タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その23 <完成>
いよいよ大詰め。装備品を塗装します。
今回は、比較的新しい車輛ということを想定し、金属部はあまりサビつかせないようにしたいと思います。タミヤ・アクリルのXF56にグレイを混ぜて、普段より明るめの色で塗装しました。
スコップやハンマーの柄の木部は、クレオス水性の薄茶色やタミヤアクリルのXF78木甲板色を重ね塗りしています。以前はこういったところに木目を入れようとしていましたが、難しいばかりかあまりに説明っぽくなるのでやめました。これで必要十分と思います。
ワイヤーロープもまだ新品のような感じにしたいと思い、あまり重厚感を出さないようにしてみました。
スミ入れをした後、サビ色のピグメントに鉛筆の芯の粉を混ぜたものをアクリル溶剤で溶いて再度流します。乾いてから綿棒でこすると鈍い光沢が出ます。
チッピングはフェンダーなど最小限にし、こちらもいつもより明るめの鉄色にしています。
キャタピラの接地部には、銀ブラシならぬいつもの「銀ペーパー技法」で当たりをつけます。
フィルターのかかりが気に入らなかったので、ブラウン系とグレイ系の色を足しています。
最後に足周りにピグメントで汚しをかけて完成です。今回は残念ながらベース板なしです。
この汚しの色がなかなか決まらず、何度もやり直しました。まったく、最近は何につけやり直しばっかしてます。ホントはキャタピラの土色も納得いかない(ちょっと赤すぎる)のですが、こちらは修正ができずにあきらめました。
それから、砲身にスモークを吹いて、発砲で焼けた感じを出しました。以前はマズルブレーキ部を黒く煤けさせることが多かったのですが、実際にはそうはならないんだそうですね。
今作は、全体に明るめの色に仕上げたいと思って塗装しましたが、それについては満足のいく結果でした。ただ、グリーンが明るすぎました。グリーンは色作りも塗装も難しいです。
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