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2017年10月

2017年10月30日 (月)

お客様の作品のご紹介

転倒虫さんの連作の続きです。

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族車仕様 S30Z

使ったキットは、普通のオーバーフェンダーの改造車なのですが、グラチャンケンメリと合わせるために族車風に。

こちらは、赤メタ塗装です。

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フロントノーズが長くてコクピットが後ろ寄りな昔のクルマは、スポーツカーっぽくて、カッコイイですね。






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族車にしてはキレイでカッコよすぎますが、ナンバーをしゃくったりして、悪ぶっています笑

なんでしょうね、ホントはマジメな中学生が通学カバン潰してみた、みたいなデジャブ感があります(←話が古!分かります?30年以上前のお話です)。

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やっぱり、こっち側はフツーにキレイなクルマですね。
ホイールは変更してますが、車高等の位置合わせがバッチリです。作者さんは、いつもこのあたりは相当こだわって作られている気がします。


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前から見ると、さらにフツーの走り屋仕様に見えますね。
「ワルを目指したけど、なりきれなかった感」が半端じゃないです笑。





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前にも書きましたが、このガラスのクリアさはスゴイ! 少なくとも自分は、このレベル以上の作品は見たことがありません。
たかがガラスと侮るなかれ、難しい工作より、まずこれができるようになると、カーモデルがうまくなった気がするだろうなぁと感じます。

それにしても、狭い運転席。そこらのオバチャンの運転するクルマよりもシートが前寄り。運転どころか、もはや身体が入るとすら思えないレベルです。

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2017年10月27日 (金)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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模型転倒虫さん作品
ケンメリ&S30Z 族車仕様

いつも、とても仕立てのよい仕上げで魅せてくれる作者さんの、連作です。

今回は、いつもの作者さんらしからぬ、族車仕様で、しかも、この2作を並べる前提の連作です。

旧車の族車仕様のキットをプレゼントされたので、もらった以上は必ず作らねばということで制作されましたが、結局は、ちょっと品がないだけの走り屋仕様に。
こんなキレイにしているオニイサン達は、あまりいないような…。やっぱり、最終的には作者さんの作風になってしまいますね。

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どちらも、ライトガンメタル下地で青と赤に塗り分け。

ボディ横から後ろにかけてのラインは統一して、屋根からボンネットにかけてのラインを変えて個性を出しています。

このブルー、とても深みがあってキレイな塗装です。

フロントの形状等は、ずいぶんこだわって作り込まれたそうです。

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このライトガンメタルという塗色、とてもキレイナメタリックです。
この単色で塗っても、かなり映える模型になりそうな気がします。





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タイヤの位置や接地等は、いつものことながら鉄壁のカッコよさです。
この角度から見ると、今どきのオラオラ系ミニバンよりも、むしろ上品なくらいです笑。



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ライトを2色にしてみたり、芸が細かい。
それに、この作者さんの作品を拝見するといつも思うんですが、とにかくガラスのキレイさは出色です。
なぜか光の反射が少なく、形によってはガラスがないように思えることがあるほどで、これほどガラスをキレイに仕上げられる作者さんを、ほかに知りません。

Zのほうは、また後日ご紹介しますね。

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2017年10月26日 (木)

LINE@の「友だち追加」につきまして

先日から、営業情報の配信に、LINEを使っていますが、お客様から「友だち追加できないよ?」と教えていただきました。
確かめると、たしかに、「ユーザー数が限定されているので云々…」というメッセージが出て、これ以上追加できないことになっています。

実は、LINE自体、ヘビーユーザーではないので、あまりよく理解してないのですが、調べましたら、私側が、友だち数の上限を超えているとかなんとか。そんなワケはないんですが。

やっぱりよく分からないので、結局アカウントを追加しました。今は、リンク先をそちらに変更しましたので、一度試してみてください。

この方同様、追加を試みて「できないやん!?」と思われた方もいらっしゃると思います。申し訳ないです。教えていただいて助かりました。ありがとうございます。
(※この辺りのことに詳しい方いらっしゃいましたら、ご指導いただけるとありがたいです。)

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2017年10月25日 (水)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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単身赴任模型堂さん作品
タミヤ 1/6 CB750フォア

お預かりしてからずいぶん経ってしまい、ご紹介が遅くなってしまいました。
タミヤ1/6オートバイシリーズの、第1作目のキットです。
手に入れたのは10年ほど前とのこと。ずっと温めてあったんですね。

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美しいスポークホイールが見所ですが、スポークは、プラを洋白線に置き換えたそうです。
外装品のキャンディーレッドもひときわ美しく、旧車の模型に華やかさを与えていますねぇ。
これまた美しいマフラーは、最近のメッキ塗料かと思いきや、「こすって銀さん」仕上げだそうです。美しくて驚きました。この製品、前から知っていましたが、もっと鈍い鉄色っぽくなるものとばかり思っていました。いやいや、ピカピカですよ!

