ドラゴン Sd.Kfz.251/22

2012年6月 4日 (月)

ドラゴン Sd.Kfz.251/22 Ausf.D <いきなり完成…これで終わりです>

車体後部に、履帯による泥のはね上げも表現しておきます。

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ミゲルさんがよくやっているヤツですが、「ビチャッ」とならないか心配でしょうがないので私は彼ほど大胆にはできません。やや控えめです。一応向きを考えて斜め下から吹き付けています。

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反対側も同様に。
各ホイールのハブの部分に、AKのフューエルステインを流しました。本来は名前のとおり燃料の染み痕をつけるものですし、そもそもこんなところに油分が染み出してくるのかいささか疑問ですが、演出と割り切ってみました。ツヤがあるのでちょっとしたアクセントにはなります。

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筋状の汚れは、フィルター塗装を拭き取った際に付いたものがほとんどです。この辺はオーソドックスな手法になってしまいました。
ただ、AK商品のデモを兼ねている以上やってみないわけにはいきませんので、ウィンターストリーキングとラストストリーキングで筋を加えています。
ミゲルさんの一連の手法は、ヘアスプレー技法による塗膜剥がし以外はすべて色を描き足していく-つまり足し算だけで彩色していくシステムです。そのため大変合理的で分かりやすく、かつ誰にでもやりやすいものになっています。
最近は、いったん何かを塗ってそれを落とし、その差し引きで効果を出す「足し引き算」手法が目立つようになってきました。これは、引き算後にどうなるかイメージしにくく、結果もやってみないと分からない「運まかせ」的な面もあり、試すのに躊躇するかたもいるのではないでしょうか。高価なキットをいくつも実験台としてさらせるモデラーは、そう多くはないと思いますが。
そいう意味で、ミゲルさんの取り組みはまさにプロフェッショナルに徹していると個人的には尊敬しているのですが。

以上で制作説明は終了です。作品と使ったマテリアルは私の店頭に飾ってありますので、参考になれば幸いです。

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2012年6月 2日 (土)

ドラゴン Sd.Kfz.251/22 Ausf.D <いきなり完成…続き>

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ヒンジやリベット等に錆が浮いた感じにするのにはライトラストウォッシュでスミ入れします。ストリーキング用よりオレンジっぽい錆色で、浮き錆を表現しやすい色になっています。
溶接痕にも少し流すとアクセントになります。


話が前後しますが、チッピングは角だけでなく面(特に薄い鉄板等)にも入れると効果的です。この時は筆よりもスポンジを使って、ただしそっと入れます。スポンジで叩くようにするとくどくなります。これも浮いたような錆を表現していきます。


さて、この時点で「なんちゃってL.ロドリゲスさん風」になってきました。
続いて、足回りの汚しに入ります。
まずはタミヤアクリルのフラットアースを、エアブラシの砂吹き技法で車体下面に大まかに吹いておきます。そして、一度ミゲルさんの真似をして、エアブラシのエアで泥色を吹き飛ばして泥はねの様子を表現する方法を試してみることにしました。

リキテックスのモデリングペーストとピグメントを混ぜ、水で少し薄めて吹き飛ばせる程度の粘度に調整します。それを筆にとってエアで吹き飛ばしました。
しかし、この方法はコントロールが難しく、前もってかなり練習しましたが、それでもビチャっとひどく飛び散ってしまうことがあります。エアで飛ばすというアイデアはいいと思うのですが、筆にとるというのがよくないようです。なにか代替案さえあればよい方法になると感じました。

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こうして、履帯の周囲とタイヤハウス内、車体前面に泥はねを表現します。

(まだ続く…)

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2012年6月 1日 (金)

ドラゴン Sd.Kfz.251/22 Ausf.D <いきなり完成>

貝を塗るかたわら、ちゃんとプラモは作ってました。ただ、写真を撮ったり記事にしたためている余裕がなかったのでいきなりの完成記事になっちゃいました。

作っていたのは、ドラゴンのハーフトラックです。何年前に買ったのか覚えてません。
ドラゴンのキットを組むのもたぶんかなり久しぶりで、前に何を作ったかも覚えてません。こういうときにブログはよい備忘録になりますが、なんと2010年に1号戦車を完成させて以来でした。その少し後ブルムベアを作りましたが、こちらは途中で放置しちゃってますから、直近ではこの1号戦車です。なんと2年も作ってなかったんですね。ちょっとビックリしてしまいました。

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こちらが完成写真です。途中の記事がない分、写真をたくさん載せます。

一応、AKインタラクティブ製品のデモも兼ねてますので、ウェザリングはできるだけ同社製品だけで行っています。
また、それ以外に物についても私の店で扱っているものだけを使うようにしています。

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組み立ては例によってストレート組みです。ドラゴンのキットですし、特に手を入れたいとも思いませんでした。

基本塗装は、下地にダークアースを塗ってからガイアカラーのドイツ戦車用カラーを使って3色迷彩を施しました。各色とも、少し明るくしています。
細部を塗り分け、チッピングを施します。

ウェザリングはまずスミ入れから始めました。
塗料はAKのダークブラウンウォッシュで行いました。本来はグリーン系基本色用のウォッシュ塗料ですが、3色迷彩にもよく合います。ペトロールで希釈してあり、スミ入れ塗料としては浸透力が弱めですので、タミヤのエナメル塗料と溶剤で作ったスミ入れ液のようにモールドに沿って「液が走る」感じはあまりありません。
塗った後は、はみ出しを筆にペトロールを含ませて拭き取ります。この時、重力の向きを意識して拭く必要はありません。あくまでもこの作業はスミ入れです。

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スミ入れが乾いたら、フィルター塗装をします。これにはタミヤエナメルを使いました。
まず茶色系の色を作り、いわゆるウォッシングの要領でざっと染めるように全体に塗ります。このまま塗りっぱなしでもいいのですが、色が付きすぎたと感じたら筆にペトロールを含ませて軽く拭き取ります。この時は地面と垂直方向に、雨だれを意識して筆を運びます。満足したらクリアラッカーでコートします。

この後、イエローオーカー系、バフ系の色で同様に作業してフィルター塗装は終了です。バフ系の白い色は乾くと目立つので、うんと控えめに。

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この拭き取り作業をすると、同時にいわゆるストリーキング(雨だれのような筋状の汚れ)までできてしまいますが、AKのMIGさんのDVDにならって、あえてストリーキングも別に独立した工程として行ってみました。塗料はウィンターストリーキンググライムを使いました。
拭き取りは、平筆を使うとボケた感じに、また細筆を使うと細く伸びる感じになります。
チッピングを入れたところにはラストストリークで錆だれを入れます。やり過ぎるとクドくなって、車両から「生気」がなくなります。撃破車両にするのでなければ控えめに。

(続く…)

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