ドラゴン ヤークトパンサー初期型 その9 <基本塗装>
いよいよ基本塗装にかかります。
モデラーズ・ガイドの「カラー・モジュレーション・スタイル」の記事を参考に進めたいと思います。もちろん完全なコピーは出来ませんが。
まず、濃い茶色をもっとも陰になるところに吹き付けます。これが第一の陰色です。続いて、タミヤアクリルのXF-72陸上自衛隊茶色を全体にかぶせていきます(写真の状態)。これが第二の陰色です。
このように陰を2段階にして、余分な濃い陰を隠しています。
次に、ガイアカラーのダークイエローに白を加えた色で上塗りです。陰色をかなり残して吹いています。
高い所や出っ張った所を、より発色させる感じでグラデーションをつけてみました。
最初の陰色の上にすぐ上塗りすると、余分な陰がなかなか隠せず、全体がまだらになってしまうのですが、陰を2段階にしたことで、上塗りが自然な感じで発色しているように思います。
最後に、先ほどの色にさらに白を加えてハイライトを入れます。
上向きの面やハッチを中心にコントラストをつけていきます。
ちょっとコントラストがどぎついかもしれませんが、後の迷彩のことも考えて、これぐらいでよしとしてみました。
意識してハッチを特に明るくしています。
これですでに4段階の明暗をつけたことになるんですね。
これで一旦乾かして、迷彩に進んでいきます。
迷彩色は、どちらもガイアカラーです。
これらもそれぞれに明暗をつけようとしたのですが、あまりうまくいかなかったので、途中でやめちゃいました。結局、前工程でつけた明暗も、あまり分からなくなってしまいました。
最後に、クレオスのラッカー系半つやクリアーでコートして、基本塗装の完了です。
あとはキャタピラと細部の塗り分けを行い、ウェザリングに進みます。
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