ぽっぽちゃんの挑戦~ポケプラ・スイクン その1
先日、おおはし模型さんへ買い物に行ったときに、下の娘が「ワタシもプラモデル作りたいよ~」と言い出しました。下の娘というのは、言うまでもなく毎度おなじみのチンジャオ娘、正式名称ぽっぽちゃんです。
で、何を思ったか「これがイイ!」と言って持ってきたのがポケモンのプラモデル『ポケプラ』です。私はポケモンのキャラクターなんてまったく知らないのですが、ちょうど1月5日が7才の誕生日でもありましたので一つ買ってあげることに。対象年齢は6才以上らしいですから大丈夫でしょう。
「スイクン」ですって。ナニそれ?
「大ボリューム!」という文字にエラく魅かれてました。
このプラモは、パーツの切り離しに道具がいらないそうです。要は手でもぎ取れということらしいです。
う~ん、ちょっと乱暴すぎやしませんか? 「こども向け」ってそういうことを言うのかなあ…。
このようにゲートが非常に短く、1点でちぎれるようになっているんですね。
試しにやってみたところ、確かにパーツ側がえぐれたりゲートがヒゲのように残ったりということはないようでした。
でも、案外力が必要で、切り取るよりよっぽど慎重にやらないとパーツを壊してしまいそうでした。
それに、私に言わせれば、道具(特に火と刃物)を放棄することは人間であることを放棄するのに等しい愚行(大げさな…)です。
だって、例えば切ってある具材と合わせ調味料を買ってきてただ混ぜ合わせただけでは、「料理した」とは言えないでしょ?
ということで、やはり工作の楽しさと達成感を少しでも味わわせてやりたいのでニッパーを使わせます。それに、このほうが絶対にやさしいと思いますが。
ただ、ゲートの短さが災いして薄刃ニッパーしか入りません。
それでは、早速作りましょう。というか、もう始めてますな。
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コメント
こんばんは~
面白いプラモあるんですねぇ。
ポケモン好きなウチの娘にも買ってやるかなぁ(笑)私が作る事になるんだろうけど・・・。
ところで、「火と刃物」・・・・同感でっす!!!
ウチは3才なんですが、先日の誕生日からハサミを使わせ始めました。
安全ナイフ持たせようかと思ったら、嫁から猛反対されて渋々諦めましたが・・・。
私は小学校入学前には、父から貰ったKバーナイフ(海兵隊ナイフですな)で鉛筆削ったり、捕まえた蛇や蛙・魚を解剖していた記憶あるんだけどなぁ~。
脱線が過ぎました。
投稿: コウ | 2011年1月10日 (月) 02時57分
Bluebellさん、コウさんこんにちは
ぽっぽちゃんの挑戦!!非常に楽しみに拝見させて頂きます!例えお手軽キットとは言え「もの作り」から遠ざかるよりはマシだと思いますので・・・とは言え道具無しで製作可能とはこれまた驚きです!!
一昨年の話ですが、妻のクラス(当時小学3年生)での工作時間に「彫刻刀」を使う授業があったそうですが、やはり使った事のない児童が大半で、使い方の指導をしたのにも関わらず、怪我人続出で授業にならなかったそうです。児童に話を聞いた所、家でカッターナイフすら触った事のない児童が大多数だったとの事・・・危ないから触らせないでは無く「何故危ないのかを物を使って教えない事」の方が問題じゃないかなぁ?と感じてしまいました。私の子供の頃は、遊ぶのにしても「生傷」が絶えなかったんですが・・・
脱線しましたが、ぽっぽちゃんの作品を楽しみにしています!
