タミヤLPカラー(ビン入りラッカー塗料)、第2弾
タミヤから先に展開された、ビン入りラッカー塗料(LP品番)の第2弾の15色が、ようやく発売になります。http://www.tamiya.com/japan/products/821S2/index.html
60色展開になることは、色名まで早くから発表されていたわりに、第1弾以降めっきり案内が来ずどうなってるのかとヤキモキしていました(問屋さんに、もしかして見落としていたのではと問い合わせたほどです)。
しかし、このペースでは、60色揃うのはいつのことやらになってしまうので、月イチくらいのペースで展開してもらいたいものです。
さて、このLPカラーは、発売当初から数色使ってみて、たいへん扱いやすくよい模型用塗料であると確信しています。
その特長の一つが、流動性の高さです。
すでに使ってみたかたはお気づきかと思いますが、原液のままでも比較的粘度が低く、サラッとしています。
エアーブラシで吹きつける際は、専用シンナーを、塗料と同量より少し多めくらいに混ぜると塗りやすくなります。
また、なにより筆塗りが、他社品に比べ圧倒的にやりやすいです。
筆塗りというと、筆への含みがよいとかということが、よく話題になります。
ただ、筆への含みがよいだけではダメなのです。
筆塗りというのは、筆に含ませた塗料や絵具をワークになすりつけたりこすりつけることではありません。パレットの塗料を筆に含ませ、ワークに「移す」という行為です。
そのため、単に含みがよいだけではなく、含ませた塗料が筆からスムーズに吐き出されなければいけないのです。
従来の塗料の多くは、含ませても筆の中にとどまってしまい、スムーズに流れ出てくれません。そのため、刷毛ムラが多くついたり、そもそも塗りにくいという印象になっていました。
タミヤのLPカラーは、ラッカーとしては画期的なほど流動性が高く、そのようなネガがありません。そのため、刷毛跡がつきにくく、小さい面積ならほとんどムラなく塗ることができます。
さすがに最後発だけあって、現状の模型用塗料の中では、吹き付け・筆塗りともに、もっとも扱いやすい塗料であると思いますので、「クレオスやガイアにある色なら、今さらわざわざタミヤを使わなくてもいいや」と思う方は、ぜひ一度試してみることを強くオススメします。
ちなみに、店主は、ここのところ黒3色と普通の銀色は、タミヤしか手にしていませんよ。
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