなってきます。

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今度はだいたい満足できたので、AKインタラクティブのダークグリーンウォッシュとラスト(錆)ウォッシュでスミ入れをしてみました。



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これらはたいへんよく考えられた色味で、ヨーロピアンモデラー風の雰囲気が手軽に表現できます。



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図らずも、白塗料が風雨で流れ落ちた感じがうまく表現できたように思います。

ここで気付いたのですが、ヘアースプレー技法にばかり気が行ってしまって、その前にデカールを貼るのをすっかり忘れてましたね…。






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2012年5月16日 (水)

ダンボール戦機を作ってみる その3

それでは、早速制作開始。
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塗装しながら組み立てます。
色は成型色に準じた色で、ただメタリック感のある仕上げにしたいので、白っぽいところはガイアのスターブライトジュラルンミン、黒いところはクレオスのメタルブラックにしてみました。中間のグレイっぽいところだけはいい色が思い浮かばず、ソリッドのミッドナイトブルーにしました。今のところすべて筆塗りです。
とはいうものの、部品も少なく、あまりにも作りやすくできているので、あっという間に頭部ができました。

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ここで、塗装法を替えました。大きい部品が出てきたので筆塗りではメタリック色が塗りにくいのと、よく考えたら成型色で色ごとに分けられているわけですから、ランナーに部品が付いた状態でスプレー塗装すればいいということに気付きました。
そう言えば昔はみんなこうやって塗装してましたね。
今回はシルバーにビン塗料を使ってしまっていたので仕方なくエアブラシを使いましたが、この方法なら缶スプレーを使えば同様に塗装できます。

塗料が乾きの早いラッカーのおかげもあって、どんどん進みます。こうして一気に胴体も完成です。
背中の背骨のような模様はシールでも再現されないようで、ここだけは時間をかけて慎重に彩色しました。


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タミヤ M4A3E2ジャンボ その4 <冬季迷彩剥がし>

迷彩色のホワイトが乾いたので、早速剥がしてみることにします。
DVDでは毛足の長いナイロン筆に水を含ませてサササとこするとすぐに白がポロポロと剥がれてきますので、できるだけ同じようにやってみました。
でも、DVDみたいにすぐには剥がれてきません。毛の根元に近いところでかなりゴシゴシやらないといけません。
どうやら、白を乾かし過ぎたのが原因かもしれません。水で溶かそうとしているのはあくまでも下のヘアースプレーの層ですから、まずは白の塗膜を壊してやらないといけないわけですが、乾きすぎていてそれが筆の毛では容易ではありません。これはちょっと失敗しました。
あまりに剥がれないので、アクリル溶剤を使ってみると、今度は急にボロボロと落ち始め、見る見るうちに迷彩がなくなっていきます。

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というわけで、一通りやってみたものの、見事に剥がし過ぎですよね。
特に、ヘアースプレーの塗り加減や噴霧の特性によっても結果が左右される気がします。


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ヘアースプレーの成分がしっかり付いたところはよく剥がれています。
ヘアーアスプレーは、薄くまんべんなくスプレーできるものが好ましいようですね。とにかく、もう少し白が剥がれにくくしたほうが、リアリティが出そうです。

そこで、この上から再度ヘアースプレー技法を試すことに。
私の使ったスプレーは、スプレーのミストが荒いように感じた(と言っても他を知りませんが)ので、スプレー直後の乾燥前にエアブラシで水を吹きかけてみました。また、ホワイトの希釈にも、食い付きが弱まるのではないかと、シンナーではなく水を使ってみました。
さて、今度はどうなりますやら…。

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2012年5月15日 (火)

ダンボール戦機を作ってみる その2

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ダンボール戦機のキットは、アタマとかウデといった部位別にランナーを切り離すことができます。





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もちろん、こうしないといけないわけではありませんが、こうすることで必要な部品だけが含まれたランナーを集めておけるわけですから部品探しがたいへんラクになります。これは画期的ですね。

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タミヤ M4A3E2ジャンボ その3 <ヘアースプレーと冬季迷彩>

それではヘアースプレーを吹きかけます。
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中身を出してエアブラシで吹いてもいいのですが、とりあえず直に缶からスプレーしてみます。何しろ初めてのことで加減がよく分かりませんが、とにかくまんべんなく行き渡るように吹きかけました。

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ヘアースプレーが乾いたら、タミヤアクリルのXF2フラットホワイトをエアブラシで吹いて冬季迷彩を施します。
DVDではラッカー溶剤で薄めていますが、おそらくそのほうが吹きやすいというだけで特に意味はないと思いますので、普通にアクリル溶剤で薄めて吹き付けました。

