フジミ F2007

2011年9月20日 (火)

フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その7 <完成>

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デカールを貼り終えました。
曲面になじませる部分がいくつかあるのですが、このデカールは厚みがあるのか軟化剤が効きにくく、苦労しました。
また、タイヤデカールというものを初めて貼りましたが、最初つまらない失敗を続けてしまい、1本だけブリヂストンのロゴがありません…。
また、リアウィングのデカールも、貼り方がどうしても分からなかったので省略しました

足回りはほとんどがホイール内に収まってしまうので、見えるところ以外は無塗装です。終盤のカウル組み付けからデカール貼りで精力を使い果たしたので、もう手抜きです。

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というワケで、最後の力を振り絞って一気にフィニッシュ!! 初めて作るF1モデル、これにて完成です。

実はこのブログを読んでくださってるお客様に「初めてF1作る人にはオススメできないキットですよ」と言われ、その頃はまだ順調だったので「へぇ~そうなんですか」なんて答えてましたが、たしかにその通りだと思いました。

塗装やデカールの指示も分かりにくいところがあります。カウル後部の排気管が出てるところも、私は指示通り塗ったつもりでしたがホントはどうやら黒だったようで、後で分かってかなりガックリしましたよ。

でも、こうして今まで作らなかったジャンルも、作ってみると楽しさの一端が分かったような気がします。少なくともツヤあり塗装はもっと練習したいと思いました。
というか、プラモデルキットは作るためのモノ。ランナーを眺めているだけでは良さも悪さも分かりませんよね。

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2011年9月19日 (月)

フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その6

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カウリングを取り付け始めました。

それにしても、私がヘタなのか、とにかく合いません…。合わないというより、合わさりがタイトすぎて、塗膜の厚み分が干渉しているような気がします。もうほぼチカラワザでハメ込んでは瞬着で留めていきます。あちこちミシミシいって、実におっかないです。
この時点で、臓物に押されてすでにシャシーが「への字」に反り返っています。

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何とか形にはしました。
でも、全体に歪んでしまって、前後から見るとウイングなんかも捻じれちゃってます。私には難しすぎます…。

それに、赤塗装もパネルごとに色の濃さが違ってますね…。

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2011年9月16日 (金)

フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その5

ちょっと日が空いてしまいましたが、赤が十分乾燥したのでクリア塗装に進みます。

さて、ここでう~んと考えてしまいました。というのも、デカールを貼ってからクリアを吹くのが順当な手順だと思うのですが、カウリングが細かく分割されているのでデカールが複数のパーツに跨っちゃうんですよね。こういう場合どうするのか、私には分かりません。デカールを切って貼るのでしょうか。そんな器用なことは私にはとてもできません。
考えていても仕方がないので、先にクリアを塗っちゃって後からデカールを貼ることにしました。

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塗料は先のハイエースと同じくガイアのEXクリアを使いました。乾燥後のツルツルの肌がキモチイイんですよ。
私ごときヘタくそが言うのはおこがましいのですが、目指すは吹きっぱなしの研磨なしです。吹きつけの正しい技術を身につければ、難しい研磨作業に頼らなくても美しい塗面が得られるはずだと思うのです。

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こうしてある程度離れて見れば、そこそこのツヤになったかなと思います。
もちろんよく見れば「ゆず肌」になっていますが、これは私がヘタだからだと思います。


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塗料についてはシンナーの選択、希釈の具合が、また吹き付けについては空気圧とニードル開度、ガンの距離と運行速度が、仕上がりに相互に影響しています。これらが一つでも合わないと肌を荒らしてしまいます。早くこれらのバランスがもっともいい、「オイシイところ」を掴みたいです。

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2011年9月12日 (月)

フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その4

今日はいよいよ肝心のボディーの赤塗装です。
説明図では赤にパールを混ぜるよう指示されています。赤は手持ちのスーパーイタリアンレッドに色の源のマゼンタを混ぜて赤みを増したものを使いました。

金型がよく磨かれているのかプラ表面はツルツルです。サフを吹く必要はないと思い、ガイアのアルティメットホワイトで下塗りしておきました。このホワイト、能書きどおりの高い隠ぺい力の割にたいへん吹きやすく、サフと違ってツヤも出ますので使いやすい白ですよ。

