ロベルト・デップ氏の作品
静岡ホビーショウへの出品用に預かっていただいていた拙作のパンサーを引き取りに、今日マルタケ邸へ伺いました。
そこで、AM誌でもおなじみのロベルト・デップ氏のヴィネット作品「本国送還」をナマで拝見させていただきました。
これは、AM誌102号で紹介されている作品です。なお、当ブログへの写真掲載については、マルタケ社長に快諾していただきました。どうもありがとうございました。
残念ながら、あまりきれいに撮れておらず、申し訳ありません。
実物を拝見した感想としては、雑誌の写真で見た印象よりも明暗のコントラストが強く、色が濃いということです。
実物はこの写真よりも、濃いところはかなり濃いです。
特に車両の転輪などのスミ入れはかなり大胆で、凹んだ部分は「黒い」と言ってもいいほどです。
それでも汚くはならないところが作者のセンスなのでしょう。
フィギュアの上着の細かい工作は秀逸で、服の薄さがよく再現されています。
ズボンの塗装がこれまた細かくて、シワの一本一本まで塗装で表現され、やわらかい生地の質感までよく出ています。
顔のアップは撮れませんでしたが、車両同様にコントラストの差が大きく、ハイライト部はほぼ白で、反対に影はかなり濃い茶色で 塗られています。
これぐらいやらないと、やはり小さなフィギュアでは存在感というか説得力に欠けるかもしれません。
とにかく、大変勉強になりました。こんな作品を手にとって見ることができ、まさにマルタケ社長様様でした。
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