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2010年4月 2日 (金)

モデラーズフリマ9 その6 <エピローグ>

最後に、その他のブースなどをご紹介します。

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今回、下の娘がすっかりお世話になってしまった 「動く模型愛好会(UMA)」さんの、シングル戦車レース(?)コーナー。



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コース手前をスタートして、無事向こうまで走り切ったら景品をもらえるイベントです。失敗しても、何度でもチャレンジできます。
私が初めて作った戦車プラモは、リモコンの1/35タミヤ「61式戦車」でした。それ以降、リモコン戦車をいくつも作っては外で走らせてました。
当時は、戦車プラモは走ってなんぼでした。1/25スケールにステップアップして、大きさと連結キャタピラと2段変速できるリモコンに感激したものです。この連結キャタを組むのに、はめ込み式なので指が痛くって・・・。
そして、1/16スケールのラジコン戦車が憧れでしたが、とうとうこれには手が届きませんでした。

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同じく遊び型ブースの、タミヤのミニ四駆コーナー。子供から大人まで、大変な人気でした。



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ただ、本格的にやってるのは大人のほうが目立っていたような・・・。結局、クルマを速くするにはおカネがいるってことか? クルマ好きの大人にとっては、安全でカネをかけずに参加できるレースって感じなんでしょうか。
でも、結局パーツとそれを買う経済力で勝負が決まるんだったら、子供の遊びとしてはどうなんでしょうね。もっと創意工夫と工作力で勝てるようにしてあげないと。

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UMAさんの隣りでは、様々なプラモの部品を材料にオリジナルのメカを創る参加型ブースが催されてました。その完成見本です。
じーっと見てると、「あ、アレがあの部品で、コレがこの部品かなあ」とか分かりそうで面白かったです。

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フリマでは、やっぱりタミヤのアウトレット品コーナーの一人勝ち状態に見えます。いくらアウトレットとはいえ半額ですから、そりゃ人気が集中するのも無理はありません。
以前(第5回だったかな)来たときはもっとフリマの面積も広かったような気がするのですが。
それに対して、参加型のブースが増えましたね。個人的には大歓迎で、もうフリマなんかやめにして、一大参加型模型イベントにしてほしいです。それだったら、私なんかにはただ見るだけのホビーショウよりずっと魅力的なイベントですよ。ダメかな・・・。

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さて、私の今回の戦利品。
もうヨンパチは作らないと決めていたのですが、今回ケッテンクラートを作ってみて、戦車以外の小型車輌とフィギュアの組み合わせは結構楽しいと思いました。
このキットは、フィギュアがICM製でとてもいい感じでしたので、思わず買っちゃいました。

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コーティングローラーのおニュー。
自作したローラーより、結局は使いやすいです。また、今まで使っていたAM誌付録のもの以外の種類も入っていてお得です。ギザギザの形状もしっかりしていていいですね。

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静岡AFVの会の参加賞。
出品された作品はとてもハイレベルだったように感じました。みなさんの力作をじっくり拝見する時間がなく、大変残念でした。また表彰式は参加できませんでしたが、拙作は賞典外でした。

今回のケッテンクラート作りとAFVの会の出品作品をとおして、今のAFV作りのトレンドみたいなものは少し見えました。
①基本塗装は彩度を落とし明度を上げた、いわばパステル調とする
②キツめのスミ入れとチッピングでメリハリと輪郭強調をつけ、ピグメントでウェザリングをする
③ツヤは完全に消す
このような作品が、もっとも受けがよいようです。
また、技巧面ばかりではなく、見る人にいかに訴えるかという点も重要です。特に情景作品では、どんな場面なのか、何をしているところなのかが一目で分かる作品ほど評価が高いです。工作や塗装の技術を見せつけるだけのような作品ではダメなんですね。
ただ、同じような色調の作品が多かったのも事実です。結局、今のAFV模型では、みんなが同じことをしようとしていると言えるのかも知れません。