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実車をご存じの方は、若い方ではもういないかもしれませんが、このバイクの一番カッコイイところは、やっぱりこの4本出しのマフラーだと、勝手に思っています。
最近の、こじんまりまとまったバイクに比べて、いかにも威風堂々としてるでしょ?
今でこそ、リッターバイクが当たり前になりましたが、当時「ナナハン」は憧れだったでしょうからねぇ。

で、またウルサイんですよ、このバイク。たまに今でも走らせてる方を見ますが、バリバリというかズドドドというか、興味のない方なら顔をしかめるかもしれない爆音です。

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しかし、これが数十年前に設計されて発売になったプラモデルとは、信じがたいですね。
前から見ましたが、前輪と後輪もちゃんと整列していて、ヘンな歪みもありません。
サスやシートが可動で、ドライブチェーンも1コマずつ連結する方式だったそうです。
当時としては、本当に衝撃的なプラモデルで、こちらも少年たちの憧れの的だったのではと想像します。

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この、タンクからハミ出したエンジンの存在感が、迫力ありますよね。昔の空冷マルチは、またがるとこんな風景で、股の間にエンジン挟んでる感じが誇らしかったもんです。









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メーターは、針までちゃんとパーツ化されていて、実感たっぷり。








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ドライブチェーンは、最近タミヤからアフリカツインと同時に発売になったものを使われています。
製品名は「アフリカツイン用」とはうたっていないのですが、まあ、やはりというか、そのままでは合わず、スプロケを作り直したんだそうです。
あと、タンデムステップは、キットのままだと出た状態になってしまうので、たたんだ状態に改造されてます。

これだけの大作にもかかわらず、作者さん曰く、「1か月半もかかっちゃいましたよ~」ですって。
いや、おかしいでしょ!? 正しくは、1か月半で出来ちゃいました、でしょ?

で、これだけの大物を作ったら、しばらくは満足感に浸りたいところだと思うんですが、次作・次々作、そしてさらに次の作品までもう計画済みだそうです。
もはや、模型ジャンキーのアブナイ域に達しつつある気がします。ある意味、心配になってきました笑。


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現在、タミヤの1/6最古キットと最新キットの完成作品を並べて展示させていただいてます。実に眼福です(←他力本願な、ダメ店主汗)。
これがやりたくて、急いで作ったんだそうな。ショーケースの演出まで考えていただいて、店主タジタジです。

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それにしれもアフリカツイン、デカ!
カメラの位置的に少しパースが効いて強調されちゃってるとはいえ、CBも相当に大きいバイクのはずですが。高さが半端じゃないです。

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2017年10月22日 (日)

入荷案内 <おすすめツール類>

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グッスマ
極薄刃ニッパー

かなり久しぶりの入荷で、てっきり廃番になったものとばかり思っていました。
スリーピークス製で、同社オリジナルの「模型プロ」と同等品です。
しかも、硬さの異なる樹脂製のバネが2種類入っており、それでいて本家より低価格という、不思議な製品です。
片刃の薄刃ニッパーの先駆けで、とてもよく切れて、やたらと高価すぎないのがよいです。
店主も愛用しています。切り口がフルフラットなのをお求めの方に最適。

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ツノダ
精密薄刃プラニッパー

上記のスリーピークスとは刃付けの形状が少し違うので、切り口はフルフラットになりません(ゲート跡が少し残る)が、パチンと切れる感触が好みです。

また、刃の角度が大きめなので、刃をゲートにあてがう時に、手首が自然な角度で持てて、負担がかからず、切断部を確認しやすいです。
切り口がフルフラットじゃなくてもいいという方には最適。
ワタクシ店主個人的にはもっとも使いやすくて一番好き。価格も良心的で、イチオシです。

上記ニッパーは、ゲートカット専用です。間違っても、ランナーのような太いものをバチバチ切らないように。プラ以外の素材も厳禁です。

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童友社
きさげカッター
最近出た刃物系ツールでは、もっとも気に入りました。
店頭で試していただいた方は、ほぼ買って行かれるので、初回入荷分はすぐになくなってしまい、急いで入荷しました。

