« 2017年9月 | トップページ

2017年10月

2017年10月16日 (月)

大作、いろいろ

当店のショーケースは、基本的に、お客様に作品をお持ち寄りいただいて展示する場としてご利用していただいてますが、最近、大作が相次いでいます。

Img_8878001
こんなのとか…、












Img_8887002
こんなのとか。
文字通り、デカイんです。

それぞれ、個別に改めてきちんとご紹介いたします(写真を撮らせていただくため場所を移すのに、持って壊しはしないかと、実にヒヤヒヤしました)。

おかげさまで、ショーケースはいっぱいいっぱいです。

その他の作品も、どれも素晴らしい力作ばかりですが、「初めて作ったゾ!」という作品も、もちろん大歓迎です。
このような作品を前にすると、「オレのなんて、横に並べる気が…」と気おくれする気持ちも分かります(店主自身がそうです)が、誰でも最初から上手なわけではありませんからね。
遠慮しないで、お持ち寄りください。

| | コメント (0)

2017年10月13日 (金)

入荷案内 <書籍ほか>

Img_8869001
エアーブラシメンテナンスブック

アネスト岩田監修の、エアーブラシのメンテマニュアルです。
当店では、開店当初から同社エアーブラシの取り扱いをしておりますが、最近になって、やっとホビーユーザーにも周知されるようになってきました。

でも、タミヤやクレオスより、実はずっとメジャーな、塗装機器専門のトップメーカーです。


Img_8870001










Img_8871001
あれ、先日のエアーブラシ講習に来ていただいた、伊藤さんと上尾さんその人たちではありませんか。

このページの練習について、当店にも同じレッスン用紙がございます。
本をご購入いただいて、なにか不明点があるかたや、講習会時に納得いく練習ができなかったかたも、お問い合わせください。

ちなみに、吹き方に関する記述は多くなく、様々な型式のエアーブラシごとに、その分解~組み立て方法がメインの内容となっています。

Img_8872001_2
AFVモデリング エンサイクロペディア
ミグ・ヒメネス氏による、AFV模型塗装についてのハウツー本です。

ミグ氏には、数年前にお会いして、拙作も見ていただいたことがありますが、有名モデラーだからといって決して偉ぶるようなところがなく、「一人の模型大好き人間」という印象でした。「アナタの作品はどこにあるんだ?見せてよ!」という感じで。

このようなハウツー本にしても、プロデュースする製品にしても、「誰にでも、少しでも簡単に、ハイレベルな模型が作れるよう手助けがしたい」という、一貫した人柄のようなものが感じられます。

Img_8874001
フィギュアペインティング
ペインターの、カルビン・タン氏による、ハウツーDVDです。
表紙の戦車兵はタミヤの1/35。
これだけ拡大して、何のアラもなく見られるのは、やはりスゴイですね。







Img_8875001
DVDなので内容は見ていませんが、2枚入りで、盛りだくさんなわりに、お値段はお手頃です。










Img_8873001
タミヤ
プラモデル製作ガイドブック
こちらは従来からの店内品ですが、関連品としてご紹介します。

多くのハウツー本は、どちらかというと中級者以上のかた向けの内容で、ある程度プラモデルを作ってみて、そこそこの作品はできるようになったけど、少し行き詰まりを感じるとか煮詰まってきたという方には、とても参考になると思います。

この本は、全く正反対で、「プラモデルとはなんぞや?」「プラモデル用接着剤って?」「プラモデル用塗料って?」というところから始まる、タミヤらしい、愚直なまでに生真面目な本なのです。
お店でも、初心者のかたからいろんなご質問を受け、出来る限り全力でお手伝いいたしますが、家に帰って作り始めると、「あれ?さっき、なんつったっけ?」となったりしませんか?
かといって、ネットでいちいち検索するのは面倒ですし、PCを見ながら作るというのは、そういう環境にないかたも多いでしょう(私も無理です)。

やはり、紙ベースの本というのは重宝すると、私は思っています。

私が持っているのは初版で、これは改訂版となり、中身が一新されています。
AFV、飛行機、クルマ、艦船について、どういう段取りでどう作っていくか、ということが、事細かに書かれてあり、完全に「プラモデルの教科書」です。
たしかに、テクニック的にはあまり高度な内容には触れていません。そのせいか、あまりに過小評価されすぎている本です。
初心者のかたなら、持っていて絶対に損はしません。また、しょせん初心者用と決めてかかって切り捨てるのはもったいなく、中級以上のかたでも辞書代わりにもなりますし、たとえば今は特定のジャンルにしか興味がないかたなら、他のジャンルに挑戦してみたくなるかもしれません。
個人的に、実は超オススメの本だったりします。

| | コメント (0)

