ハセガワ 1/72 疾風

2011年12月20日 (火)

ハセガワ 1/72 疾風 その11 <完成>

こうして、1/72疾風の完成です。

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銀塗装だけは微妙に色調を変えてみましたが、組み立てそのものはまったくのストレート組みです。



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レシプロ飛行機は初めて作りましたが、完成品を眺めてみると、武骨な戦車とは違ってとても美しいフォルムですね。



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これぐらいのサイズの飛行機プラモは、やはり胴体をつまんで「ブーン…!」とやりたくなってしまいます(というか、やりました)。

飛行機模型というと、マニアのかたも多いだけにとかくリアルさが求められるジャンルのようなイメージがあります(私だけでしょうか)。
ですが、タミヤやハセガワの1/72のレシプロ戦闘機プラモデルは、今となっては貴重なお手頃価格のスケールモデルです。塗装は必須ですが、色数も比較的少なくて済みそうですので、「塗装込みのプラモデル作り」の入門用には悪くないと感じました。

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2011年12月19日 (月)

ハセガワ 1/72 疾風 その10 <スミ入れ>

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デカールを貼ってしまってから、主翼前の黄色い帯の塗り忘れに気付いた(そもそもデカールだと思い込んでいた)わけですが、いくら「作品」を作っているつもりではないとはいえ、さすがに知らん顔もできません。
かといってマスキングテープを貼ることもできないので、筆塗りしておきました。機銃についた塗料はガイアの「フィニッシュマスター」で拭き取ってガンメタに塗っておきました。

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その後、仕上げに黒でスミ入れをしました。
タミヤ・スミ入れ塗料を初めて試してみましたが、使用感は悪くありません。用具の準備や後片付けをする必要がないので便利です。特に調色の必要がないブラックは、持っていて損はない塗料だと思います。

それより、この「フィニッシュマスター」は実に快適!! なぜもっと早くに試さなかったのかと後悔しています。筆や綿棒と違い「毛」ではなく「面」で拭けるので、必要なスミは残して余分なハミ出しだけをスッキリと拭き取れます。

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2011年12月18日 (日)

ハセガワ 1/72 疾風 その9 <デカール貼り終了>

ハセガワから、代替品のデカールが届きました。
もう、これ以上デカール貼りばかりやっていたくないので、破らないように慎重に作業しました。

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ようやくデカールを貼り終えました。やれやれ、疲れました…。




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青い矢印が日の丸にかぶってしまいました。先にこちらから貼るべきでしたね。

こうしてあらためて見てみると、このシルバー(タミヤAS12)がたいへん美しく、しかも金属肌のリアルな質感も出ています。
また、デカールのニス部が大きい部分もあまり目立ちません。ということは、クリアコートしても質感の変化が少ないシルバーなのかもしれませんね。

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2011年12月14日 (水)

ハセガワ 1/72 疾風 その8 <まだデカール貼り…>

今日、ハセガワから電話を頂きました。
在庫をいくつか、あえて冷水に浸して試してみたが問題は見当たらず、また、お寄せいただいたコメント同様ぬるま湯の使用がお勧めとのことでした。ただ、デカールの製造元と調査しますと言ってくださいました。
代替品を送りますとのことでしたが、割れたマークもバラバラにはならなかったので何とかリカバリーできましたし、別にタカリがしたいわけでもないし、ぬるま湯でやってみれば案外なんでもないことなのかもしれないと思い、丁重にお断りしておきました。
でも、電話を切った後で「いや~、やっぱりもらっとくべきだったかナ~」と後悔する小市民なのでした。

さて、作業続行です。とにかくお湯をなんとか調達しなければいけませんが、店はガスの契約をしてないので(だって、いらないでしょ)お湯が出ません。そこで、コーヒーメーカーで湯を沸かすことにしました。
もちろんそのままでは熱湯なので、水でうめて使いました。

やってみると、たしかにデカールフィルムの柔軟性が違いますし、糊もすぐ緩みます。「こんなに違うんだ~」と感心しきり。いい勉強になりましたよ。

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今日は順調に作業が進み、最後に尾翼から胴体へ伸びる矢印を残すのみ。(このあたりで重大な塗り忘れがあることに気付きました。てっきりデカールだと勘違いしてました…。)
ところが…、

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やっぱり割れてしまいました…。今度は浸してただ待っていただけで、触ってもいませんよ。貼ろうとしたらもう割れてました。
でも、真っ二つになっただけならそっと貼って繋げれば大丈夫とやってみたんですが、触るとあちこちがパリパリと崩れてしまい無理でした。
結局ハセガワに電話して、やっぱり代替品を送ってもらうことに…。

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2011年12月13日 (火)

ハセガワ 1/72 疾風 その7 <デカール貼り…>

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パーツ請求してあったデカールが届きました。400円也。
やれやれ、これでようやく作業再開です。



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元々キットに入っていたヤツと、ずいぶん色が違いますケド…。こんなモンですか?
ちなみに、日の丸の赤だけじゃなく、尾翼に貼る青い模様も同様に、新しいデカールのほうが鮮やかです。

さて、さっそく嬉しがって作業を始めましたが、水に浸けたら何とまたもや割れてしまいました…。開いた口がふさがらんとはまさにこのことです。
古いほうのデカールはとりあえず使わないので、試しにと日の丸とかも切って濡らしてみましたが、濡らしてしばらくしてから軽く反らす(丸まったのを元に戻す)とパリっと割れてしまいます。おまけに、デカール軟化剤もほとんど効きません。何というか、すごくもろいというか柔軟性がまるでないような印象です。まるで、日焼けして劣化した紙のような質感です。
「オイオイ、結局どれも同じなんかいな。400円、損こいたやん。」と思いましたが、何ともない部分もあるんですね。つまり、シートの中で品質が一定してないという感じでした。

とにかく、こうなったらデカールを引っ張るような負担をかけないよう、糊が流れてしまうほどにふやかして貼るしかありません。

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2011年12月 3日 (土)

ハセガワ 1/72 疾風 その6 <デカール貼り…ですが>

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デカール貼りを始めました。
ところが、翼に貼る日の丸が、水に浸けたらピシッと亀裂が入ってしまいました。
何とかちぎらないように貼ろうとしたのですが、触ったとたんにもう木端微塵になってしまいました…。オイオイ、ついこの間まで店の商品やったんやけど…。いったいいつ製造したんや?

