タミヤ ストームタイガー

2010年12月31日 (金)

タミヤ ストームタイガー その28 <完成>

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排気管を修正しました。昨日の時点では、数色のパステル粉をウォッシングの要領で薄く散らしてみましたが、粉を吹いたようなざらつきがちょっとうるさい感じでした。
そこで、画材を油絵具に代え、アイボリーホワイトにブルーやブラウンを混ぜながら、同様に薄く何回か塗りました。ただ、揮発油だけで薄く溶いた油絵具は乾くと顔料しか残らず、パステルと変わらない結果になるので、油絵具用のワニス(画用液)を少し混ぜてあります。

写真では変化が分かりにくいのですが、粉っぽさが少しですが改善されて、焼けた鉄板らしくなったかなと思います。

ということで、実質1ヶ月半ほどかけてダラダラと作ってきましたが、ようやく完成です!
まだクレーンのベルトが外れたままですが、もちろんこの後ちゃんと直しましたよ。

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お恥ずかしいですが、各部の詳細写真をいくつか。

天井は、向かって右側に構造物がなくのっぺりしているので、この「間」を埋めるのに苦労しましたが、残念ながらイメージどおりには出来ませんでした。
また、給弾口周辺の汚れとチッピングのバランスも難しく、何度もやり直しました。

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側面もやはり広いのですが、フィルター塗装で何とか間を持たせられたかと思います。ただ、この面の荒れのモールドは、ホント絶品ですよ!! これ見たさにもう1輌作りたくなります。
溶接痕を細かいとこまでしつこく追加したのは良かったですね。

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ちょっと茶色がオレンジがかって写ってしまいました。サビの流れた筋がうるさいですが、実物はこんなに目立ってないんですよ。



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最後にジャッキ周辺。
フィルター塗装でテレピン油を使ったせいか、この辺りがかなりもろくなっていて、先日うっかり触ったらボロボロと壊れてしまって、冷や汗ダラダラでした。制作終盤で壊れるとマジで泣きそうになります。
やっぱりテレピンはペトロールより浸透性が高いのかも知れませんね。大量使用はキケンかも。

今回は、ベース色をもっと明るく、色あせた感じにするつもりだったのですが、逆に濃い色味になってしまい、全体が暗い作品になってしまったのが残念です。
平行作業していたキングタイガーの塗装では、一度下地塗装を省いてみようかなと思っています。

さて、これで今年は作り納めです。ブログを読み返すと、ツィメリットコーティングで始まりツィメリットコーティングで終わるということで、何とも私らしい1年だったかも知れません。
ただ、ブログの記事として実験的なことばっかりやってた時期があって、作品数は多くはありませんでした。それに、ブルムベアがお手付きで残ってしまいました(今、あらためて気付いた…)。
11月半ばから、ある方の勧めでとにかく毎日の更新に努めてきました。その成果として、アクセス数は一気に3倍に増え、自分でも驚いています。ブログって、やっぱり更新が命なんだと悟りました
来年も、「自称万年中級者のブログ」をテーマに頑張ってまいります。出来れば飽きずにお付き合いいただければ幸いです。
また、上級者のかたからのアドバイスも切望します。「ダメなところ」をぜひご指南ください(ココロが折れない程度に)。よろしくお願いいたします。

それでは皆さん、よいお年をお迎えください。

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2010年12月30日 (木)

タミヤ ストームタイガー その27 <仕上げ塗装3>

各部にチッピングを施しました。タミヤ・エナメルのガンメタルをベースに、ブラウンジャーマングレイ等を混ぜて、若干青みを帯びた赤鉄色を作ります。赤みの具合で「車輛の生と死」が変わってきます。私は遺棄車輛にしませんので、赤みは抑えた色味にしています。
チッピングは大変模型映えするテクニックですが、実車写真を見るとそんなにハゲハゲな印象を受けないので、私はなるべく控えめにしています。とにかく、均等にならないように、また極細筆で小さく点で描くのがコツだと思います。
ただ、この車輛の場合は天井に給弾口があってクレーンで砲弾を運び入れているので、たぶん乗員が上に乗って塗装が剥がれるだろうと想像しました。そこで、給弾口付近だけはちょっと大げさに剥がれを描いてみました。まあ、メリハリってヤツでしょうか。

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車体各部にピグメントで汚しをかけました。リアルさを意識するあまり、やり過ぎて粉だらけで真っ白にならないように、加減に気を配ります。特にコーティング面はピグメントが乗りやすいので要注意ですね。

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いよいよ完成が近付いてきました。
本当は今回で完成に持っていく予定でしたが、もうちょっとだけ粘ります。



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気に入らないのは、後部の排気管です。





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今まで、排気管はいつも赤茶系色のパステルでサビサビに塗装していたのですが、実車写真を確認してみたら、意外に白く写っているんですね。
高熱で焼けるのは確かなのですが、古びたドラム缶焼却炉みたいに錆びて真っ赤になるのではなく、焼けて白っぽくなるのかもしれないなあと思ったわけです。

