フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その5
ちょっと日が空いてしまいましたが、赤が十分乾燥したのでクリア塗装に進みます。
さて、ここでう~んと考えてしまいました。というのも、デカールを貼ってからクリアを吹くのが順当な手順だと思うのですが、カウリングが細かく分割されているのでデカールが複数のパーツに跨っちゃうんですよね。こういう場合どうするのか、私には分かりません。デカールを切って貼るのでしょうか。そんな器用なことは私にはとてもできません。
考えていても仕方がないので、先にクリアを塗っちゃって後からデカールを貼ることにしました。
塗料は先のハイエースと同じくガイアのEXクリアを使いました。乾燥後のツルツルの肌がキモチイイんですよ。
私ごときヘタくそが言うのはおこがましいのですが、目指すは吹きっぱなしの研磨なしです。吹きつけの正しい技術を身につければ、難しい研磨作業に頼らなくても美しい塗面が得られるはずだと思うのです。
こうしてある程度離れて見れば、そこそこのツヤになったかなと思います。
もちろんよく見れば「ゆず肌」になっていますが、これは私がヘタだからだと思います。
塗料についてはシンナーの選択、希釈の具合が、また吹き付けについては空気圧とニードル開度、ガンの距離と運行速度が、仕上がりに相互に影響しています。これらが一つでも合わないと肌を荒らしてしまいます。早くこれらのバランスがもっともいい、「オイシイところ」を掴みたいです。
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コメント
吹きっぱなしに賛成です。
磨かないで濡れた様な光沢を出している人がいました。
コツとか技術が身につけばこんな仕上がりになるのか!
とそのとき思いました。
ちなみに、その方は元クラブ員でした。
投稿: ksin | 2011年9月17日 (土) 10時24分
ksinさん、こんにちは。
自補修のスプレーマンが、講習を受けたり親方に教わったりして正しい塗装技術を身につけるのに対し、モデラーは私も含めてほとんどが独学・自己流で、ちゃんと教わった人って少ないと思います。
それゆえに、ホントは正しくない情報が独り歩きしていることもあるかと思うんです。それを見つけて、お客さんに還元していきたいです。
投稿: Bluebell | 2011年9月17日 (土) 18時33分