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2015年8月25日 (火)

私的メッキ調塗料考

世の中には、いわゆる「メッキ調塗料」なるものがけっこういくつも出ていて、模型用としても数種類手に入ります。

でも、使い方ひとつで結果に差が出る、使い方が難しい塗料かもしれません。今日は、お客様が「タクミ」というメーカーのメッキ調塗料を持ってきてくれたので、一緒にいろいろ試してみました。

ただし、結果や感想はあくまで個人的な主観ですので、人によって感じ方は違うかもしれません。あらかじめご了承ください。

Img_3227001
塗ったのは、手近にあった透明の塩ビ板です。左から、そのまま・白下地・黒下地で、両面を塗っています。

まず、クリアのままでは、金属感はありますが、メッキ感とは明らかに違います。裏側の銀が透けて見えている感じで、これはダメです。

で、白下地と黒下地ですが、お客様とも合意したことは、銀の下地は黒がいいとよく言われますが、「黒下地にしたからメッキっぽさが出るというわけではなさそうだ」ということです。
写真ではうまく伝わらないのですが、下地色の違いは色味への影響が大きく、メッキらしい、顔が映り込むようなピカピカの光沢感とは関係なさそうです。
メッキらしさを出すのは、表面をいかに鏡面にしておくかにかかっている気がします。鏡面の度合いで、メッキらしさはいくらでも変わってしまいます。
今日は時間の都合でやっていませんが、ツヤあり塗料を塗って磨いただけでは不足で、ちゃんとクリアーを上かけし、そのうえで磨いてピカピカにしておく必要があります。

黒下地だと、重厚なブラックメッキのような色合いになるので、カーモデルのドアハンドルやミラーのようなメッキ感とは、ちょっと違う気がします。
白下地のほうが、キラキラの明るい感じになって、「クロームメッキ部分の再現」には近いと思います。

また、塗り方としては、アルコール系の塗料(「メッキシルバーNEXT」や「メッキ伝説」など)の場合は、薄く吹いてすぐにエアーブローし、速やかに揮発分を飛ばすという方法が有効です。ブロアーがなくても、エアーブラシでエアーだけを出せばOKです。
一度にたくさん吹くと、塗料の粘度が低くサラサラなこともあって、金属粒子が泳いでしまいますし、乾燥の際に染みのようなムラが出るので、控えたほうがよさそうです。
これを数回繰り返すと、粒子感の少ない塗面ができますよ。

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