塗料が乾燥したら、いよいよ今回の核心である剥がし作業に入ります。

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2012年5月14日 (月)

タミヤ M4A3E2ジャンボ その2 <基本塗装>

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それでは早速基本塗装をします。
DVDに準じて下地塗装は黒で。




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基本色はミスターカラーのオリーブドラブ(2)です。




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これに少し白を加えた色で軽くグラデーションをかけておきました。もっとも、上から冬季迷彩を施すので大して効果はないと思います。

これで基本塗装は完了です。この後、いよいよヘアースプレーを使った技法に入っていきます

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ダンボール戦機を作ってみる その1

少し前から店に置き始め、店主も実はちょっと気になっているのが「ダンボール戦機」のプラモデルです。ウチの子どもも嬉々としてテレビアニメを見てますし、プラモも作りました。お気に入りのLBXもちゃんとあるみたいです。

そこで、一度店主も作ってみることにしました。
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選んだのは「LBXインビット」。あちこちにデジャヴ感のあるデザインではありますが、スターウォーズのグリーバス将軍みたいでワタシ好みでした。




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中身はこんな感じで、結構なボリュームです。
パッケージもキレイだし、これで1,000円ですからずいぶんお値打ち。スケールモデルだったら3,000円ぐらいはしそうですね。

ウチの小2のムスメでも学校から帰ってきてから数時間で作ってしまったぐらいですから組み立てるだけならすぐ出来るとは思いますが、模型店店主のはしくれらしく、せめて塗装して仕上げたいと思います。
オリジナルを知りませんので、パッケージ絵のイメージでメタリック感のある仕上げを目指すことにします。ただ、あんまり本格的な塗装ではなく、初めての子どもでも真似できそうなぐらいの塗り方を考えてみるつもりです。

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2012年5月13日 (日)

タミヤ M4A3E2ジャンボ ~ヘアースプレー技法に挑戦~ その1

ここのところガンプラ、クルマ系、飛行機と、AFV模型制作からすっかり遠ざかっています。一体どれぐらいAFVを作っていないのだろうとブログを遡ってみると、なんと昨年8月の『i-modellers』記事用の情景を作ったのが直近です。

それが、先日AKインタラクティブのミゲル・ヒメネスのハウツーDVDを見て、一気に「AFV作りたい病」が発症してしまいました。
このDVDは、とにかく塗装法に徹した内容で、工作には全く触れていません。内容的には私に言わせればハウツーものというより「マジックの種明かし」に近い内容で、様々なテクニックが非常に明快に解説されています。日本語は一切出てきませんが、画像だけでも十分な情報量で、たいへん有意義です。
この中で登場する、ヘアースプレーを使った塗装剥がし、いわゆる「ヘアースプレー技法」を試してみようと思います。

私は、模型に模型用でもなく画材でもない「化粧品」を振りかけることへの抵抗感もあって、今までやってみようとは思いませんでした。また、効果もちょっと大げさすぎるような気がしていて、この技法には懐疑的でした。
でも、このDVDを見て、あまりに鮮やかな手技に魅せられ、急に興味が湧いてきたのです。

とりあえず練習というか実験ですので、高価なキットで試す余裕はありません。そこで、頂き物のキットに実験台になってもらうことにしました。タミヤのM4A3シャーマンです。これに白の冬季迷彩を施し、ヘアーースプレー技法でその剥がれを再現してみようと思います。

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ということで、組み立てはもう手抜きもいいとこで、パーティングラインどころかゲート痕の処理すらしていません。ひたすらニッパーと接着剤だけでどんどん組み立てます。とにかく目的はヘアースプレーを使った塗装ですから、まったく気にしません。
さすがに作りやすいタミヤ製品。おまけに古い製品なので部品点数も少なく、TV映画を見ながら3時間足らずで完成。ガンプラのHGUCを作るより簡単かもしれません。ストレスなく組み上がってくれるおかげで、目的がぶれずに済みます。

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2012年5月11日 (金)

ハセガワ 1/24 ミニ・クロスオーバー その14 <完成>

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サイドマーカー部を塗装して取り付けます。フラッシャーレンズは繊細にモールドされているおかげで実感たっぷりです。

忘れていたフロントガラスの塗装が乾いたら、すべての窓ガラスをボディーに取り付けます。フロント~サイドのガラスは一体部品ですが、窓枠に裏からハマり込むように付きます。結構合わせがタイトで、ホントに付くのかと心配になりながらの作業でした。一部に隙間ができるので、先に仮組みをしておいたほうがよいようです。

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さて、いよいよシャシーをハメ込み、残る部品を取り付けたら追い込みです。ワイパーが気持ちよくガラス面にフィットするのには感心しました。
最後にデカールを貼って、いよいよ完成です。

