タミヤ 1/12 ドゥカティ916 その11 <完成>
後半は作業が繊細になってくるため写真を割愛して記事も駆け足になりましたが、外装パーツを取り付けて完成しました。
なかなかよく光ってイイ感じじゃないですか!? やっぱりツヤがある模型は見栄えがしていいですね。
カーモデラーさんがツヤ出しに夢中になる気持ちが少し分かった気がします。やった分だけ還ってきますからね。
拙作ながら眺めていて飽きません。ニヤニヤしてしまいます。
それにしても、高品質で多彩な金属色のおかげで豊かな金属表現が可能になりましたね。
アオシマのニンジャと違って、捻りや歪みがなく組み上がるのはさすがタミヤ。20年も前のキットとはいえ感心します。
ただ、残念なのがバックミラーの取り付け。塗装してから接着するしかないのにダボがありません。塗装前には接着位置のケガキがありましたが塗装後は当然見えませんし、何より塗膜の上にイモ付けです。
おかげで位置は決まらないし瞬着に頼るしか思いつかず一発勝負だし、「なんでここだけこうなんだ!?」と思ってしまいます。
ナンバープレートには「DUCATI」の文字のデカールが用意されていますが、あえて使わず金属板っぽく塗装してカスタムパーツ然としてみました。
ミラーの鏡面とフロントフォークのインナーパイプ、またテールランプの裏打ちに、ミラーフィニッシュを使いました。
後ろから見ても、よれたりしていないのが分かります。こういうのがガタガタだとホントに興ざめしてしまうんです。
この後、カウルやスクリーンを留めているリベット(ピンかな)をシルバーで塗り、スミ入れをしておきました。そのとき手が滑ってバイクを倒してしまい、ミラーが吹っ飛んでつけ直しました…。
バイクプラモは、空間にパーツを配置していく過程が難しくも楽しいです。タミヤのキットはもちろん省略も多いので物足らない人もあるでしょうけど、それ故にきちんとカタチが出来上がるという嬉しさが味わえます。実際、タンクの下なんてスカスカですからね。
でも、少ないパーツ数で精密な立体模型が作れるという点では最高に楽しいプラモデルです。 こんな複雑なカタチのものを素人がスクラッチできるはずがありませんから、まさにプラモデルとしての魅力が詰まっています。どうしてみんなもっとバイクプラモを作らないのか、不思議でしょうがありません。
私のプラモ仲間である『プラモ日記』根生さんも、バイクを作っている時の制作記がもっとも生き生きとして楽しそうですよ。
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