ハッキリ言って、手にとって眺めただけでは、「なんじゃこりゃ?」としか思えないと思いますので、一度、実際に使ってみてください。

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お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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Katauさん作品
「ミラクルガール」

見てのとおり、マンガ『YAWARA!』の一場面を立体化した作品です。
Katsuさんといえば、カーモデルの世界ではおそらく知らない人はいないであろう、フルスクラッチモデラーさんです。

お客様ではありますが、プラモデルにはあまり興味がない(何でも自分で作っちゃうから)という、プラモデル屋にとっては目の敵のようなお客様ではあります(ウソですよ)。

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この作品は、まだ学生の頃に、某コンテストに応募するために作ったのだそうで、もちろんフルスクラッチ(こういうのもスクラッチっていうんですかね?)です。

写真では分かりませんが、かなり大きな作品で、1/6スケールぐらいに相当するでしょうか。ファンドの固まりなので重く、しかも足1点だけで支えているので、作者さん談ではそうとう強化してあるとのことですが、やっぱり動かすのはおっかなかったです。

マンガを元にしているということは、そんな都合よくあらゆる方向から描いてくれてるはずはないでしょうから、数枚の絵から立体に起こしてるわけですよね。もう、(敬意を込めて)ヘンタイとしかいいようがありません…。

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また、一瞬ですが動きを感じさせる、止まったように見せない絶妙なポージングで再現してありますね。

とても動きを感じさせるアングルです。








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二人の人間が複雑に組み合った場面ですから、一体ずつ作って最後に組み合わせるなんてことはできないわけで、いったいどうやって作ったのかさえ、私ごときには分かりません。

人体としてのバランスもおかしくないですし、顔もちゃんとキャラクターらしい造形です。
特に手足の造形は、見事な観察眼とそれを立体に作り上げる感覚が、並はずれてるのだろうと思います。

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とにかく、凄すぎて、私にはなんの参考にもなりません。三重県には、ヘンなモデラーさんがたくさんいらっしゃるもんです。

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2017年10月16日 (月)

大作、いろいろ

当店のショーケースは、基本的に、お客様に作品をお持ち寄りいただいて展示する場としてご利用していただいてますが、最近、大作が相次いでいます。

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こんなのとか…、












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こんなのとか。
文字通り、デカイんです。

それぞれ、個別に改めてきちんとご紹介いたします(写真を撮らせていただくため場所を移すのに、持って壊しはしないかと、実にヒヤヒヤしました)。

おかげさまで、ショーケースはいっぱいいっぱいです。

その他の作品も、どれも素晴らしい力作ばかりですが、「初めて作ったゾ!」という作品も、もちろん大歓迎です。
このような作品を前にすると、「オレのなんて、横に並べる気が…」と気おくれする気持ちも分かります(店主自身がそうです)が、誰でも最初から上手なわけではありませんからね。
遠慮しないで、お持ち寄りください。

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2017年10月10日 (火)

「きさげカッター」、これはよいです

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先日ご紹介した「きさげカッター」。
派手なプロモーションもなく発売された工具です.

これといって何てこともないツールのようですが、使ってみると、特にフィギュアのパーティングライン取りに絶大な効果を発揮します。
今までに同様の製品が発売されてきましたが、ダンゼン使いやすく、作業がはかどります。

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もちろん、場所によってはデザインナイフのほうがよいですが、NTのデザインナイフの30度刃より尖っているので、このような狭いところでも刃を立てて使えて便利。





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先端まで剛性感があるので、力加減がしやすく、服のシワのように複雑な凹凸部に沿っても、えぐれることなくガシガシ削れます。

実際に測ったわけではありませんが、個人的には、3倍くらいのペースで作業が進んでいくような感覚です。

オススメです!