ところが、この再現が難しいんですね。なんとなくイメージはあるので試行錯誤しながら一応やってみたのですが、もうひとつイメージどおりになりません。

こういうときは、ヨメさんに見てもらうのが一番です。
ヨメさんはもちろん素人ですが、プラモのことを知らない人は先入観や固定観念がありませんから、実に的確な意見が聞けるのです。
逆にいえば、素人に見せて「わ~、よく焼けた排気管だ」と言わせれば大成功なのです。
当然、一目見た反応は「?」でした。で、何がしたかったか説明すると「ナルホド」と言ってはくれましたが、「なんか違うと思わへん?」と訊くとやはり「そうやなあ」とのこと。

ちょっともう一工夫が必要です。

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2010年12月28日 (火)

タミヤ ストームタイガー その26 <仕上げ塗装2>

続いて、デッキタンスモークを加えた白っぽい色の縞を入れます。こちらは、上から下へ流すようにします。
前述のMIGさんのDVDでは「レインマーク(雨垂れ)」と紹介されていますが、自分としては特に雨垂れ表現のつもりではなく、前工程で入れたこげ茶との対比でおもしろい効果が出ないかなあという感じでやってみました。
最後に、ツヤ消しクリアを吹いてテカリを抑えました。

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結構白っぽく見えますが、これは光の反射の加減です。肉眼で見る分には、もっと控えめです。特に白は、クリアをかけると乱反射が抑えられてかなり印象が変わるので、出来の確認はクリアをかけてから見たほうが良いようです。

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こげ茶の縞があまり目立たなくなりましたね。もう少し思い切ってやれば良かったみたいです。
あとは、排気管にサビ表現をして、車体にいくらかチッピングを施せば出来上がりかな?
ほかにやりたいこともあるので、何としても年内に仕上げたいです。

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2010年12月27日 (月)

タミヤ ストームタイガー その25 <仕上げ塗装1>

だらだらと更新回数だけ増えていってますが、いよいよ仕上げに入っていきます。

まずは各OVMと排気管などを筆で塗り分けます。スコップやオノの木部は、クレオス・アクリルのタンタミヤ・アクリルの木甲板色をベースに塗り、エナメルのスモーククリアオレンジを加えて薄く塗り重ね、手アカがついたように表現します。
以前は木目を描こうとしたこともあったのですが、いかにも説明っぽい気がしてやめました。

このストームタイガーは戦闘室の装甲板が広いので、間を埋めるために筋状の汚れを入れてみます。これは、MIGさんのDVDで「ストリーキング(すじ状、縞状)・グライム(汚れ)」というテクニックとして紹介されています。

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やり方はいたって簡単。タミヤ・エナメルで濃いこげ茶を作り、細筆で縦に筋を描きます。




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次に、エナメル溶剤を含ませた筆で軽くなでるようにしてぼかします。たぶん、油絵具のほうがコントロールしやすいと思います。
私は、面の下のほうを意識してつけてみたので、筆は下から上へ動かします。
これを、満足するまで繰り返します。

この表現は、いわゆる「リアルさ」を再現するものではありません。フィルターやドライブラシングのような「絵画的表現」といえますね。

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2010年12月26日 (日)

タミヤ ストームタイガー その24 <キャタピラの取り付け>

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塗装を終えたキャタピラを取り付けます。外側の転輪を取り付ける前に、中の転輪に汚しをかけておきます。
ピグメントをまぶしてはアクリル溶剤を垂らす作業を何度か繰り返します。

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外側の転輪も別に汚しをかけておき、溶剤が乾いたら接着。ここまで長かった~。

とりあえず、組み立てはすべて完了、と思ったら、クレーンのベルトが取れちゃってました。
これだから瞬着ってキライです。

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2010年12月25日 (土)

タミヤ ストームタイガー その23 <キャタピラの仕上げ>

塗装の済んだキャタピラに、汚し表現を施します。
まず、ピグメントで土汚れを付けます。車体と同様にマークセッターを塗り、ピグメントをまぶして、一度乾かします。
その後は、アクリル溶剤をエアブラシで吹きつけて濡らし、違う色のピグメントをまぶします。

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これを何度か繰り返して、好みの色・厚みにしていきます。満足できたら、接地部を固めの筆でこすって余分なピグメントを落とし、下に塗った銀やグレイを出します。


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このとき、リンクの摺動部や継ぎ目がピグメントで埋まってしまわないよう注意します。もしピグメントの粉が継ぎ目に詰まっているようなら、筆で掻き出しておきます。そうでないと、戦車が動いているという感じが出ません。

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最後に、各部に銀を入れます。接地部の滑り止めは銀ペーパーをかけ、センターガイドはドライブラシングします。
センターガイドは、タイガー1の場合は中ほどから先が摩耗してピカピカに光ります。また、先端や外周だけではなく、面で接触するようです。(ちなみに、キングタイガーは逆に根元が擦れるようです。)
ですので、普通の毛筆よりも写真のようなスポンジ筆のほうがやりやすいです。百均の化粧用品コーナーに売ってますよ。

