タミヤ 1/48 スタッフカー

2011年5月 2日 (月)

タミヤ 1/48 スタッフカー その24 <完成>

フィギュアはラッカーのクリヤーコート後にスミ入れします。クリヤー層は、ラッカーとはいえサッとスプレーしただけで塗膜は薄いので、エナメルシンナーでも侵されてしまいます。ごく細い筆に少量の塗料を含ませて、はみ出ないようにスミ入れします。
このキットは凹モールドも大変繊細で、スミ入れするととても引き締まります。
最後にシルバー部分を塗装して出来上がり。

出来上がったフィギュアの脚に車輌と同様に軸を打ち、立ち位置を決めて地面に差したらジオラマの完成です。

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この時点では、フィギュアは差し込んだだけでまだ接着していません。向きを変えるだけで結構雰囲気が変わるので、どうするか考えています。


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「いったい何をしているところか?」「ここはどこ?」「ストーリーは?」といった野暮な質問はなしです。こういうのは、ジオラマというよりはビネットというべきなんでしょうか。
でも、そんなことばかりを問う風潮が、ジオラマ制作を敷居の高いものにしていると私は思います。ただ、「上官に呼び出されて叱られている新米の整備兵」みたいには見えますね。

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「お前というヤツは!! ちょっとは言われたとおりにせんかッ!」
「エ? なんっスか? 聞こえないっス」
「ナニっ!?」
「あれ、その手はなんスか? 殴るんスか? それってヤバくね?」
「くっっっ…そ…」

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あるいは、
「上官殿、今日はいい天気でよかったですね」
「おお、絶好のゴルフ日和だのう! ウデが鳴るわい!! わっはっは!」


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お戯れはこのくらいにして、とりあえずなんとかカタチにはなりましたね。よかったよかった。

次はフライングビーナス展示会のお題をやっつけようかと思っています。なんとフネに挑戦です。あぁ恐ろしい…。

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2011年5月 1日 (日)

タミヤ 1/48 スタッフカー その23 

とりあえずフィギュアの塗装が終了しました。

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タミヤ・アクリルで薄く下塗りをしておいて、タミヤ・エナメルで本塗装しました。私にはこれが使いやすい気がしましたね。
油絵具のようなグラデーションにするには、色の境目を溶剤ではなくクリヤーで溶かして伸ばすと結構イイ感じにボカシがかかってくれます。

一晩乾燥させて、スミ入れのためクリヤーラッカーでコートします。
ベルトのバックルや帽子の略章は塗り忘れじゃありません。シルバーなのでコート後にとってあります。

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2011年4月29日 (金)

タミヤ 1/48 スタッフカー その22 <フィギュアの塗装>

フィギュアの塗装に取りかかりました。
とりあえず、顔だけ塗り終わりました…が。

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これ以上の接近には耐えられません。塗料はすべてタミヤ・エナメルを使いましたが、表面が塗料で厚化粧になってしまい、とても他人様にお見せできるシロモノじゃないです。実物ははるかに小さいのでもうちょっとマシに見えるのですが。
そう思うと、顔だけのアップが撮れるような作品を作れる人はホントにスゴイですね。

これでも一応絵を描いて掴んだことを盛り込もうとしているのですが、そうはうまくいきませんね、やっぱり。
基本的にフィギュアは(好きですが)避けて通ってきたので、これからはもっと作って経験を積まないとダメですね。

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2011年4月26日 (火)

タミヤ 1/48 スタッフカー その21 

車輪の接地部に真ちゅう線で軸を打ち、ベースに穴を開けてエポキシ接着剤で固定しました。

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2台とも予定よりちょっと奥へ行きすぎました。もうちょっと手前に置いて、フィギュア2体をクルマの間(ベースの中心辺り)に立たせるつもりだったのですが。
仕方がないので、フィギュアは手前の大きく空いたスペースに持ってくることにしましょう。

ベースの木部は、マホガニー色のステイン塗料で染めた後クリヤーをかけて仕上げてあります。このクリヤーは2液型ウレタン塗料で、カーモデルを作るときのために買っておいたものです。今回、初めてウレタン塗料を塗るためにこのベースを練習台にしました(いきなり模型に塗ってしまうと、失敗したら取り返しがつきませんので)。
おかげで、不似合いなほどテッカテカです。ただ、地肌の表面処理はしなかったので、実はザラザラです。一度表面をペーパーがけして再度塗ってやればもっとピカピカになるんですが、今回はあくまでエアブラシで吹く練習ですので、そのへんは割愛しました。

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意外と絵になる2台です。
スタッフカー、ホコリまるけやなぁ…(「~まるけ」とは、三重の方言で「~だらけ」という意味ですよ)。


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反対側から見たところ。
ジープの汚しも、どうやら悪くなさそうです。

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2011年4月25日 (月)