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実車の「トゥルーブルー」はもう少し青みが強いのですが、今回は缶スプレーを使っていますのでこれでOK。いい色です。
クリアーは吹きっぱなしです。


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リアガラスの熱線はデカールで再現。





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ウォッシャーの噴射口を黒く塗るのを忘れてましたね。




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ミラー面はメッキパーツの上にわざわざメタルシールを貼るようになっていて、素晴らしい質感です。
前後のミニのエンブレムもメタルシールとデカールの貼り合わせで実感たっぷりです。

誰にでもラクに完成させられるキットではありませんが、完成するととても見栄えのするモデルになります。
実車はたいへんカスタマイズの幅が広いクルマにもかかわらず、説明図では箱絵の1パターンしか記載がありません。このキットを買って作ろうとお考えの方は、ぜひともまずは実車のカタログをもらってくることをお勧めします。そして自分だけのミニを作ると楽しいでしょう。

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2012年5月 8日 (火)

ハセガワ 1/24 ミニ・クロスオーバー その13

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窓をマスキングして枠を黒く塗装しました。
ここへきて面倒で難しい作業が急に増え、いささか閉口しています。曲線があるためどうしていいかさえ分からず戸惑ってしまいましたが、とりあえずマスキング液でやってみました。

やれやれ…あ、フロントガラスもか!! まだ終わらんのかよ・・・メンドクセーぞ、いい加減。マスキングシートぐらい付けとけよ、マジで!!(←忘れた自分への憤りも入ってます…)

どうもハセガワというメーカーさんには、模型とユーザーに対する「愛」を感じません。「キットにはしてやったんだから、あとオメーラでやっとけ」みたいな。
こういうクルマのプラモなら、買う人として当然実車オーナーさんは大いに考えられるでしょ。その人たちがみんなプラモ作れる人とは限らないじゃないですか!? こういうキットこそ誰でもストレスなく作れる製品にしなきゃいかんのに。それとも、マスキングの一つもできんユーザーは、見込客としてハナから捨ててるってことでしょうか。
こんなにもプラモが売れないって分かっておきながら、なんでもっと売れる商品づくりをしないのか、不思議でしょうがありません。私みたいなペーペーがいくらさえずってても仕方がないので、誰か助言してあげてください。

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2012年5月 5日 (土)

ハセガワ 1/24 ミニ・クロスオーバー その12 

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ボディー下部のモール部を無事塗り分けました。
フロントのグリルやヘッドランプを組み立てて取り付けます。これらのパーツは、精度よくボディーと合います。

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2012年5月 4日 (金)

ハセガワ 1/24 ミニ・クロスオーバー その11 <まだ塗り分け>

ご心配をおかけしました。なんとかボディの塗り分けは無事終了。
あとは残りの細かい部分を組み立てていけば完成…と思いきや、窓枠やらなんやらと塗り分けするところがまだあるじゃないですか!? もうお腹いっぱいです。こんなこと朝飯前であろうカーモデラーさんってエライ。
おまけに、ボディも下部のモール部を黒く塗らなあかんことにやっと気付きました。まだ終わってなかったんかいな…。もう息も絶え絶えですが、やらないわけにいきません。

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こんな曲線だらけのマスキング、面倒くさくてかなわんです。これこそマスキングシートを付属するとか、工夫次第で商品価値を上げられるところがいっぱいあるやん。やろうよ、メーカーさん。
いっそのこと別パーツ化するとかしたら画期的やと思うけど。(もはや平常心を保ててないことが文体に表われてますな。)

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2012年5月 3日 (木)

5/3工房便り

久しぶりの工房便りです。
実際は毎週末ご利用いただいておりますが、ずっと同じお客様でしたので更新はしないでおりました。

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とはいえ、こちらもよくご利用くださっておる工房常連さんです。今日は久しぶりに親子で制作。

お子さんはポケモンのプラモを作り始めましたが、30分ほどで出来上がってしまい、ワンピースのプラモにまで手が伸びています。

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こちら、完成したキュレム。自立しないので台付きです。

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2012年5月 1日 (火)

ハセガワ 1/24 ミニ・クロスオーバー その10

ピラーをマスキングし、いよいよボディを塗装し始めました。
ここで1回塗ってしまってから、ピラー色の黒がボディーにはみ出しているのに気付かず重ね塗りしているのにやっと気付きました。
塗装を中断し白サフを吹いてやり直し。まったく、失態続きです。
ミニが停滞し始めたので手待ちの間にと制作中の物がありまして、実はこちらでもくだらん失敗続きです。自分でも「何を考えとったんやろ?」と思うほどバカなミスで、ちょっと凹んでおります。

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