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2013年5月 9日 (木)

エアブラシのFAQ

最近、エアブラシについての質問をよくいただきます。その中で、多いものを少し紹介しましょう。

Q. エアブラシの掃除はどの程度すればいいの?
A. 作業中の色替え程度であれば、カップの中をキレイに拭いて、うがい洗浄とシンナー捨て吹きで十分だと思います。
作業後の手入れも、しばらくしてすぐ使うなら上記と同じでよいでしょう。数日使わないときは、上記の掃除に加えて、ニードルを引き抜き、先端の塗料を拭き取って、できればニードルパッキンとの摺動部にグリスを薄く塗って、元に戻します。これをやっておくと、次回使用時のニードルの固着を予防できます。
「エアブラシは、後片付けが面倒」という方もいらっしゃいますが、慣れてしまえば面倒というほどのことではありません。逆に言えば、面倒と思うほどの大掃除を、毎回する必要はありません。

Q. 塗料は何倍に薄めるのが適当なの?
A. 塗料の種類と、原液の状態によって違います。「何倍にすればいい」というものではありません。
塗料の希釈の目的は、塗料(色)の濃度調整と勘違いされがちですが、基本的には、塗料の粘度(とろみ具合)を最適にすることです。これは筆塗りでも同じことです。応用として、シンナーの量で色の濃さを加減することもありますが、シンナーの混ぜ過ぎは、塗面を荒らしたりといったデメリットもあるそうです。色を薄くしたいのなら、クリアーを混ぜるのもひとつの手でしょう。
もしも原液が水のようにサラサラなら、薄める必要はありません。逆に、水アメのようにドロッとしていれば、何倍にも薄めなければいけないでしょう。つまり、原液の粘度が様々なのに、「3倍」などと決まった割合で希釈しても意味がないのです。また、いくら希釈しても、シンナーの粘度以下になることもあり得ません。
ちなみに、エアブラシメーカーの言う、エアブラシ塗装に適した粘度は、「牛乳程度」だそうです。つまり、原液の粘度に関わらず、これくらいの一定の粘度になるように調整するわけですね。

Q. エアブラシの押しボタン操作で、エアの量を調整するの?
A. エアバルブは開閉操作のみで、流量調節はできません。
時々そのようなことを書いた雑誌記事を見かけます。厳密に言えばできなくはないかもしれませんが、そのような構造にはなっていません。だからこそ、先端付近に流量調節機構を備えたエアブラシがわざわざ発売されているのです。
また、レギュレーターと流量調整機構(スピードコントローラー)は、似て非なるものです。まずはエア圧をレギュレーターで調節するのが基本です。

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