タミヤ 1/48 スタッフカー その20 <車輌完成>

もう4月も過ぎようというのに、朝晩が肌寒くていまだに暖房器具がしまえません。たしか去年も同様に連休過ぎまでストーブを焚いてたような気がします。


ジープにチッピングを施したあと、足周りと車内ににピグメントで軽くホコリ汚れを入れました。スケールが小さいぶんチッピングも微細になるので、どこにチッピングがあるのかほとんど分かりませんね。
最後にタイヤの接地面に黒のパステル粉を擦りつけて、両車とも完成です。

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スタッフカーにはあまりウェザリングは施さず、エイジングによる経年感を強調してみました。対するジープはセオリー通りのウェザリングで使い込まれた雰囲気にして、対比させてみたつもりです。狙い通りにできたでしょうか。

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後ろから見るとジープの車内の汚れがよく見えて、それっぽく見えるのではないかと思います。

これをベースに取り付けて、残るはいよいよフィギュアです。小さいだけに、私のウデでうまく塗れるか大変心配ですが…。

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2011年4月23日 (土)

タミヤ 1/48 スタッフカー その18

制作が遅々としてきました。
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ベースのほうは、少し変化というか表情が出したくて茶色をムラに吹いてみました。特に車輌を配置するあたりは影を描くような感じです。


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ジープに仕上げ塗装をするのをすっかり忘れていました。
スミ入れをした後、アンバー系の色でフィルターです。

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2011年4月20日 (水)

タミヤ 1/48 スタッフカー その17 <ベースの草植え>

木工ボンドが乾いて透明になると少し印象が変わって、もう少し茂っていたほうがよさそうでしたので、少しスタティックグラスを足しました。

乾燥後、グラスの色が鮮やかすぎるので、タミヤのデザートイエローを軽く吹いて落ち着かせました。接着の甘い草が、エアーの勢いでどんどん飛んでいきます。
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でも、やっぱり自然とは言い難い感じ。嫁さんに「(ゴルフ場の)グリーンにクルマがやってきた」と言われてしまいました…。
とりあえず車輌を配置。この2台の間で人が立ち話をしている感じにしたいと思います。

ところで、ジープはすべてプラ製なので頼りないほどに軽く、草の上に浮いてしまいました。おかげでまったく重量感がありません。それに対してスタッフカーのほうは、ダイキャストシャシーの重さのおかげで茂みの中にタイヤが埋まってちゃんと接地しています。今まで散々コキおろしてきたタミヤ・ヨンパチ伝統のダイキャストシャシーですが、これは意外な利点でした。
もっとも、これは接地面積の狭い車輌だったからうまくいったわけで、これが戦車だったらやっぱり浮いてしまうんだろうなぁ…。

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2011年4月19日 (火)

タミヤ 1/48 スタッフカー その16 <ベースの草植え>

続いて、スタティックグラスで草を再現します。
木工ボンドを水で薄めて筆で塗り、上からピンセットでつまんだスタティックグラスを植えていきます。
「パラパラと撒く」というよりは「チョンチョンと植えていく」という感じです。もちろん、1本1本植えていくなんてどっかのカツラみたいなことはできませんから、豆粒ほどのかたまりをつまんでそのままチョンと置きます。すると適当にくっついてくれるので、それを繰り返します。
何度かやると、つまんでいるスタティックグラスのほうに薄めたボンドが吸い上げられて固まってくるので、それは潔くあきらめて捨てました。

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一応、イメージとしては草っぱらなので、まんべんなくかつ均等にならないように植えてみたつもりです。すき間ができるとどうしても足したくなるのが心情ですが、それをやってしまうとふと気付いたときにはきっと人工芝のようになってしまうでしょう。車輌のチッピング塗装と同じで、「ほどよい集中と分散」を意識する必要がありますね。

しかしキレイな草になっちゃいましたね。塗るにもどう塗ればいいんでしょうか。

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2011年4月18日 (月)

タミヤ 1/48 スタッフカー その15 <ベースの塗装>

一晩かけてグレインペイントが乾きました。上に撒いた砂も定着したようですので、ひっくり返して軽く叩き、余分な砂を落とします。

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具合を見るために一度グレイサフを吹いたあと、ダークアースで塗装しました。エアブラシで、まだらになるように吹いてみました。

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2011年4月17日 (日)

タミヤ 1/48 スタッフカー その14 <ベースの工作>

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1日経って石粉粘土がほぼ乾きました。
乾燥による収縮で、枠との間に少し隙間が出来てしまいました。
また、ベースとの接着も弱くなり、型抜きしたように取れてしまったので、エポキシ接着剤であらためて接着しなおしました。

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表面があまりに滑らかなので、少しでも地面っぽくならないかと、エポキシパテを薄く敷き詰めてみました。
パテはミリプットのレギュラータイプです。コーティング用にと試しに買ってみたものの、コーティングには不向きで使わないままになっていました。コシのないモロモロさ加減が地面にはよいのではないかと思ったのですが、あんまりうまくできませんでした。

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前日の記事でも書いたように、試行錯誤が続きます。
ターナーの情景用グレインペイントを塗ってみました。タミヤのテクスチャーペイントによく似た(ターナーのほうが以前からあります)素材です。
さらにこの上に、情景用の砂をまいて乾燥待ちです。

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