そこへいくと、拙作はどうでしょう。
まず、完全なツヤ消しにするのは残念ながらあまり好きではないんですよ。実物のツヤ消し塗装って、意外にテカテカしてます。それとは対照的に、ホコリがついたところはピグメント等でツヤが消えるというのが自然だと思うのです。
それと、パステル調というか白っぽい色調には、やろうとしてもなぜかどうしても出来ないんです。たぶん、暗色の残し加減が下手なんでしょうね。
また、分かりやすい場面設定というのは、これまた実に下手ですね。情景作品はキットのまま作れるものしか作ったことがありませんが、構成のセンスがありません。
つまり、今のままでは、残念ながら拙作はコンテスト向きではないということがよく分かりました。なので、もっと作り込んで、見てくださる方に何かアピールするレベルにしていかないといけないのです。それがこれからの課題ですね。

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コメント

Bluebellさんこんにちは〜
相変わらずミニ四駆は人気なんですね〜
私は全くハマらなかったですが・・・やはり自分で操縦するラジコンのほうが良く一時ハマりました
まぁどちらにも言える事ですが最終的にはやはりお金ですよね〜なんと言っても、その金額と言ったら天井知らずです・・・特にラジコンは・・・
その点、基本的にプラモデルはそう言う事は無いですからね〜競争する訳でも無いですし

逆に競争するコンテスト等は自分の作品性を前面に出した物が入賞すればそれだけでも、それが更に優勝などしようものならそれはもう嬉しいですが、やはり審査委員の嗜好にあった物を作るとやはり有利かと・・・私の仕事のコンテスト等では間違いなくそうですね〜しかしそのなかにあって自分を貫く方もおられます!しかし審査委員のお眼鏡に叶わない作品なので中々入賞できません・・・それがどんなに素晴しい作品だとしても・・・何回やっても自分を貫き通してましたよ〜・・・私の先生ですが(笑)

プラモデル等芸術作品!?も人によってまったく評価基準が違いますからね〜あらゆる所から観て非の打ち所が無い作品が作れれば良いんですが・・・これ中々難しい所ですね〜

ですから私は今、企画中のプラモ合宿(仮題)で、色々な人の製作プロセスを見られる!!これだけでも結構楽しみなんです完成する迄のこだわりが垣間見えれば、この先色々な作品を見る目も少しは変わるかなと思いまして・・・
結果が全て!?では無いかと・・・

何か訳のわからない偉そうな事つらつらと・・・失礼しました

投稿: とこや | 2010年4月 2日 (金) 13時01分

とこやさん、こんにちは。
そうかぁ、理美容師さんも競技会があるんですよね。
最近、いくつかのコンテストに参加するようになりましたが、なんかプラモのコンテストって不毛な気がしてきました。本当にコンテストって言えるのは、かの「キヤコン」ぐらいじゃないのかなって・・・。しょせんは人が見て審査するわけですから、人によって評価基準が違うのは当然ですが、やはり作者の思いを汲み取れるくらいの眼を持った人が審査しないとコンテストとは言えないんじゃないでしょうか。もしそうでないのなら、いろんな賞を設けるべきです。
決して、自分が入選したことがないから言うわけではありません。私はそんなに自惚れてはいませんので・・・。
でも、「アノ作品が選ばれなかったの!?」とか「アレが入選!?」とか思うことがあるのも事実なのです。(お遊びだと割り切るのならいいんですけどね。)
でも、これからもコンテストには出品していくと思います。あくまでも、自分が一生懸命作ったものを人に見て欲しい、という気持ちでですが。

投稿: Bluebell | 2010年4月 2日 (金) 13時46分

モデラーツールが参加賞!? 凄いなぁ~なんて
動く戦車ですか、 それなら自分の行きつけの店
B's HOBBYに500¥で売ってました。
今度行ったら買ってきます(笑) 
BlueBell'sさんの言っている意味、 自分も賛成です
戦車・装甲車(昔の) の塗装は見たことがないんです
が半つやより少しテカリが少なく、艶消しより ちょっとツヤがある。 その塗装も実物に近付ける1つの方法
だと思います。 それにしても、実車のケッテンクラード。 見たかったなぁ~

投稿: 雑味屋 | 2010年4月 2日 (金) 17時16分

雑味屋さん、こんばんは。
確かに豪華な参加賞でしたね。
メディアの影響か、みんなが同じ完成品の姿を追い求めるようになってしまった気がします。もっとオレ流の作り方でやればいいと思うのですが。

投稿: Bluebell | 2010年4月 2日 (金) 19時05分

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