タミヤ ヤークトタイガー その5 <基本塗装>
やはり、平日は時間がとれずにまったく手付かずでした。
昨日は久しぶりに例のリックが「プラモ教えて」とやって来ました。彼は今ドラゴンのパーシングに取り組んでいますが、私もこの頃のドラゴンのキットは組んだことがなく、二人であ~だこ~だと悪戦苦闘しました。
さて、今日は一日集中して基本塗装だけはやっつけてしまいたいところです。
まずはサフを吹き、次にMr.カラーのマホガニーに黒を加えた色で暗部に影色をつけます。
続いてタミヤアクリルのXF-72茶色で下地塗装です。
ここで新兵器を試してみます。
以前から、タミヤアクリルは乾燥が早くて扱いにくいと思っていました。乾燥が早いというより、顔料が凝固しやすいという感じです。エアブラシに使うとすぐ目詰まりしてしまうため、ラッカー用のシンナーで薄めていました(同様にしている方も多いのではないでしょうか)。また、クレオスのリターダを混ぜてみたりもしていましたが、やはりラッカー用であるせいか特に変化は感じませんでした。
そこへ登場した、待ちに待ったタミヤアクリル用リターダです。果たしてアクリル使いの救世主となれるのでしょうか? 興味津々です。
ちゃんとアクリル用シンナーで薄め、大体10%添加してエアブラシで吹いてみました。通常ですと吹いた端から乾いていくのですが、このように濡れた状態がしばらく続きます。また、ノズルの詰まりもなく快適に吹け、効果は明らかです。これで筆塗りでも効果があれば言うことなしです。私の中では、今年のタミヤ新製品の中で最高のヒットかもしれません。
こうして、下地塗装完了です。
ガイアカラーのダークイエロー2で基本塗装をします。
ところが、ここで実は大きな間違いを犯そうとしていることに、まだ気づいていませんでした・・・。
迷彩塗装は、いつもガイアカラーを使うのですが、たまには色を変えてみようと、タミヤアクリルのNATOグリーンとNATOブラウンを使ってみました。せっかくリターダもあることですしね。もう怖いモンなしですよ。
それぞれ、バフを少量混ぜました。
迷彩塗装完了。
ところが、ここまできて例の間違いに気づきました。
親切なカラーの塗装図をよ~く眺めて考えると、明らかに「グリーンベースでブラウンを重ね、最後にダークイエローで細い線が描いてあるパターン」なんですよ、これ。
ところが、ワタシ、いつもの3色迷彩のクセでダークイエローから始めてしまいました。
しかも、それだけなら良かったんですが、今作はフェンダーを外しているため写真のようにその部分をマスキングしちゃってるのです。つまり、一番上に塗ったはずの色が下から見えているという、何だかダマシ絵のようになってしまいました。
サフでつぶして最初からやり直そうかとも思いましたが、貴重な休日をまるまる費やしたのにもったいない。もうこのままいく事にします。皆さん、くれぐれも「塗装は計画的に」行いましょうね。
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