ということで、パーツ請求する羽目になってしまいました。私には日の丸を塗装で再現する技量がなく、デカールに頼るしかありません。しばらく制作は中断です。

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2011年12月 2日 (金)

ハセガワ 1/72 疾風 その5 <組み立て完了>

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プロペラと脚を取り付けました。





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キャノピーの枠部分は筆で塗り分けました。
枠の線が凸モールドです。これが「堤防」の役割をしてくれるので、最小限のハミ出しで塗ることができました。

筆は、お気に入りのラファエル製リス毛筆の極細タイプ(少々お高い…)を使いました。含みがよくて毛が柔らかいため、塗料を置くように塗れる独特の使用感です。ただ、この細さですと筆圧の変化に敏感に反応しすぎるため、ちょっと扱いづらいかもしれません。

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キャノピーを低白化瞬着で接着して、組み立て・塗装は完了です。あとはデカールを貼れば完成です。

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2011年11月30日 (水)

ハセガワ 1/72 疾風 その4 <塗装続き>

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キャノピー前の黒い部分をマスキングをしてエアブラシで塗装しました。
実は黒を吹く際、吹いた方向が悪くて黒が翼の上にもかかってしまうという大失態を演じてしまいました。銀と同じラッカー塗料を使ったので拭き取るわけにもいかず、まあ上から銀を重ね塗りして事なきを得ましたが、かなり焦りました…。

この後、シルバー部をメラミンスポンジで軽く研磨すると、テカリが抑えられてジュラルミン地肌っぽくなりました。また、凸モールドの銀が剥がれて下地の黒が透けてきます。これはスミ入れの代わりになるかと思ったのですが、それ以外の部分の銀も薄くなってくるのでちょっと難しいですね。

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プロペラ等は筆で塗り分けました。





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脚柱等は青竹色じゃないのかと思うのですが、説明図にはシルバーと書いてあるのでその通り塗装しました。
アクセントをつけるため、シリンダー部にはハセガワのミラーフィニッシュを貼りました。

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2011年11月29日 (火)

ハセガワ 1/72 疾風 その3 <塗装>

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翼を接着して形になりましたので、さっそく塗装に移ります。




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コクピット等をマスキングしました。私はマスキングという作業に不慣れで、マスキングテープをどう貼るのがいいのか分かりません。かなりいい加減です。


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銀塗装になるので、まずは黒を塗って下地を作っておきました。とはいえ、ギンギラギンに光らせるわけではない(クルマのようにシルバー塗装してあるのではなく、金属地肌が露出しているのを再現する)のでこの工程が必ずしも必要だとは思わないのですが、安っぽくなるとイヤなので念のため。

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塗料はタミヤ・エアモデルスプレーのAS12シルバーメタルです。もちろん、缶スプレーのまま吹きました。乾燥すると鈍いツヤになり、イイ感じです。
このエアモデルスプレーは、缶スプレー塗料としては画期的に吹きやすい塗料です。これを使わないなんてもったいないですよ。

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箱絵を見ると、一部のパネルで微妙に色が変えてあってカッコイイですね。
というわけで、真似してみることにしました。



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箱絵みたいにたくさんは出来ないので、ホントに一部だけ試してみます。
マスキングして、ミスターカラーのガンクロームで塗装してみました。


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こんな感じ。
もうちょっと濃く塗ってもよかったかも。




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尾翼はガイアのスターブライトジュラルミンに少量の黒を混ぜて塗りました。予想はしてましたが、ちょっと派手すぎました。

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2011年11月28日 (月)

ハセガワ 1/72 疾風 その2 <組み立て>

コクピットやエンジンといった、先に塗っておかないとおけない部分の塗装が終わりましたので、組み立てを進めます。

まず胴体を接着します。
よく言われるのが「合わせ目にたっぷりと接着剤を塗り、少し待ってプラが溶け出したら貼り合わせ、きつく押さえて接着剤をはみ出させる」という方法です。
戦車の砲身の貼り合わせでもよく使われるテクニックですが、私はこの方法は好きではありません。この溶けてハミ出たプラが邪魔で、貼り合わせがずれていても分からないからです。

そこで、私はいつも流し込み接着剤を使って端から付けていく方法で組んでいます。

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まず一端を位置決めして押さえます。すると、すぐ横に隙間ができますからそこへ接着剤を流します。そして順に軽く押さえていくと接着剤がその方向へ流れていきます。
最初は軽く押さえて慎重に位置決めし、再度しっかり押さえます。

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接着剤がなくなったら注ぎ足します。





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これを反対の端まで繰り返します。





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裏側も同様です。





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流したら押さえて接着剤を送ってやり…、





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また注ぎ足します。





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もし隙間が開いたらパテで埋めればよいのです。
「プラはみ出し法」ですとたしかにパテいらずですが、その代わりに部品の合わせがずれるリスクがあります。そのときの修正のほうが、パテ埋め修正よりずっと大変です。

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同じように翼も貼り合わせました。

あっという間に形になりそうですね。

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