投稿: ホワイトタイガー | 2011年1月10日 (月) 06時54分
コウさん、おはようございます。
3才のお子さんにナイフですか…それはさすがにどうかと…。
私が小学生の時は、3年生ぐらいの時に何とか言う折りたたみのナイフ(何だっけな?)を全員持たされて、学校では鉛筆削り機を使うと叱られました。今は危ないから鉛筆削りを使わないとダメらしいです。
「危ないから使わせない」のではなく「正しい使い方」を教えるべきですよね。怪我をするのは道具が悪いのではなく使い方が悪いせいですから。
投稿: Bluebell | 2011年1月10日 (月) 09時28分
ホワイトさん、おはようございます。
この「パーツが手で外せる」という技術には二通りのオドロキがありました。スナップフィットですから、本当に何も使わずプラモが作れるのです。いいのか悪いのか…。
親の教育が安易になってますよね。教えるのが面倒なことは教えないで、ラクすることばかり教えたり。道具というのは使い方次第で良くも悪くもなるということをしっかり教えないと、子どもたちの将来は真っ暗です。
「切れない包丁より切れる包丁のほうが安全だ」という禅問答のような話も、正しい使い方が分かれば理解できるはずなのですが。
投稿: Bluebell | 2011年1月10日 (月) 09時39分
Bluebellさん・ホワイトタイガーさん
こんにちは~、そして初めまして!
3才でナイフ・・・・はですね、それ程怖い事では無いようです。
海外に目を向けるとですね~、肉食狩猟中心の地域では、離乳するとナイフを与えて、そのナイフで肉を好きなだけ切り取って食べさせるそうです。
私自信ですが・・・3才の時に祖父から貰ったレミントンナイフを大事に使っております。
貰った記憶無いので、何才から器用に使っていたか、良く覚えていないんですが、アルバムに私が「竹とんぼ」を作っている写真があり、4才って付箋付いているから、教育次第だと思うんですがね(笑)
もしかすると、父が自衛隊のレンジャーだったのも、ナイフに抵抗無い一因かもしれません。
Bluebellさんのトコ来ると、脱線が過ぎて、本当に申し訳ありません。お話が面白過ぎて(滝汗)
今後は控え目にさせていただきます。お許し下さい。
ホワイトタイガーさん、今後宜しくお願いします。
後程、ブログへ遊びに行かせて頂きます
投稿: コウ | 2011年1月10日 (月) 10時57分
コウさん、こんにちは。
いやいや、いいんですよ! 気にせずいろいろコメントをお寄せくださいね。
とにかく、教育も環境次第ってことですね。そういえば、タミヤニュース500号の巻頭に所ジョージの話が載ってます。けっこう興味深いハナシだったりしますよ。
投稿: Bluebell | 2011年1月10日 (月) 11時06分
bluebellさんこんにちは!
確かにもぎ取るのはどうかと思いますが・・・
親自体がこういった専門道具を使った事が無い場合当然子供には使わせないでしょう、と言うか知らない・・・
バンダイもこうした事情からこういう商品を出さざるを得ないのではないでしょうか、まずはもぎ取る所から、分かって来たらその次にステップアップって所ではないでしょうか、当然知っている親は子に教えればいいのですが、残念ながら子供の居る僕の友達にもそんな事を知っている親は居ません・・・基本的にはどれだけ熱心に教えても本人自ら興味を持たないとまず次のステップに進まないですからね~今は昔と違って色々調べる手段が身近に在ると言うのに~どこだかの友達のブログかツイッターかで聞いたか山本五十六御大の言葉を繰り返すしかないのでしょうか、やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
投稿: とこや | 2011年1月12日 (水) 18時54分
とこやさん、こんばんは。
バンダイはやはり「玩具メーカー」ですから、ユーザーへのサービスとして真剣にこういうことを考えているのだとは思います。
でも、プラモデルとして正しい進化ではないと思いますね。刃物を与えるのがまだ危険な年齢とうには当然あるわけで、何もそんな子どもにまで工作をさせる必要はないと思います。よほど英才教育でもするつもりなら話は別ですが。
投稿: Bluebell | 2011年1月12日 (水) 21時10分