2017年10月11日 (水)

入荷案内

Img_8857001
タコム
1/35 メルカバMk.1

タミヤのキットが有名ですが、さすがに古い製品となってしまいました。
こちらは、最新のキットとなります。



Img_8858001
1/35 メルカバMk.1ハイブリッド
上のMk.1と、どこが違うの?と思いますが、よく見ると、細かい部分の違いがしっかり再現されています。
それにしても、最近のタコムは、箱絵がカッコよくってたまりません笑。


Img_8859001
ICM
1/35 オーストラリア軍T型フォード1917

こんなの、あったんですね。





Img_8860001
1/24 アメリカ女性整備士

こちらは1/24ですので、お間違えのないように。
ICMのフィギュアも、とてもよいですよ。マスボ、ミニアートとともに、楽しいフィギュア製品で攻めてます。


Img_8861001
タミヤ
1/35 2号戦車A~C型

タミヤ製品は、ハッキリ言ってどこでも買えるので、あまり在庫してきませんでしたが、作ってみると、やっぱりモノは一流なわけです。

再現度がどーのとか省略がこーのとか言われますが、それがプラモデルというもの。
気に入らない人は、自分で手を入れればいいのです。

Img_8862001

1/35 2号戦車C型
それに、輸入キットのほとんどが車両のみの製品なのに対し、基本的にフィギュアが必ず入っているのもタミヤのいいところ。




Img_8863001
1/35 パンサーG型鋼製転輪仕様

ノーマルのゴム縁転輪もそのまま入っているので、実質2in1のお得なキット。
タミヤのG型を買うなら、これがオススメです。
暗視装置まで付いてきます。


Img_8864001
1/35 野戦炊事セット
昔、フィールドキッチンセットという製品がありましたが、こちらはフィギュアがメイン。
このキットだけで、ベースさえ作れば、小さな情景作品が制作できますよ。

| | コメント (0)

2017年10月10日 (火)

「きさげカッター」、これはよいです

Img_8851001
先日ご紹介した「きさげカッター」。
派手なプロモーションもなく発売された工具です.

これといって何てこともないツールのようですが、使ってみると、特にフィギュアのパーティングライン取りに絶大な効果を発揮します。
今までに同様の製品が発売されてきましたが、ダンゼン使いやすく、作業がはかどります。

Img_8855001
もちろん、場所によってはデザインナイフのほうがよいですが、NTのデザインナイフの30度刃より尖っているので、このような狭いところでも刃を立てて使えて便利。





Img_8856001
先端まで剛性感があるので、力加減がしやすく、服のシワのように複雑な凹凸部に沿っても、えぐれることなくガシガシ削れます。

実際に測ったわけではありませんが、個人的には、3倍くらいのペースで作業が進んでいくような感覚です。

オススメです!

| | コメント (0)

2017年10月 7日 (土)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その22 <完成>

最後に、いくらかチッピング(塗装ハガレ)表現をします。
前にも書いたように、今回はまだあまり稼働していない車両っぽくしたいので、あまり大げさにならない程度にとどめたいところです。

Img_8759001
実車の白黒写真では、どの部位でどの程度塗装がはがれるものなのか、よく判別がつきません。
乗員が、おそらくこのあたりを踏んだだろうとか触っただろうと、ひたすら想像して、ハガレを表現します。



Img_8760001
最近のAFV模型では、ガビガビに錆びついたり撃破されて鉄くずになってしまった車両をリアルに再現した作品がとても多くなっていて、いかにそれらしく表現するかでいろんな方法があります。
中でも、実際に塗装をはがして表現する方法は、いかにもリアルで素晴らしいのですが、ハガレのコントロールが自分にとっては難しくて苦手です。

そこで、昔ながらのハガレを描き込んでいく方法が、性に合っていてやりやすいですね。とても地味ですが、思うように表現できるので、結局はここに落ち着いてしまいます。

タミヤ・エナメル塗料のグレイ系やブラウン系の色で、まだ若い傷の色を想像して作り、極細の面相筆で、点を打つ要領で描いていきます。大きめの傷も、基本的には点をつなげて描いていきます。
大きな傷を入れるつもりがないうえに模型も小さいので、パッと見では気付いてもらえないような極小のチッピングを、ちまちまと入れていきます。