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2010年12月24日 (金)

タミヤ ストームタイガー その22 <キャタピラの塗装>

キャタピラの塗装とウェザリングをします。

まず、クレオスのメタルブラックマホガニーや赤褐色などの任意の茶色を混ぜたものを、ベース色として吹き付けます。
次に、これまた任意のグレイ(私は、タミヤ・エアモデルスプレーのグレイバイオレットを使用)を、凹部に色がつかないよう、斜め方向から吹き付けます。

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クレオス・メタルカラーのアイアンを接地面に塗ります。
このメタルカラーは樹脂分が少なく、顔料を溶剤で溶いただけのような塗料です。そのため、筆で重ね塗りすると下地が溶け出して失敗しやすいように思います。そこで、塗料を綿棒に含ませて転がすように塗ると、下地が溶け出すのを防げます。

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タミヤ・エナメルでサビ色を作り、先ほどとは逆に凹部へ流します。
乾燥後にピグメントで汚しを施します。

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2010年12月23日 (木)

タミヤ ストームタイガー その21 <汚し塗装>

キャタピラをはめる前に、車体下部に汚し塗装をします。

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タミヤ・アクリルのフラットアースデッキタンを混ぜて明るめのホコリ色を作り、これをエアブラシで砂目吹きしました(写真が明るすぎて不鮮明でしたので、ちょっといじりました)。
薄めに希釈した塗料を、エアを絞って吹くと、このように荒い飛沫が出ます。筆に含んだ塗料をを指ではじいて飛ばしたような表現ができます。

合わせワザとして、エアを出す前にトリガーをチョンと引いてすぐ戻し、ノズルに塗料を溜めてからエアを出します。すると、もう少し荒く大きい飛沫が出ます。

どちらも、やり過ぎには要注意です。「土汚れを塗装で表現した」のではなく、単に土色で塗装しただけになってしまいます。

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次にピグメントで立体的な土汚れをつけます。先程の汚し塗装の意味があまりないように思えますが、いきなりピグメントを塗りつけるのも不自然な気がしますので、このようにしています。
ピグメントを定着させるために、私はクレオスのマークセッターを使っています。これを汚したいところに塗り、ピグメントをまぶして、筆で軽く押さえていきます。

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そして、マークセッターが乾いたら、一度霧吹きで水をスプレーして少し流してしまいます。はっきり言ってもったいないのですが、こうすることで余分なピグメントが落ち、かつ下へ流れるので、より自然な風合いになります。ただし、うまくいったかどうかは残念ながら乾燥待ちです。

このあたりの行程は、どうするのがいいか、まだ試行錯誤中です。

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2010年12月19日 (日)

タミヤ ストームタイガー その20 <スミ入れ>

スミ入れをします。ミゲルさんはこれを「ピンウォッシュ」と呼んでいますが、やはり混同を避けるために素直に「スミ入れ」と呼ぶことにします。
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タミヤ・エナメルのブラックとブラウンをほぼ同量混ぜてこげ茶色を作り、溶剤で薄めて凹部に流します。
溶剤に、いつもはペトロールを使っていますが、今回はテレピン油を試してみました。
ペトロールに比べて液がよく走る気がしますので、スミ入れには向いているかもしれません。
ただ、もしそうなら浸透性が高いということなので、プラ部品が破損する可能性も高いですね。

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乾燥すると、このようにはみ出たり滲んだりした部分が汚らしいですので…、




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溶剤を含ませた筆で、余分な塗料を拭き取ります。スミを内側へ追い込んでいく感じです。
出来るだけ線をシャープにしてやったほうが、メリハリが出て引き締まります。


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こんな感じ。





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もちろん車体の各部にもスミ入れします。「ちょっとキツイかな?」と思うくらいでよいと思います。

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2010年12月18日 (土)

タミヤ ストームタイガー その19 <フィルター塗装2>

ブラウン系のフィルターの次は、イエローやブルーを使っていきます。
ブルーは大変強い色ですので、ごく少量をグリーンのところにだけ置いていきます。あとは、パレットの上でいろんな色を混ぜながら、何回かに分けて塗っていきます。
また、拭き取りはしません。もし色が着きすぎたと感じたときは、ペトロールで伸ばしてやります。

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最後に、アイボリーホワイトのフィルターを軽くかけます。
ただ、このホワイトのフィルターがなかなか決まらず、何度もやり直しました。かなり薄めているはずなのに、白くなりすぎるのです。
そこで気付いたのですが、ペトロールはクリヤーラッカーの塗膜を少し侵すようです。そのため、塗るたびに表面が荒れて真っ白になってしまうのです。
試しに、乾燥後半ツヤのクリアを吹いたら見事に解消されました。

Img_4565
あと、この菱形の鉄板のピン痕の再現が意外にそれらしく出来ていたことに、今頃気付きました…。サフ吹いたくせに、何やってんだか…。

フィルター塗装はこれで終了し、次はスミ入れです。

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