ドラゴン タイガー1後期型 その17 <またもや塗り直し>
ブルムベアはあれから進んでいません。その代わり、少し前に作ったタイガー1型を見直ししていました。
やはり、色具合がどうしても気に入りません。どうも迷彩色が悪さをしているようです。フィルタリングでつけた色がきつすぎて、ダークイエローから浮いてしまっています。
で、ヤークトタイガーに続いてこれも塗り直すことにしました。どうも最近、一発で決められません。
サフをかけて前の塗装をつぶし、あらためて影色から始めました。ただ、キャタピラ部など車体下部はすでにピグメントによる汚しまでしてあるので、そのまま残します。
各色は、久しぶりにガイアの3色迷彩用塗料をそのまま使いました。ダークイエローはゲルプ(2)にしました。
ガイアの塗料を使うこと自体久しぶりでしたが、大変使いにくく感じました。初めて使った時は使いやすいいい塗料だと思ったのですが、乾燥が早いのか、ノズルが詰まったような感じですぐ吹けなくなります。そうかと言ってスムーズに吹けるまで希釈すると、今度は薄すぎて色がつきません。
やはり、最近の私のお気に入りはリターダ添加の水性アクリル塗料ですね。ラッカー溶剤でキレイに溶けるので、用具の掃除もラクですしね。
それに、このゲルプは塗ってみるとけっこう暗くて、模型栄えしません。結局、迷彩後に自家製の明るいダークイエローでタッチアップです。もう、どんどん厚化粧になってしまい、見ていられません。モチベーションを維持するのに必死です。
その後は油絵具でフィルターとウォッシュをしました。油絵具でのフィルタリングは、筆より化粧用パフが便利です。また、このパフはドライブラシ的にも使えます。筆と違ってあらゆる方向に絵具を伸ばせるのでよい感じです。
まあ、最終的に軽くチッピングまで入れて終了としました。チッピングにもパフは大活躍で、普通のスポンジよりもずっと微細なチップが入るのでオススメです。
しかし、ここのところ自分の塗装のヘタさ加減にかなりヘコんでいます。もしも先日のホビーショウに行ってすばらしい作品をたくさん見ていたら、かえって落ち込んでいたかもしれませんよ。
やはりもっと作りまくって、ウデを磨かないといけませんねぇ。
| 固定リンク
「ドラゴン タイガー1後期型」カテゴリの記事
- 「なんちゃってカラー・モジュレーション」?(2010.05.28)
- ドラゴン タイガー1後期型 その17 <またもや塗り直し>(2010.05.23)
- ドラゴン タイガー1後期型 その16 <フィギュアの塗装~完成>(2010.04.11)
- ドラゴン タイガー1後期型 その15 <フィギュアの塗装>(2010.04.08)
- ドラゴン タイガー1後期型 その14 <仕上げの続き>(2010.04.07)
コメント
こんばんは。
色は難しいですね。
しかも、複数色の迷彩となると全体のバランスを見ないといけないし、しっかりとした完成形のイメージがないとだめな気もします。
投稿: パテ埋め | 2010年5月23日 (日) 22時21分
パテ埋めさん、こんばんは。
今まで3色迷彩は大きい雲形パターンのものばかり塗っていたので、今回のような細かいパターンは形がうまくつかめませんでした。また、色味についても試行錯誤中です。
やはり「習うより慣れろ」、もっと場数を踏まないといけませんね。
投稿: Bluebell | 2010年5月23日 (日) 23時33分
番長さんこんばんは。迷彩塗装はなかなか一発で決まらないですよね。ウオッシング、フィルタリング、墨いれなど重ねていくと色味が段々暗くなっていき、なんじゃこりゃー状態になること、私、結構あります。基本色をかなり明るめにするのですが、雑誌に載ってる作例みたいにはなんねーよーーー。まだまだ研究の余地有りですなー。
投稿: コンビニオヤヂ | 2010年5月26日 (水) 21時02分
コンビニオヤヂさん、こんばんは。
こういう、パターンの細かい迷彩は、各色のバランスがとりにくいですね。特にグリーンを塗るとそれに引っ張られてイエローが緑っぽく見えるため、全体が緑がかってしまいます。
また、あまり基本色を明るくしすぎると、これまた真っ白になってしまって、抑揚のないのっぺりした印象になってしまいます。
これを防ぐために、ダークイエローの色味を急きょ研究中です。
投稿: Bluebell | 2010年5月26日 (水) 21時33分