ドラゴン タイガー1後期型 その8 <サイドフェンダー>
サイドフェンダーの工作に進みます。
このキットには、プレス加工済みの真鍮製フェンダーが入っていてプラパーツと選択式ですが、これはやはり使っときましょう。
ついたて状のパーツはエッチングに含まれていますので、これをフェンダー本体に接着していきます。
接着には、当初はフツーに瞬間接着剤を使うつもりでしたが、一念発起して(というほど大げさなものでもないんですが)ハンダ付けでやってみることにしました。一度やってみたいと思ってたんですよ。
ハンダ付けというと敷居が高いと感じる方も多いかも知れませんが、電気工作をやったことのある人なら一度は経験があると思います。私もその程度の経験しかありません。
複雑なハンダ付けはとても無理ですが、今回のような比較的大きいパーツであれば、何とか出来そうです。
パーツを切り出したら、接着面にフラックスを塗って下地処理をします。これを怠ると、ハンダがポロポロとはじかれてうまく付きません。
続いて、その面にハンダメッキをします。あとは、接着するパーツを当ててハンダゴテで熱してやるだけです(写真がなくてすいません・・・)。
パーツの合わせ目に、流し込み接着剤のようにハンダが流れてガッチリ接着します。
いきなりですが、こうして全部出来上がりました。初挑戦にしてはうまくいきましたよ。慣れると意外に面白いかも。
こういう、接着面積の小さい部分には、瞬間接着剤より明らかに強度が出るのでいいですね。
車体に取り付けました。
しかし、ここで問題発生。
フェンダーには、車体側の取り付け金具に合わせて切り欠きがあるのですが、この金具のモールドとは微妙に位置がずれていて、ピッタリはまらないんですね。やっぱりしょせんはオマケパーツか・・・ええ加減にせえよ。とは言え、今さらプラパーツに変更するのももったいないので、全体をちょっと上にずらして取り付けることにしました。たぶん言われなきゃ分からんでしょ。
でも、雰囲気は満点ですね! これは確かにプラパーツでは出せない、金属パーツの威力です。今度またタイガー作るときは、市販のエッチングを買ってみようかな。
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