タミヤ ヤークトタイガー その6 <再・基本塗装>
やっぱり、どうしても前回の間違いが気になって、やり直すことにしました・・・。
まずはサフでつぶします。
グリーンベースにするので、下地色を何にするか悩みました。
無難なところではグリーン系と相性の良いクレオスのマホガニーですが、今回はタミヤエアモデルスプレーのAS-22ダークアースにしました。
実は「余っていたから使い切りたかった」という単純な理由です。
ベースカラーのグリーンを塗ります。
これも、どの色にしようか迷った結果、クレオスのH-80カーキグリーンをベースにし、上面をタミヤのNATOグリーンで明度差をつけてみることにしました。
どちらの塗料も水性アクリル+ツヤありクリヤー+タミヤのリターダです。
で、いきなり3色目終了の図。
ブラウンはこれまたクレオス水性のH-47レッドブラウンで、上面はこれにタミヤのNATOブラウンを混ぜたものを使いました。
このレッドブラウンは、ハルレッドとほぼ変わりないほど赤味が強く、タミヤのレッドブラウンとはまったく違う色味です。大戦後期はプライマーをブラウンの代用にしたという説もあるので使ってみました。
しかも、「ドイツ戦車用」と書かれているのにツヤありという、ちょっと変わった塗料です。
もっとも、水性塗料のツヤ消しを吹くとカサカサの肌になって、ウォッシングの際ににじみがひどくなって困るので、ツヤありのほうが実は好都合なのです。
グリーンにクリヤーを混ぜているのも、表面を滑らかにしたいからです。
続いてダークイエローの帯を入れます。これもクレオス水性のH-79サンディイエロー(ダークイエロー)+H-27ライトブラウン(タン)です。これらはツヤありと半ツヤなので、クリヤーは入れません。
グリーンベースだとダークイエローが発色しないかと思いましたが、特にそうでもありませんでしたよ。
水性アクリルのキモは希釈具合でしょうか。濃いとミストが飛び散るわ、薄いとビシャビシャになってしまうわで、最適な濃度がかなりピンポイントですが、ピッタリ合えばとても良い吹き心地です。またリターダは必需品ですよ。
また、ラッカー系と違って、かき混ぜなくてもビンの底を見ればどんな色か分かるので便利ですね。
前回の出来と比べてかなり濃い色になりました。本当は前回のようなぼんやりした感じを狙っていたのですけどね。後工程でのウォッシュなどを考えると、かなり暗~い仕上がりになってしまいそうです。
斑点を入れれば迷彩は終了です。
そうそう、キャタピラの塗装を忘れてました。
マホガニーで塗った後、ハルレッドを軽く重ねて赤味を出し、錆びた感じにしてみました。
あとは接地する部分にグレイを軽く吹いたら出来上がりです。
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コメント
塗装やり直しですか!
失敗は成功のもとなんて
言いますから良い判断かと。。。
僕も何度か同じ経験があるので
人のことは言えませんけど・・・
投稿: OASIS@ 登 | 2009年12月 6日 (日) 20時49分
登さん、こんばんは。いつもありがとうございます。
やっぱり気にいらなくてやり直してしまいました。下手っぴですからしょうがないですね。
一発でビシッと決められるように早くなりたいもんです。
投稿: Bluebell | 2009年12月 6日 (日) 20時56分
Bluebellさん今晩は!
・・・ああ〜・・・塗り直しですか・・・
確かに気分的に気持ち悪いですもんね・・・
細かな所迄手を入れてると妥協できないというか勿体ないと言うか・・・
完成楽しみにしとります!!
投稿: とこや | 2009年12月 7日 (月) 01時12分
とこやさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
正直言って塗装は苦手なんですよ、ワタシ。
塗り直したものの、これも予定よりちょっと色が濃すぎました。
塗装の上手い人がとってもうらやましいです・・・。
投稿: Bluebell | 2009年12月 7日 (月) 19時21分