今年も無事に開催できました
模型店を営んでいた頃から続けている、作品展示会。
地元のお客様の力作を見ていただく機会を設けようと始めました。
店を閉め、コロナ禍もあって中断しましたが、去年から再開。モデラー仲間の作品を持ち寄って模型談議に花を咲かせるというサロン的展示会の機会作りというより、普段プラモデル制作とは縁のない方にプラモ作りの世界を知ってほしい、作りたいと思う人が増えてほしいという思いのほうが強くなり、イベント名もころころ変えて、前回から「素晴らしきプラモデル作品の世界」というドストレートなイベント名になりました。
ワタシ、こういうネーミングセンスが皆無なので、分かりやすくてカッコイイ名前というのが思い浮かばないんですよ。
で、今年は第2回です。これまでは、基本的に、展示室のような仕切られた部屋で開催してきました。今年はこのようなオープンスペースでの開催。
会場のアルスプラザという施設が人気で、ギャラリーの予約が取れなかったということもあるのですが、仕切られた部屋に入っていくというのは好奇心がないとなかなか勇気が必要で、どうしてもサロン的な会になりがち。
一般のかたに見ていただきたいという自分の趣旨には合っているかと思い、試しにやってみることに。
その思惑は、かなり当たっていたと思います。
いつも併催しているプラモ制作体験会も、事前に地元のネット情報サイトに掲載してもらった効果が絶大で、9年前にバンダイのイベントで申し込んで送ってもらって、なかなか減らずに半分以上ずっと残っていたイベント用ガンプラキットが、2時間ほどで品切れに。
体験会をお目当てに来場されたかたが多かったですね。ありがたいことです。
また、地元ケーブルテレビのZTV様には、いつも取材に来ていただき、ありがとうございます。
自分ともう一人のメンバーでずっと対応していたので、作品のセッティングもまともにできず、お昼過ぎまで作品をゆっくり拝見する時間もまいほどでした。
小さなお子さんが、ご兄弟とかで一緒にプラモ作りに夢中になり、作品を手に嬉しそうに写真を撮ってもらっていたのが印象的でした。モノ作りって楽しいですよね!以下は、とりあえず撮らせてもっらた出品作品です。
作者さんとゆっくりお話しする時間がなかなかなくて、ゲストさんがどのかたなのかも分からず…。失礼しました。
自分の作品だけ紹介させてください。
去年残念ながら急逝された、マンガ家の鳥山明さん。模型好きでも有名で、ご自身でも作られてましたし、模型メーカーとコラボでデザインと箱絵・組説のイラストを描いたりされてました。特にメカデザインは、鳥山さんらしい細かい描写とミリタリーチックな独特なデザインでした。
そこで、追悼の意味でトリビュートコーナーを設けてみました。『サンドランド』の戦車キットは、発売されたら絶対買おうと思っていたので、発売になって嬉しかったです。久しぶりにAFVを作りましたよ。その横のブルーの車両は、タミヤのガマゴートです。鳥山作品さんとは何の関係もないのですが、『サンドランド』に登場する保安官の車に寄せて塗ってみました。
さて、来年もまた開催しようと思いますが、前述のとおり会場が人気で確保がたいへんなので、時期は思い通りにいかないかもですが、できれば近しい時期にと思っています。
今年は私もほかのメンバーさんも公使で忙しくて新作が少なかったので、来年はもう少し新作を増やしたいですね。
あと、好評だった制作体験会。
無料で提供できるキットがなくなってしまいましたが、プラモを作るかたが増えてほしいので続けていきたいのです。
とはいえ、キットは自費調達で参加も有料にせざるを得ません。どこか、メーカーさんのご協力が得られれば助かるのですが…。
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