ドラゴン タイガー1後期型 <ツィメリット・コーティング準備>
今週は体調を崩して仕事も休みがちで、とてもプラモどころではありませんでしたが、そろそろ再開したいと思います。
タイガーは、ツィメリットコーティングが出来るところまで組み上がりました。ここからコーティングを始めます。
私のコーティング法は、きわめて限定された方たちの間で話題沸騰、大盛り上がりの「エポ生地コーティング」です。
まあ、早い話がエポキシパテを付けてローラーやスタンプで模様を刻む方法なのです。ただ、エポパテの延ばし方が、雑誌で紹介されているやり方とはちょっと変わっているだけです。
さて、それに先立ってローラーを作り直しましたので、今日は本番前の準備として、この自作コーティングローラーMk2のシェイクダウンをしておきます。
これが新作のローラーMk2です。
実は、作りは前作と何ら変わりません。ただ、前作はちょっと精度が悪く、ギザギザも浅かったため、あまり良い結果が得られませんでした。
今回は、もう少し彫りを深くしたつもりですが、実際に使ってみないと分かりません。
というわけで、早速テスト開始です。
いつものようにパテを生地状に延ばして模様をつけます。今回はあくまでテストですので、あまりパテは薄く延ばさずに模様のつき具合を確かめます。
お~、なかなかいい感じじゃないですか。とりあえず成功のようです。
ところで、このテストでは、ローラー以外にもテストしたいことがありました。それは、ローラーへのパテのくっつき防止方法です。
今まではパテ表面に打ち粉をしてきましたが、それでも実作業ではかなりパテがくっついてきてしまい、作業性や仕上がりの妨げになっていました。特にローラーの目詰まりには悩まされました。
要はシリコンのような離型剤を塗ればいいのでしょうが、それでは塗装のときに塗料がのりません。何か、オイル状かつ塗料をはじかないようなものは・・・と物色していたところ、ふと目に留まったのが油絵具に使う画用液のリンシードオイルです。これならば、乾けば塗装も問題ありません。
そこで、これをエナメルシンナーでサラサラに薄めたものを、延ばしたパテに筆で塗ってみました。パテ表面がテラテラ光っているのはこのためです。
その結果は、やはり多少はローラーについてくるものの、打ち粉よりかなり快適そうです。
パテがローラーについてくるのは、パテが対象物にくっついていないためですので、かなり効果的な感じです。作業後のローラーはきれいなままで、後の掃除も必要ありませんでした。
さて、これらの成功に気をよくし、明日は本番です。
エポ生地コーティングの記事には、大変多くのアクセスをいただきます。今回も、順を追って解説したいと思っています。



























最近のコメント