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白吹きっぱなしの上に赤を塗装。こちらも同様に吹きっぱなしです。




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うまくやればこのようにピカピカに塗り上がります。要は、希釈具合・空気圧力・噴霧の向き・ガンの運行速度の兼ね合いが重要なようです。
私の場合、まだそれらが一定しないため仕上がりにバラつきがあります。もっと練習しないといけません。

実は、塗料皿の塗料が塗装待ちのパーツにブッかかったり、塗料皿の中にパーツがドンブラコと落ちたりと悲しい事故が相次ぎ、かなりヘコみつつの作業でした。

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2011年9月11日 (日)

フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その3

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今日はエキパイの塗装。
昨日黒で下塗りをしてあったので、ガイアのスターブライトシルバーをエアブラシで薄く吹きました。本物の材質を知りませんがメッキのようなキラキラの銀色はないだろうと、その上に同じくガイアのクリアブラウンを吹いて全体に焼けた感じを出した後いろんなクリアカラーを吹いて部分焼けを表現してみました。

このクリアブラウンという色はほかになく、アイディア次第で使い道が広そうな塗料ですよ。

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2011年9月10日 (土)

フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その2

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メッキパーツはよくあるピカピカのおもちゃみたいなメッキではなく、ツヤを抑えた質感のあるメッキがかけてあります。また、ほとんどのゲートをアンダーゲートにする配慮もされていて、そのまま使ってもほとんど問題ないように思えました。
ただ、一部塗装する部品もありましたので、いつもどおり漂白剤でメッキを落とすことにしました。この方法を知らなかったらそのまま組んでいたと思いますよ。

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セミグロスブラックで塗装する部分を組み立てて塗装。こういう部分ってきっとカーボン製でしょうから、ホントはそういう表現をすべきなんでしょうね。
組んでいて感心したのは、パーティングラインがうまく処理してあって、ほとんどパーツに出ていないことです。説明図が見にくい(部品の向きが分かりにくい)ことを除けば、たいへんストレスなく組めます。

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エンジンブロックの塗装には、ガイアのブライトシルバーを使用。アルミっぽい質感が気に入っています。

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2011年9月 9日 (金)

フジミ 1/20 F2007(ブラジルGP) その1

サンプルキットの制作を続けます。
お次はF1で、またもや光りモノです。しかも、模型屋のくせにF1はたぶん生まれて初めての挑戦です。

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キットはこちら。フジミの「F2007 ブラジルGP仕様」です。


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ボディーパーツがクリア成型の、スケルトンとなっています。
でも、スケルトンで作っても「それがどーした!?」みたいな気がするので、普通に塗装して仕上げることにします。

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いくら塗装するとは言っても、パーツが透明では塗装後も光が透けて何だかみっともないことになりそうな気がするので、裏から塗装して遮光したいと思います。

まずはガイアのサーフェイサーEVOホワイトを塗りました。得意の缶スプレーじゃないのは、今回はあまり表に塗料が回ってほしくないからです。

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これだけではまったく不十分ですので、より遮光性の高そうなシルバーを重ねました。
最初はクレオスのスーパーシルバー(たまたま持っていただけです)を吹いたのですが、あんまり光が遮られない感じでした。そこで、ガイアのスターブライトシルバーをさらに重ねました。この塗料、高いんですよね。ただの裏打ち塗装なのになんて贅沢な…。
でも、高いだけのことはあってたいへん吹きやすいですし、金属感や光沢も見事です。

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グロス塗装をうまく仕上げるにはいろんなコツやテクニックがあって、もちろん私ごときはまだまだ勉強不足ですが、誰でもできて意外に知られていないこともあります。ハンドピースの向きや動かし方なんですが、自補修の職人さんには当たり前のことだったりします。興味のある方はお尋ねくださいね。

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完成後にシルバーが見えるとみっともないので、最後に黒を重ねて終了です。
クレオス・GXカラーのウィノーブラックが残っていたので使いましたが、途中でなくなったので、比較のためガイアのピュアブラックに切り替えました。

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こちらGXカラー。
ちょっと粘度が高かっただけかもしれませんが、少し粒状感があります。



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一方のガイア。
同じシンナーで同じように薄めて同じ環境で塗ってるのに全然違う!! うまく塗れるとテラッテラです。塗料皿の中の顔料の細かさも違うように見えました。 

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