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2017年10月 7日 (土)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その22 <完成>

最後に、いくらかチッピング(塗装ハガレ)表現をします。
前にも書いたように、今回はまだあまり稼働していない車両っぽくしたいので、あまり大げさにならない程度にとどめたいところです。

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実車の白黒写真では、どの部位でどの程度塗装がはがれるものなのか、よく判別がつきません。
乗員が、おそらくこのあたりを踏んだだろうとか触っただろうと、ひたすら想像して、ハガレを表現します。



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最近のAFV模型では、ガビガビに錆びついたり撃破されて鉄くずになってしまった車両をリアルに再現した作品がとても多くなっていて、いかにそれらしく表現するかでいろんな方法があります。
中でも、実際に塗装をはがして表現する方法は、いかにもリアルで素晴らしいのですが、ハガレのコントロールが自分にとっては難しくて苦手です。

そこで、昔ながらのハガレを描き込んでいく方法が、性に合っていてやりやすいですね。とても地味ですが、思うように表現できるので、結局はここに落ち着いてしまいます。

タミヤ・エナメル塗料のグレイ系やブラウン系の色で、まだ若い傷の色を想像して作り、極細の面相筆で、点を打つ要領で描いていきます。大きめの傷も、基本的には点をつなげて描いていきます。
大きな傷を入れるつもりがないうえに模型も小さいので、パッと見では気付いてもらえないような極小のチッピングを、ちまちまと入れていきます。

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エンジンハッチの周囲は、乗員がよく踏みつけたりして、比較的ハガレも起こりやすかっただろうと思い、少し大きめに描きました。

話は違いますが、やっぱりグリルの網は欲しいところですねぇ。

あと、写真は撮りませんでしたが、サイドフェンダーにも引っかき傷を入れておきました。


Img_8774001砲塔は、車体に比べて汚しが控えめでおとなしいので、キューポラを中心に、ハガレは少し大きめにしてみました。







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そんなわけで、とりあえずいったん完成です。
まだ、少し物足りない点はあるので、また後ほど手を加えるつもりではいます。




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砲塔の機銃用リングには、後で機銃架だけ付けようと思っています。
それにしても、キングタイガーはやっぱりカッコイイですねぇ。さすが、キングだけのことはあります。




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ホントは9月までに作りたかったんですが、なんてことはない、1か月オーバーしました。
やっぱり、ウェザリングまでやるとなると、そこで一気に牛歩になってしまいますね。
でも、それが面白いところなんですけどね。

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キングタイガーは、なんといっても後ろ姿が最高です。




汚しまで入れての戦車模型制作は、3年ぐらい前に作った、1/48タイガー以来でしょうか? 久しぶりすぎて、手もアタマもいろいろ忘れていますが、それでも結局は自分の作風になっちゃうんですね。いつまで経っても、上達しないです…。

(おしまい)

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2017年10月 6日 (金)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その21

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サイドフェンダーの筋汚れは、ほぼ満足ができました。








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何度もクレヨンコートを吹いているせいで、表面が少しずつ梨地になってしまい(クレヨンコートはツヤ消しクリヤーです)、きれいに拭き取りができなくなって、細い線になりにくくなってきました。このあたりがやめ時でしょう。

転輪のピグメントでの汚しも、自分の技量ではほぼ満足できました。

おっと、ここで大事なことを書き忘れていることに気付きました。ベースへの固定です。

ダイキャスト製シャシーは無駄に重く、うっかりすると、せっかくここまで出来た模型を落としてしまいそうになります。

それに、汚し表現を加えていくと、模型を直接持つのが難しくなってきます。
ですので、持ち手という意味でも、ベースに仮固定したほうがよいです。

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ここで、不要部品とされているこの円柱部品の出番となります。
先に、このままツヤ消し黒で塗っておきます。






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そう、これ、ベースにボルト留めする際に、ボルトに通してベースと模型の間に挟み込むスペーサーなんですね。
きっちり車高に合わせて作ってくれてあるので、ピッタリです。




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別に、スペーサーなんて必要ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありませんよ。
模型はベース裏からボルトで留めるわけですが、スペーサーがないと、ボルトはどれだけでも締まっていってしまいます。
このキットはシャシーが金属製ですが、プラ製なら車体の底がボルトの引っ張る力に負けて変形し、どんどん膨らむか、あるいはベース側が変形して持ち上がってきてしまいます。これでは、ただベースに押さえつけているに過ぎず、固定力が得られません。
スペーサーがあるおかげで、ボルトとナットでキチッと締めることができるわけです(極端に言えば、模型がベースから浮いていても固定されます)。

それに、ボルトやネジが丸見えというのも、あまり見栄えがよくありませんしね。一石二鳥です。

ここまで考えてくれてあるタミヤには、感謝ですねぇ!(なぜ、説明書にそう書かないのでしょう??)

