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2018年2月27日 (火)

【スカイラインコンベンション】締め切り、延長します

開催中の『スカイライン・コンベンション』につきまして、締め切りは今月末としておりました。
会期は3ヶ月と、十分に設けたつもりでしたが、本日27日時点でのご応募作品は、お1人様の2作のみと、少々寂しく感じます。

そこで、もう1ヶ月延長し、3月末を締め切りといたします。
せっかくエントリー用にキットをご購入下さったかたがいらっしゃいますので、ぜひ作ってお持ち込みください。楽しみにお待ちしております。


最近、特に感じるのですが、プラモデル作りはキットに手を加えなければいけない・キットそのままではなく、いかに手を加えるかだと、決めてかかっているかたが、以前に比べてとても増えているのではないでしょうか?

ネットを見ても、このキットにはここに手を加えましょうとか、ここがおかしいから直しましょうとか、そんな記事が散見されます。
そういうことをやっている方は、それが好きで、自発的・能動的にやっているわけですから構わないのですが、そういうことをやらされるのがプラモ作りだと解釈する方も相当いらっしゃる気がします(模型屋やってますと、実際にそういう話を聞く機会が多いものなんです)。

ネットに上がっている記事や作品は、「人に見てもらえる作品にはなっただろう」と思えるかたがアップするのがまあ普通なので、あくまで氷山の洋上に見えている部分だけのはずで、それがすべてではないのです。大部分のユーザーさん(つまり、ネットに上げたりしていない方たち)は、そんなに手の込んだことをしているばかりではないと思います。

それなのに、特に比較的プラモ歴の浅いかたが、洋上に見えているものがすべてと感化されすぎて、ソレもしたいとかアレもしなきゃとかココも直さなきゃと欲張ったり、アラ探しや脳内先行モデリングを始めてしまうと、いつまでたっても完成しません。その結果、お蔵入りになってしまうということもあることでしょう。

プラモは、キットです(当たり前ですが)。キットというのは、市販のカレールウと同じで、カレーという料理を知らない人でも、箱の裏の説明どおりの材料で、説明どおりに作れば、おいしいカレーができるように、ちゃんと設計してくれてあるのです。カレーがどんな料理なのかをあらかじめ調べる必要もありませんし、無理に手を加える必要もないわけです。
もっとも、万人向けに、最大公約数的に考えて作られていますから、個人個人としては物足りなさや不満を感じることはあるでしょう。作って食べてみて、そう感じたら、次から何か工夫をすればいいのです。

模型はどこまで行っても実物にはなり得ません。プラモは、製造上・設計上の制約や、メーカーの設計者の思惑もあって、あえて実物どおりに再現されていなかったり省略されている部分があるのは当たり前です。そこも踏まえて、最初は大らかに楽しめばいいと思います。
そうすれば、素組み作品なら3ヶ月あれば十分完成するだろうと思うのです…。

まあ、プラモの場合は、そのまま作ること自体が難しい製品が存在するのは確かですが、それはまた別の話。

それが、最近では、素のままではなく、いかに手の込んだ下ごしらえをしたかとか、オリジナルな隠し味を加えたかを競うかのようになってきています。それでは、逆に窮屈で、固定観念や先入観を植え付けられ、誰がやっても同じものを目指すばかりの趣味になってしまいます。新規のユーザーが増えない理由の一つもここにあると、私は肌で感じています。

入賞を狙うコンテストならともかく、特になかなか作品が完成しない方やプラモ歴の浅い方に、締め切りを設けることで、とにかく完成させて参加していただきたいという狙いもあってのコンベンションです。他人はどうしているとか、素組みじゃダサいとか思わずに、気軽に参加していただける機会になればと、切に願っております。

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スカイライン・コンベンション」カテゴリの記事

コメント

お考えに深く共感いたします。

お考えを以前から変える事なく、しかも本来オプションパーツを
宣伝し利益を上げるのが当然であろう模型店主様が提言されて
おられる事に、心から敬意を表します。

私は戦車一辺倒のヘボモデラーです。未だに金属パーツに馴染めず
素組が主体です。どうしても気になる部品は自作しています。
(金属パーツですと厚みが無く、却ってリアル感を損ねる気が
するので)

満艦飾に作りこんでも、余りにも時間が掛かったり、頓挫しては
残念です。たとえ素組でも、完成した時の気分は最高ですね。
私は戦車専門なので、如何にカッコいい迷彩が施せるか、
自然な汚しが出来ているかの2点を追求しています。
オプションパーツ満載でも、この2つが映えないと戦車は駄目
だと。もちろん主観に過ぎませんが。

ストレート組信奉者かつ完成第一主義者としては、パーツ数が
少なく、組み立て易いタミヤ製品を最も愛しています。
次がドラゴンの旧作(マジックトラック導入前)ですか。

またお店にお伺いしたいと思っています。
失礼いたします。

投稿: | 2018年3月 4日 (日) 10時46分

コメント、ありがとうございます。

このような内容の発言をすると、作り込みをしちゃいけないのか!?といったご批判をいただくことがあります。そんなことは思っていないんですよね。
ただ、初心者のかたが、最初から上級者に右にならえをする必要はなく、まずは説明書に従って作ってみて、プラモっておもしろい!モノ作りっておもしろい!と感じていただきたいというだけのことです。
そうでないと、導入者層がまったく増えず、模型業界はまさにジリ貧です。
よく、素組みで作ってみませんか?と言うと、どこまでが素組みなのか?どれくらいなら手を入れていのか?と、素組みの定義についてご質問をいただきます。え?素組みと言ったら素組みですよね? そんなことを説明しなけりゃいけないほど、とにかく、手を入れないと気が済まない、そういう風潮が、模型界に蔓延しすぎだと感じます。

最近は、なんでもネット。プラモはネット通販やオークションで購入し、作り方はネットで検索。作品はSNSでアップと、すべてネットの中で完結してしまい、私ども模型店が介入する必要がない世に中になってしまいました。
それ故に、誤った情報や偏った情報もあふれています。
作品は、写真ではいくらも雰囲気が伝わりません。実物を見てナンボです。そのために、模型店を活用していただければよいと考えていますし、それで模型店で買い物をしていただければ店も潤って、よい循環が生まれます。

スクラッチ作品をゼロから作るなら、まずは情報を集めるところから始めるしかありません。でも、すでに部品が設計され成形されているプラモは、その必要はないのです。だから手軽で、誰でも始めることができる模型なのです。

まずは、カッコいいなぁと思う戦車やクルマや飛行機を、キットそのまま作ってみて、できた作品を眺めてほしいと思います。
最初から完ぺきな作品は作れません。失敗は、また次に生かせばいいと思います。

私も、戦車作品は、塗装でいくらでも変わると思っている一人です。リアルさも大切ですが、カッコよさが一番だと思っていますよ。だって、実物じゃないですから。

投稿: Bluebell | 2018年3月 4日 (日) 11時54分

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