ドラゴン タイガー1後期型 その10 <基本塗装>
突然ですが、実はしばらくの間会社を休職することにしました。別に不始末をやらかして自宅謹慎になったわけではありません。あくまで自己都合です。
そこで、その間は仕事のことは忘れて、好きなことと家事に勤しむこととなりました。
さて、先週組み立ての終わったタイガーの塗装に進みます。
まず、ミスターカラーのマホガニーで最初の下地塗装をします。最暗部の影色になるので、塗り残しのないようしっかり塗りつぶします。
基本色であるダークイエローをマホガニーの上に直接吹くと発色しにくいので、タミヤアクリルのXF-72茶色を吹き重ねて少し明るくします。
入り組んだ部分のマホガニーは影として残したいので、あまりしつこく吹かないようにします。
続いて、ダークイエローを塗装します。塗料はすべて水性アクリルで、タミヤのリターダーを添加します。
まず、クレオスのH-27ライトブラウンにタミヤアクリルのデッキタンを混ぜた色を塗ります。影色を完全に隠してしまわないよう注意します。
続いて、クレオスのH-79サンディイエローに同じくタミヤのデッキタンを混ぜた色で天面を吹いて、軽くグラデーションをつけます。
特にフェンダーなどの鉄板部は、少し明るめにして強調してみました。少しだけね。
あと、各ホイールも塗装しておきます。
ところで、クレオスの塗料といえば、「ミスターカラー」でおなじみの溶剤系アクリル、いわゆるラッカー塗料ばかりがもてはやされていて、水性ホビーカラーはなんかついでに出しているだけみたいな感がありました。雑誌の制作記事でも紹介されていることは皆無ですし、ガンプラだって組説には「安全な水性塗料を使いましょう」なんて書いてあるくせに、ガンダムカラーは溶剤系ですからね。
でも、溶剤系とは色調が違っていたりして、それが結構いい色だったりするのでなかなか侮れません。
例えば「ジャーマングレー」も、水性だと「ダークグレー」という色名ですが実はツヤありで、デカールのシルバリングやウオッシングのふき取りを考えるとこっちのほうが良かったりします。こういう隠しアイテム的要素があるんですね。
模型屋さんに行ったら、ちょっと物色してみると面白いかもしれませんよ。
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コメント
bluebellさんこんばんは。
前回記事のもみじ様ご登場の回では書き込みできず、すみませんでした…
やはりネコ様はカワイイですなぁ♪
クレオスの水性ホビーカラーですが、あら! ダークグレーって
ツヤありだったんですか。
最近はタミヤのアクリルばかり使ってますが、この情報はちょいと
興味ありますです。自分も浮気してみましょうか…
投稿: 燻 | 2010年3月19日 (金) 18時07分
燻さん、こんばんは。
ダークグレーもそうですが、レッドブラウンもツヤありです。それに、タミヤアクリルより塗りやすいような気もするんですが・・・。
どっちにしろ、せっかくどこの模型店でも普通に手に入るマテリアルを使わない手はないですよね。
投稿: Bluebell | 2010年3月19日 (金) 19時26分