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ここで、一度上下を合体させて、汚しのバランスを見ます。
だいぶカッコよくなってきました! そろそろゴールが近づいてきたかも。

(もう少しつづく)

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2017年10月 5日 (木)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その20

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さて、今回のキングタイガーは、前線でバンバン戦って…という車両ではなく、まだそれほど実戦に参加していない車両っぽくしたいという想定で作り始めました。
ですので、あまりハードな汚しやチッピング(塗装ハガレ)表現は似つかわしくないと思いますが、かといって新車みたいなのもおかしなものです。

そこで、ちょっと実車の資料写真を見てみます。

すると、サイドフェンダーに、白い筋状の汚れが無数に付いているのが分かります。
また、陸上自衛隊の戦車の写真を見ても、車体にかぶった土が流れ落ちた、同様の筋汚れが、かなりあります。
そこで、これをできるだけ再現してみることにします。

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やはり、オイルパステルを使います。
この画材のいいところは、乾くことがないので、あせらず気長に作業できるところです。





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極細筆で、ちまちまと線を描き込んだら、シンナーを含ませた筆で余分を拭き取り、さらに細くしていきます。






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ちょっとやりすぎちゃった気もしますが、この後、保護のためのクリヤー(クレヨンコート)を拭いたら、逆に目立たなくなってしまい、さらに塗り重ねました。

でも、乾かないことは短所でもあり、重ね塗りをすると、コートしてあっても、先に塗った色が溶けちゃうんですよね。これがもどかしいところで、足し算と引き算を繰り返します。

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前の、コーティング面は、オイルパステルならではのやりやすさです。
線がちょっと太くなってしまいましたが、凹凸の上からでも筋汚れが表現できます。





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後ろも同様。









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砲塔の上も、軽く汚しておきます。
写真ではかなり白くなっているように写ってしまいますが、実際はもう少し控えめです。






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入り隅にも流し込んで、砂がたまったような表現をしてみました。

(つづく)

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2017年10月 2日 (月)

LINE@アカウント、作成しました

いつも当店をご利用下さいまして、まことにありがとうございます。

ご存知のとおり、当店はワタクシ店主一人で運営しておりますが、急用等により営業時間の変更や臨時休業がしばしば発生してしまい、たいへんご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。

そこで、試しに、LINEの機能を活用したLINE@アカウントを作成してみました。
急に留守にする場合等は、このメッセージ一斉送信機能を使って配信してみようかと思います。
LINEアプリをお使いのお客様は、もしよろしければ、下のボタンより「友だち追加」していただければと思います。

友だち追加

また、左サイドバーにも同じボタンを貼っておきます。 なにぶん不慣れなもので、またなにか不都合等ございましたら、ご教示ください。よろしくお願いします。

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2017年10月 1日 (日)

タミヤ 1/48 キングタイガー(ポルシェ砲塔) その19

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最後の大がかりな汚しとして、履帯の汚しをします(というか、しました…)。
作業を始めたら、一気に進めていくので、写真を撮っている余裕がありませんでした。

履帯だけは、ピグメントの質感が一番合うので、これを使います。
ピグメントは顔料の粉末なので、それ単体では定着しません。そこで、ホルベインのマットメディウムを接着剤代わりにし、MIGピグメントの「ドライサンド」を混ぜ、履帯の凹んだ部分(接地面ではないところ)に塗り込みます。当然、接地面にも付いてしまいますので、乾く前にボロ布等で拭き取ります。
また、生乾きのうちに、違う色のピグメントをパステル筆ですくい、軸をポンポンと叩いて粉をまぶしてボリュームを増し、色味にも変化をつけます。

マットメディウムは、乾くと透明になり、ヤセてしまいますので、塗った直後とは色合いやボリューム感が変わります。
1日乾かした後様子を見て、汚れ具合が足らなければ、また同じように汚れをつけます。

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接地面は、グラファイト鉛筆を擦り付け、金属感を出します。








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履帯の蝶番部分には、できれば汚れが入り込まないようにできるといいのですが、今回は埋まってしまいました。

次に、転輪などの足回りにピグメントをつけていきます。
同様の方法でもよいのですが、実車の写真を見ると、湿った泥汚れでない限り、盛り上がるほどに土がつくことはないように見えます。

そこで、まず、パステル筆ですくったピグメントを先にまぶし、アクリル塗料用うすめ液を流します。不思議なことに、アクリルうすめ液にはピグメントを定着させる効果があるようです。

乾いたら、色の違うピグメントを筆で直接を置き、乾いた筆で軽く押さえつけたりして、少しボリュームを増してやります。

こんな感じで、凹んだ部分にだけ土がこびりついたような表現をします。

(つづく)

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