ドラゴン タイガー1後期型 その2
更新が遅れましたが、制作はぼちぼちと進めています。
このキットは、①通常の後期型・②指揮車輌・③最終型を作り分けられる「3in1」キットですので、まずは作りたいタイプを決めねばなりません。
①か②で迷った挙句、②のタイプにすることにしました。①や③は、タミヤのキットでも作れますし、ここは一つ、これまた有名なヴィットマンの007号車を作ってみたいと思ったからです。
それにしても煩雑で難解な説明書です。タイプごとに違う部品や工作を間違えないようにするのは至難のワザかと・・・。タミヤやタスカの説明書がいかに親切かを思い知らされます。
車体下部は、上側がすぽむように変形していますので、ランナーをつっかえ棒にして広げてやります。
ドラゴンのキットもある程度作り慣れましたので、このあたりまではサッと進みます。
そして、このキット最初の難関であるフェンダー部にかかります。まずここで、プラパーツかエッチングでの制作かの選択を迫られます。
プラパーツを使うのなら特に問題はありません。ただ、このキットには豪華なエッチングパーツが付属しており、その中にフロントフェンダーのセットも含まれているので、これを使う場合が難関となるわけです。
初めてこのキットを作ったとき、貧乏性の私は、「エッチングも3,800円のうち。せっかく入っているのだから使わなきゃ損だ」と思って迷わずエッチングで組んでみました。
しかし、ペンチ一つしかなかった私にこんな繊細なモノが組めるはずもなく、あえなく玉砕。うまく折り曲げることすら出来ずに、結局プラパーツで作りました。
それから数年。私のウデもいくらかは上がり、こんな道具も作りました。
どっかで見たような気がしませんか?
そう、有名なエッチングベンダーを真似て作った、自家製エッチングベンダーです。
本家は何千円もするシロモノで、とても手が出ませんでしたが、これならアルミのアングル材と木の端材とトグルクランプだけですので、とってもリーズナブルです。
で、なんとか無事出来上がったフェンダーです。積年のリベンジを果たせましたよ。
ただ、蝶番のヒンジを丸めるのが難しくて、何度かやり直しました。芯棒がなかなか通らなくて・・・。どなたかうまい方法をご存知でしたらぜひご教授ください。
でも、苦労して作った割には、プラパーツと比べると大味な気がしてなりません。未塗装のこの状態だと確かにキンキラで豪華ですが、サフかけたらどうなるんでしょう? 私としては、どちらかと言えば後ろのプラパーツのほうが精密感があるような気がして好みなんで、エッチングを組んではみたものの、こちらを選ぶかもしれません。
ちょっと考え中です。
ところで、タイガーⅠの制作にはこのサイトが大変参考になります(海外のサイトですが)。これでもいつの間にかリニューアルされて内容が薄くなりましたが、よく研究したものだと感心してしまいます。
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コメント
いよいよ始りましたねぇ^^
自家製エッチングベンダーお見事です!
もっと早く作って欲しかったです。
だって高価なホールド&フォールドを
買っちゃったもん!(数年前だけど)
それはともかく直線番長がこの虎をどう
料理するのか楽しみですよ。。。
投稿: OASIS@ 登 | 2010年1月24日 (日) 17時47分
登さん、こんばんは。
このキットは、いろいろと作りようがあるキットで、どう作るか(どの部品を選ぶか)悩まされます。
すべてプラ部品で一直線に突っ走っても十分に密度感のあるタイガーになりそうなんですけどね。
投稿: Bluebell | 2010年1月24日 (日) 20時08分