Img_8772001
エンジンハッチの周囲は、乗員がよく踏みつけたりして、比較的ハガレも起こりやすかっただろうと思い、少し大きめに描きました。

話は違いますが、やっぱりグリルの網は欲しいところですねぇ。

あと、写真は撮りませんでしたが、サイドフェンダーにも引っかき傷を入れておきました。


Img_8774001砲塔は、車体に比べて汚しが控えめでおとなしいので、キューポラを中心に、ハガレは少し大きめにしてみました。







Img_8786001
そんなわけで、とりあえずいったん完成です。
まだ、少し物足りない点はあるので、また後ほど手を加えるつもりではいます。




Img_8787001
砲塔の機銃用リングには、後で機銃架だけ付けようと思っています。
それにしても、キングタイガーはやっぱりカッコイイですねぇ。さすが、キングだけのことはあります。




Img_8792001
ホントは9月までに作りたかったんですが、なんてことはない、1か月オーバーしました。
やっぱり、ウェザリングまでやるとなると、そこで一気に牛歩になってしまいますね。
でも、それが面白いところなんですけどね。

Img_8780001
キングタイガーは、なんといっても後ろ姿が最高です。




汚しまで入れての戦車模型制作は、3年ぐらい前に作った、1/48タイガー以来でしょうか? 久しぶりすぎて、手もアタマもいろいろ忘れていますが、それでも結局は自分の作風になっちゃうんですね。いつまで経っても、上達しないです…。

(おしまい)

| | コメント (0)

2017年10月 6日 (金)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その21

Img_8765001
サイドフェンダーの筋汚れは、ほぼ満足ができました。








Img_8771001
何度もクレヨンコートを吹いているせいで、表面が少しずつ梨地になってしまい(クレヨンコートはツヤ消しクリヤーです)、きれいに拭き取りができなくなって、細い線になりにくくなってきました。このあたりがやめ時でしょう。

転輪のピグメントでの汚しも、自分の技量ではほぼ満足できました。

おっと、ここで大事なことを書き忘れていることに気付きました。ベースへの固定です。

ダイキャスト製シャシーは無駄に重く、うっかりすると、せっかくここまで出来た模型を落としてしまいそうになります。

それに、汚し表現を加えていくと、模型を直接持つのが難しくなってきます。
ですので、持ち手という意味でも、ベースに仮固定したほうがよいです。

Img_8511001
ここで、不要部品とされているこの円柱部品の出番となります。
先に、このままツヤ消し黒で塗っておきます。






Img_8751001_2
そう、これ、ベースにボルト留めする際に、ボルトに通してベースと模型の間に挟み込むスペーサーなんですね。
きっちり車高に合わせて作ってくれてあるので、ピッタリです。




Img_8754001_2
別に、スペーサーなんて必要ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありませんよ。
模型はベース裏からボルトで留めるわけですが、スペーサーがないと、ボルトはどれだけでも締まっていってしまいます。
このキットはシャシーが金属製ですが、プラ製なら車体の底がボルトの引っ張る力に負けて変形し、どんどん膨らむか、あるいはベース側が変形して持ち上がってきてしまいます。これでは、ただベースに押さえつけているに過ぎず、固定力が得られません。
スペーサーがあるおかげで、ボルトとナットでキチッと締めることができるわけです(極端に言えば、模型がベースから浮いていても固定されます)。

それに、ボルトやネジが丸見えというのも、あまり見栄えがよくありませんしね。一石二鳥です。

ここまで考えてくれてあるタミヤには、感謝ですねぇ!(なぜ、説明書にそう書かないのでしょう??)

