« アスカモデル 1/24 ツュンダップKS750 パート1 その6 | トップページ | ベルト履帯のその後 »

2017年4月 9日 (日)

ベルト履帯の弛ませ方のヒント

今、2年ぶりに戦車プラモを制作中です。お題は、タミヤの1/35タイガー1型初期型です。
転輪がいっぱいあって(片側4列ありますからね)、しかもゴム縁なので、塗装がメンドクサイですね~(笑)。

このキットには、ベルト式の履帯がセットされています。昔のベルト履帯は、接着剤が効かない材質で、接続ピンを差し込んで、熱した釘等でつぶしてつなげる「焼き止め」が主流でしたが、最近のは接着剤が効く素材に変わり、塗装もできるようになりました。
ただ、経年変化には弱い面もあるようで、とことん嫌いというかたもいらっしゃるようです。
幸い、私自身は、過去の作品で履帯がちぎれてしまったという苦い経験はまだないのですが、作りかけのキットで、箱の中ですでに切れている、というのを見たことがあります。

閑話休題。

ところで、ベルト式は、組み立てそのものは手間いらずで簡単ですし、前述のように接着も塗装もできるようになって、採用しているメーカーも多いのですが、輪ゴムのように丸まってしまって自由に形付けができないので、連結式に比べて、重量感を表現しにくいのが難点です。
特にタイガーやキングタイガー、パンサーのような、上部転輪がない車両の場合、この弛みをいかに自然な感じに再現するかがカッコよさのキモなので、連結式が重宝されることが多いです。私も、実際は連結式のほうが好きです。

そこで、ベルト式でも比較的簡単に弛み表現をつけられる方法をご紹介してみますね。

Img_7813001a
まず、起動輪の一部を、履帯に接着しちゃいます。
この部分は、あとから少し力を加えるので、外れないようにガッチリと接着し、慌てずによく乾かします。
プラ用接着剤が効かない素材の場合は、組み付けたら見えなくなる箇所なら多少汚くなってもいいので、瞬着や難接着素材用接着剤で固めましょう。

表になる部分も、流し込み接着剤で固めておきます。

左側の履帯で説明していきますね。赤矢印のところから左(つまり前ですね)に、歯3丁分くらいを接着しています。

Img_7815001a
片手持ちで撮ってるので、ブレブレで見苦しくてすいません。

起動輪を車体に接着します。このように、履帯が浮き上がってしまって、リアル云々以前に、カッコ悪いですね…。これをなんとかしたいわけです。

さて、先ほどの赤矢印のとこが、今ここに来ています。
このまま、起動輪を後ろ(水色矢印の方向)へ回していきます。

Img_7816001a
接着点が、真上を少し過ぎるあたりまで回すと、このように、勝手に下へ反り返って、弛んだようになってくれます。これだけ。簡単ですね!
タイガー1型の場合は、ここから橋がかかって、前から3つ目の転輪に接すればOKです。


Img_7818002
あと、忘れてはいけないのが後ろ。誘導輪のとこです。
起動輪と同じで、この前の部分が浮いてしまうと、やはり重量感がなくなるので、最後尾の転輪までが少し下へ反るように、接着します。

以上で終了~!
あとは、浮いている履帯を、車体の隙間に詰め物をするなどして押さえ、各転輪と接着するだけです。

戦車の種類やキットによって、細かいところは多少変わってきますが、たぶん、ほとんどの場合応用効くんじゃないかと思います(全部はやったことがないので分かりませんが…)。

よかったら、試してみてくださいませ~。

|

« アスカモデル 1/24 ツュンダップKS750 パート1 その6 | トップページ | ベルト履帯のその後 »

キャタピラ」カテゴリの記事

キャタピラ組み立てのコツ」カテゴリの記事

ワークショップ」カテゴリの記事

制作工房」カテゴリの記事

コメント

初めまして。
履帯の接着方法は参考になりました。ベルト式を組む時にやって見ます。
あと、ベルト式は劣化で千切れたりするんですね。私の鬼のように積まれたキットがどうなっているのか心配になって来ました(^_^;)

投稿: 猫舌ロビン | 2017年4月11日 (火) 11時32分

猫舌ロビンさん、こんにちは。コメント、ありがとうございます。
ご参考になれば何よりです。一度やってみてください。

ベルト履帯の劣化については、ドラゴンのDS素材のものが、箱の中でダメになっていたのを見たことがあります。
でも、自分で作ったものは、今のところ無事です。
保管状況とか環境による面もあるかとは思いますねぇ。

投稿: Bluebell | 2017年4月11日 (火) 18時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アスカモデル 1/24 ツュンダップKS750 パート1 その6 | トップページ | ベルト履帯のその後 »