タミヤ 1/48 スタッフカー その24 <完成>
フィギュアはラッカーのクリヤーコート後にスミ入れします。クリヤー層は、ラッカーとはいえサッとスプレーしただけで塗膜は薄いので、エナメルシンナーでも侵されてしまいます。ごく細い筆に少量の塗料を含ませて、はみ出ないようにスミ入れします。
このキットは凹モールドも大変繊細で、スミ入れするととても引き締まります。
最後にシルバー部分を塗装して出来上がり。
出来上がったフィギュアの脚に車輌と同様に軸を打ち、立ち位置を決めて地面に差したらジオラマの完成です。
この時点では、フィギュアは差し込んだだけでまだ接着していません。向きを変えるだけで結構雰囲気が変わるので、どうするか考えています。
「いったい何をしているところか?」「ここはどこ?」「ストーリーは?」といった野暮な質問はなしです。こういうのは、ジオラマというよりはビネットというべきなんでしょうか。
でも、そんなことばかりを問う風潮が、ジオラマ制作を敷居の高いものにしていると私は思います。ただ、「上官に呼び出されて叱られている新米の整備兵」みたいには見えますね。
「お前というヤツは!! ちょっとは言われたとおりにせんかッ!」
「エ? なんっスか? 聞こえないっス」
「ナニっ!?」
「あれ、その手はなんスか? 殴るんスか? それってヤバくね?」
「くっっっ…そ…」
あるいは、
「上官殿、今日はいい天気でよかったですね」
「おお、絶好のゴルフ日和だのう! ウデが鳴るわい!! わっはっは!」
お戯れはこのくらいにして、とりあえずなんとかカタチにはなりましたね。よかったよかった。
次はフライングビーナス展示会のお題をやっつけようかと思っています。なんとフネに挑戦です。あぁ恐ろしい…。
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