Img_8757001
ここで、一度上下を合体させて、汚しのバランスを見ます。
だいぶカッコよくなってきました! そろそろゴールが近づいてきたかも。

(もう少しつづく)

| | コメント (0)

2017年10月 5日 (木)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その20

P9196648001
さて、今回のキングタイガーは、前線でバンバン戦って…という車両ではなく、まだそれほど実戦に参加していない車両っぽくしたいという想定で作り始めました。
ですので、あまりハードな汚しやチッピング(塗装ハガレ)表現は似つかわしくないと思いますが、かといって新車みたいなのもおかしなものです。

そこで、ちょっと実車の資料写真を見てみます。

すると、サイドフェンダーに、白い筋状の汚れが無数に付いているのが分かります。
また、陸上自衛隊の戦車の写真を見ても、車体にかぶった土が流れ落ちた、同様の筋汚れが、かなりあります。
そこで、これをできるだけ再現してみることにします。

P9186634001
やはり、オイルパステルを使います。
この画材のいいところは、乾くことがないので、あせらず気長に作業できるところです。





P9186640001
極細筆で、ちまちまと線を描き込んだら、シンナーを含ませた筆で余分を拭き取り、さらに細くしていきます。






P9186635002
ちょっとやりすぎちゃった気もしますが、この後、保護のためのクリヤー(クレヨンコート)を拭いたら、逆に目立たなくなってしまい、さらに塗り重ねました。

でも、乾かないことは短所でもあり、重ね塗りをすると、コートしてあっても、先に塗った色が溶けちゃうんですよね。これがもどかしいところで、足し算と引き算を繰り返します。

P9186638001
前の、コーティング面は、オイルパステルならではのやりやすさです。
線がちょっと太くなってしまいましたが、凹凸の上からでも筋汚れが表現できます。





P9186642001
後ろも同様。









P9186645001
砲塔の上も、軽く汚しておきます。
写真ではかなり白くなっているように写ってしまいますが、実際はもう少し控えめです。






P9186643001
入り隅にも流し込んで、砂がたまったような表現をしてみました。

(つづく)

| | コメント (0)

2017年10月 2日 (月)

LINE@アカウント、作成しました

いつも当店をご利用下さいまして、まことにありがとうございます。

ご存知のとおり、当店はワタクシ店主一人で運営しておりますが、急用等により営業時間の変更や臨時休業がしばしば発生してしまい、たいへんご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。

そこで、試しに、LINEの機能を活用したLINE@アカウントを作成してみました。
急に留守にする場合等は、このメッセージ一斉送信機能を使って配信してみようかと思います。
LINEアプリをお使いのお客様は、もしよろしければ、下のボタンより「友だち追加」していただければと思います。

友だち追加

また、左サイドバーにも同じボタンを貼っておきます。 なにぶん不慣れなもので、またなにか不都合等ございましたら、ご教示ください。よろしくお願いします。

| | コメント (0)

2017年10月 1日 (日)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その19

Img_8740002
最後の大がかりな汚しとして、履帯の汚しをします(というか、しました…)。
作業を始めたら、一気に進めていくので、写真を撮っている余裕がありませんでした。

履帯だけは、ピグメントの質感が一番合うので、これを使います。
ピグメントは顔料の粉末なので、それ単体では定着しません。そこで、ホルベインのマットメディウムを接着剤代わりにし、MIGピグメントの「ドライサンド」を混ぜ、履帯の凹んだ部分(接地面ではないところ)に塗り込みます。当然、接地面にも付いてしまいますので、乾く前にボロ布等で拭き取ります。
また、生乾きのうちに、違う色のピグメントをパステル筆ですくい、軸をポンポンと叩いて粉をまぶしてボリュームを増し、色味にも変化をつけます。

マットメディウムは、乾くと透明になり、ヤセてしまいますので、塗った直後とは色合いやボリューム感が変わります。
1日乾かした後様子を見て、汚れ具合が足らなければ、また同じように汚れをつけます。

Img_8741002
接地面は、グラファイト鉛筆を擦り付け、金属感を出します。








Img_8747001
履帯の蝶番部分には、できれば汚れが入り込まないようにできるといいのですが、今回は埋まってしまいました。

次に、転輪などの足回りにピグメントをつけていきます。
同様の方法でもよいのですが、実車の写真を見ると、湿った泥汚れでない限り、盛り上がるほどに土がつくことはないように見えます。

そこで、まず、パステル筆ですくったピグメントを先にまぶし、アクリル塗料用うすめ液を流します。不思議なことに、アクリルうすめ液にはピグメントを定着させる効果があるようです。

乾いたら、色の違うピグメントを筆で直接を置き、乾いた筆で軽く押さえつけたりして、少しボリュームを増してやります。

こんな感じで、凹んだ部分にだけ土がこびりついたような表現をします。

(つづく)

| | コメント (0)

« 2017年9月 | トップページ